TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

 

「気が変わりましたか?」

 

診察室に入ってきた妻と私の顔を見た瞬間、医師はそう言った。

 

先週の水曜日。

妻と私は、妻のCTの再検査の結果を聞きにK病院へ行った。前回のCTの時には、念のための再検査という感じだったので、二人とも楽観視していたが、現実は甘くなかった。

少し軽いノリのその医師は、2つのCTの画像を見せながら色々説明してくれた。何かオブラートで包んで話をしているような感じで、まだ経過観察の猶予はある、と言った。だが、そこに鋭く針をさすかのごとく、

「だけど、これは医者としては非常に気になる」

と、その言葉だけはかなり強い口調で言った。そこにその医師の本音があり、本当はそんなに楽観視できない事態だということを物語っていた。


「とりあえず2月くらいに再検査にしておきますか」と医師が言ったので、そうすることにしたのだが、診察室を出る間際に、

「気が変わったらいつでも来てください」

医師はそう言った。そこにも医師としての本音が顔を出していた。

 

妻はネットで調べまくった。自分と同じような症例の人が、ブログなどに体験談を書いたり、CTの画像を載せていたりした。それほど恐れることでもないようだ。 

妻は腹をくくった。やるなら早い方がいい。二人でそう話し合い、今日予約外で病院に行った。そこで、開口一番に言われたのが冒頭のセリフである。たくさんの患者を診ているのに、よく自分の言ったことを覚えているなあ、と二人とも驚いた。

それから話は早かった。院内紹介ということで、今度は改めて外科を受診することになった。担当外科医が火曜日と金曜日だけなので、明後日に行くことにした。

 

なぜこんなに病院ばっかり行かないといけないのだろう。月曜日は2人ともメンタルクリニックに通院だ。

今日も朝からしんどかったが、お昼を回って少し経った頃から、なんとか動けそうだったので、頑張って蒲田のサカゼンへ行った。昨日は横浜でも30℃を超えたが、今日は25℃の予報。どういう格好をしていこうか迷ったが、どうせ暑がりの自分だからTシャツ1枚で十分、と思って外に出た。

外を歩いたり電車に乗っていたりすると、いろいろな服装をした人がいる。ぱっと見では、今がいつの季節かわからない。しかし、サカゼンの大きな服のフロアに行くと、Tシャツ1枚の客ばっか。

ジャージのズボンを履いてみせると、明らかに長すぎるのが一目瞭然。「急いでやり直します」とのことで、今日の17時半にできる、と言われた。前回は当日中にはできなかったのだが、向こうのミスということもあったのだろう。どうやら超特急でぶち込んでくれたようなのだ。

店についたのが16時頃だったのだで1時間半ほど蒲田周辺を散策してから、ジャージを受け取って、今度はきっちり試着してから帰宅。

 

ジャージ

今回切った部分の切れ端。約6センチ。

 

ジャージ

そして裾を詰めなおしたズボン。ちょっと見にくいが、折り返しの部分が3センチくらい。あわせて9センチくらい長かった。

最初に試着した時に、店員がちゃんとクリップで止めていた、と一緒に見ていた妻が言っていたのだが、なんでこんなミスが起きるのか。

 

今日みたいな日は「過ごしやすい日」なんだろうけど、今度は台風が来る。やれやれ。

今日は妻の通院について行った。一昨日のCT検査の結果を一緒に聞きに行ったのだ。

台風は温帯低気圧に変わったらしいが、外はものすごい風。
みなとみらい地区はビル風がものすごく、体重100キロの自分でも歩いていると持って行かれるかと思った。(これは冗談ではない)
ミニスカート率は以外に高かったが、収穫はゼロだった。(これは冗談)

しかも暑い。暑いと思ったら、横浜の最高気温は28℃だったらしい。もうちょっとで真夏日ではないか。猛暑日の地域もあったとか。もう10月なのに、何を考えているんだ。

病院の予約は12時半。余裕をもって12時には病院についた。総合病院なので、受付番号の数字が書かれた紙を持って待つ。電光掲示板によると、12時の時点で10時の患者さん診察中、とな。なんでやねん、と思いつつ、ひたすら待つ。ひたすら待つ。なかなか進まない。そしてひたすら待つ。受付にえんえんとクレームをつけている変なおっさんもいた。

