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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

探偵ガリレオシリーズ第2段「予知夢」を読み終わった。前作に続いておもしろかった。よく考えたら「謎解きはディナーのあとで」も名探偵ものだった。おもしろいからいいのだ。

これで4日前に借りてきた本4冊を読み終わった。なんかペースが早い。別に読むのはいいと思うのだが、これでいいのか?と自分で思う。取り憑かれたように読んでいる。えらく極端だ。数えたらこの1ヶ月で11冊も本を読んでいるではないか。少し前までは錆びついた頭で本も読めないなんて言ってたのに。テレビでくだらないバラエティ番組なんか見てるよりずっとましかもしれないが、何かがおかしいような気がする。動き出したら止まらない。何かのコントロールを失っているようだ。何かのバランスが悪い。過ぎたるは及ばざるが如し。このままだと何かがダメになることはないのか。読書依存症なんてあるのだろうか。他のこともしろよって感じだ。いやしてることはしてるけど。最近本を読むために割いた時間はいったい前は何をしていたんだ。何かを犠牲にしているのではないか。自分が今までにない形でなにか変な状態になっているような気がする。

考えすぎだろうか。でもまた4冊の本を予約している自分がここにいる。

黙って音楽を聴くのもいいだろう。サカナクション「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」。サカナクションのMVはおもしろいものが多い。ここに出てくるシンクロ人形はライブ演出でも出てくる。「心地よい違和感を大事にしている」とライブのビデオでも言っていたが、本当にどの曲も不思議な感じがする。

今日は9時20分起床。夜中に1回目が覚めた。最初に勤めていた会社が夢に出てきて、同僚の女性と一緒に何かしていた。中途採用のその女性は私より4つ年上だったが、自分と馬が合ってよくつるんでいた。彼女は今どうしているだろう。この会社は定期的に夢に出てくる。

午前中は年賀状を刷っていた。この前に作ったのがあまりにも手抜きだったのだが、年賀状ソフトの素材集から適当に背景を挿入したらそれらしくなったので、もうこれでいいやと思って印刷。ときどきこのプリンターは紙送りに失敗して2枚がずれて重なって出てきて2枚ともダメにすることがあるのでヒヤヒヤ。と思っていたら宛名の印刷のときに2枚ずれて出てきた。2枚ダメにした。ショボーン。失敗はそれだけで、後はちゃんと印刷できたので、一言を書いていくのは明日以降にしよう。

夕方から妻と内科クリニックに行ってインフルエンザワクチンの予防接種。1人3,000円、2人で6,000円という料金は妥当だと言えるかもしれないが、ちょっと痛い。注射は痛くなかったが財布は痛い。でもインフルエンザになるのは怖いのだ。今まで何回もインフルエンザになったが、その都度苦しい思いをした。一番しんどかったのは社会人1年目のときで、3日間40℃の熱で会社の寮でうんうん唸っていた。その初日に阪神淡路大震災が起こって、2日目に寝ながらテレビの音声を聞いていたら死亡が確認された人の名前が読み上げられていって、友だちの名前が聞こえたのでびっくりした。同姓同名だったのだが、あのときは心臓が止まるかと思った。

帰ってきたら喪中はがきが1通届いていた。遅いっちゅうねん!最近亡くなったというわけでもないみたいなのに。もう年賀状刷っちゃったよ。私が早すぎたのか?いや12月18日に喪中はがきはいくらなんでも遅いでしょう。もう年賀状出してもいい期間だよ。

クリニックでもらった「インフルエンザワクチンの摂取の受け方」。未だに「ワクチンは危険」なんて言ってる奴いるのだろうか。いるみたいだなあ。

インフルエンザワクチン接種

昨日の夜は「謎解きはディナーのあとで」を最後まで読んだ。めっちゃおもしろかった。本屋大賞を取るわけだ。シリーズ3巻まであるみたいだから全部読もう。

そして今度は清水義範の「いい奴じゃん」を昨日と今日で一気に読んでしまった。清水義範にしては珍しく普通の小説でおもしろい。いや、他の作品がおもしろくないという意味ではなく、彼の小説はとてもおもしろいのだが、パスティーシュだったり日本語で遊んでいたり何かを思い切り皮肉っていたり、なんか変化球が多いのだ。こういうストレートな球も投げるんだな、とちょっと新しい発見。「幸せになることに図々しい」というセリフがちょっと気に入った。自分も図々しく幸せになりたい。こんな訳のわからない病気を抱えていても。いや、既に図々しく幸せなのだ。

今日も動画を貼っておこう。高橋優「aquarium」。最近知ったアーティストだが、社会派な曲が多いらしい。冒頭の、

ねえこれから話すことは
君と僕の中だけの秘密にしよう
少し手を汚してもらうけれど
いつか君も分かる日が来るよ
だから疑問とか言うべきじゃないよ
やれって言われたことだけやれ
なんで?じゃなくそう言うもんなのよ
社会とは、大人とは、understand?