結局呼ばれたのは14時頃。医師から前回と今回のCTの画像を見せられて、説明を聞く。結果は・・・・・・、

 

芳しくない。

 

医師によると、まだ経過観察の猶予はあるという。

4月の終わりまでは自分たちは常任委員の役割がある。棟内のタスクに関しては、上期と下期でお隣さんで分担し、下期はうちの担当なのだ。お隣さんはお隣さんで、いろいろ大変なのはわかっている。

とりあえず、今度は2月にCT検査の予約を入れたが、いずれは覚悟し、決断しないといけないだろう。

昨日の日記で、

とは言え「交通費を出せ」などとまで言えるはずもない。そこまで言い出したらクレーマーである。

と書いた矢先、今日こんなニュースが。

従業員に土下座させ43歳女逮捕…ネット掲載か

購入した商品を巡って衣料品店の従業員に土下座をさせ、自宅に謝罪に来るよう約束させたとして、北海道警札幌東署は7日、札幌市白石区菊水元町、介護職員青木万利子容疑者(43)を強要容疑で逮捕した。

調べに対し、青木容疑者は「土下座や約束はさせたが、強要はしていない」と容疑を否認しているという。

  (YOMIURI ONLIEより)

ネットにのニュースには書いてなかったが、新聞記事によると、

店側は商品の代金を返金したが、青木容疑者が「時間を返せ。交通費を払え」などと迫ったという。

だとさ。

本当にいるんだな、こういう奴。

今日は妻のCT検査で、病院まで一緒について行った。別に結果が今日出るわけではないので、わざわざついていく必要はないのだが、少しでも外出する口実を作って、できるだけ外に出ないといかん。

しかし今日は暑かった。暑いといっても最高気温は25℃だが、それでも夏日ではないか。もう10月に入ったというのに。しかも明日は27℃の予報。いったいどうなってるんだ。いつまで暑いつもりやねん。

 

それはそうと、しくじったことがある。

先月ジャージを蒲田のサカゼンで買ったのだが、裾直しが当日にはできないということで、後日受け取りに行くことになっていた。それを先週の土曜日に取りに行って、昨日、つまり日曜日の夜になって履いてみたところ、

 

殿中でござる。

 

とまではいかないが、違う。明らかに長い。お願いしておいた長さではない。おかしいな、ちゃんと試着室で履いてみて、ウエストの位置もあわせて、店員さんを呼んで、

「この辺でよござんすか?」
「へい、よろしくてよ」

と確認したはずなのに、明らかに10cm近く長い。これではたとえ靴を履いたとしても、裾を踏んで転びそうだ。

お店に電話して、もう一度丈を詰めなおしてもらえるか聞いてみた。ちょっと品物を見ないことにはなんとも言えないですが・・・、というアバウトな返答だったが、まあいい。どうせ直させるのだから、もう一度持っていくことにしよう。幸いレシートもとってある。

それにしても、無駄な出費である。預けていたズボンを受け取った時、念の為にそこで試着してみて確認してみたら話は早かったのに。遅くとも土曜日中に履いていたら、日曜日にコートを買いに行くついでに持っていくことができたのに。もう一度蒲田まで行かないといけない。何が無駄かって、電車賃が無駄である。

普段、自分たちはめったに電車に乗らない。障害者が年1200円の料金で利用できる「福祉特別乗車券」を持ってiいるので、横浜市内を走る全てのバスに無料で乗車できる。さらに横浜市営地下鉄も無料になる。だから、自分たちは普段は交通費のかからないところにしか行かない。横浜市から外に出ることはめったにないのだ。

蒲田までJRで往復すると、電車賃は420円。420円あったら88円で売っている2リットルのミネラルウォーターを4本買ってもお釣りが来るではないか。向こうのミスのためにわざわざ電車賃をかけて行かないといけない、というのは腑に落ちない。

とは言え「交通費を出せ」などとまで言えるはずもない。そこまで言い出したらクレーマーである。しかたがない、明日元気だったら、また蒲田まで行ってこよう。

 

まあ、なんだかんだ文句たらたら書いているが、少し遠くまでの外出訓練とでも思うことにすればいい。