という歌詞にぶっ飛ばされた。社会とはそう言うものなの?手を汚してもらうけれどって。

今日は9時半起床。起きるのがしんどい。そしてめっちゃ寒い。昨日の夜もかなり寒かった。うちの風呂はめちゃくちゃ寒いので、最近風呂がどんどん地獄になる。冬場はずっと地獄なのだが、まだまだこれからなんだろう。やな季節になったな。外に出かけるのも億劫だ。

水道料金の紙が入っていた。前回はいきなり高くなってびっくりしたので、どこで使いすぎているのか考えた結果、風呂のシャワーの水圧が原因かもしれないと思って気をつけたのだが、今回も相変わらず高い。前回は49m³で10,111円だったのだが、今回は48m³で9,680円と若干減ったがまだまだ高い。なんでこんなに増えたんだろう。何を気をつけたらいいんだろう。

午前中は本を読んでいた。「謎解きはディナーのあとで」がおもしろくてサクサク読めてしまう。午後になって、昨日はPCにかかりっきりだったので今日は天気もいいしどこかに出かけないと、と思いつつなかなか重い腰が上がらない。少し前よりも明らかに気力が低下している。やはり寒くなったせいか、単純に調子が悪くなってきたのか。なんとか機械的に着替えていつもの公園へお散歩。今日は公園は閑散としていた。朝に雨が降ったので空気が澄んでいて太陽の光が眩しい。45分くらい歩いて帰ってきた。

その後はずっと本を読んでいる。面白いから読んでいるのか、読まなければいけないという強迫観念に駆られているのか自分でもわからない。そんなに急いで読まなくてもいいんだよ。自分に言ってみる。ふと、昔カウンセラーに言われた「取り戻そうとか思わなくていいんだよ」という言葉が脳裏をよぎる。自分は何かを取り戻そうとしているのだろうか。灰色に覆われた長い空白の時間か。

今日も動画を貼っておこう。映画「スマホを落としただけなのに」の主題歌、ポルカドットスティングレイ「ヒミツ」。このMVもその映画を意識したものになってるが、よゐこの有野が不気味でおもしろい。観に行きたいけど、今の自分のコンディションでは映画館は無理だな。途中で休憩をはさみながらでないと映画なんか観れない。

今日は午前中ずっと段ボール箱のことを調べていて疲れた。なんでこんなことで悩まないといけないのか。結局物を送るのに使う段ボール箱をネットで注文するというわけのわからないことをした。梱包されてくるのだろうか。

午後からは図書館へ。読みたい本を市立図書館のサイトで次から次へと予約していったら、4冊同時に用意ができたとのメールが来た。ひえ~予約しすぎ~。借りていた本を返して、予約していた4冊を借りた。返却期限は1月5日だからゆっくり読もう。図書館の中をぶらっとして、おもしろそうな本をメモして帰ってきた。自然科学のコーナーに行こうかと迷ったが、ちょっと疲れていたのでやめておいた。

借りてきた本借りてきた本

「予知夢」は先日読んだ「探偵ガリレオ」のシリーズ第二弾。「謎解きはディナーのあとで」は昔ドラマになった本で、観ていておもしろかったので借りてみた。確かその年の本屋大賞を取ったのではなかったかな。北川景子と櫻井翔の掛け合いが面白かった。「火花」は言うまでもなくお笑い芸人又吉直樹の芥川賞受賞作。

この間から、話題になった本や芥川賞を取った本、おもしろかったドラマの原作ばっかり読んでいるが、とりあえずおもしろそうな本、というかある程度おもしろいだろうとわかっている本から手をつけている。まずは「火花」から読んでいるが、又吉ってすごいな。だてに太宰に傾倒していたわけではないということか。報道ステーションで芥川賞受賞のニュースがとりあげられた時、古館伊知郎が「芥川賞と本屋大賞の区分けがだんだんなくなってきた」みたいな発言をして「芥川賞にも又吉にも本屋大賞にも失礼」と炎上したとか。読んでもいないのに、有名人が取ればそういう色眼鏡で見るのかねえ。