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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

妻のいない我が家。

そんなに広くもないのに、やけにだだっ広く感じる。

相変わらず体はしんどい。

朝食はトースト2枚。

昼食は冷凍のピラフと冷凍の竜田揚げ。200円弱くらいか。できるだけ切り詰めなければ。

洗濯はしていない。1人だけだから、2日に1回でいいや。

昨日、妻が部屋干ししていった洗濯物がまだぶら下がっている。

早く畳んでしまわないと、今度はホコリをかぶるのに、気力が出ない。

夕飯はどうしよう?

妻が入院して手術することを、先日父と兄にメールで知らせたところ、2人とも心配して電話してきた。

2人とも勘違いしていたのだが、今回の手術は、良性か悪性かを検査するための手術ではなく、病変そのものを除去する手術である。自分の書いた日記を読みなおしてみても、なんか曖昧に書いているので、この日記を読んでいる方も誤解されているかもしない。

元々は、妻が6月頃に咳が止まらなくなったところから始まる。近くの内科クリニックに行って薬をもらったのだが、それでも咳は治まらなかったので、胸のレントゲンを撮ってみた。すると、ちょっと気になるので大きな病院でCTを撮ってください、と言われたのだ。

紹介状を持ってK病院を訪れたのが7月。その時のCT検査の結果は、肺全体になんかもやもやがかかっていて、それとは別に肺の端っこにかすかな影がある。多分炎症かと思いますが、3ヶ月後にもう一度CTを撮りましょう、と言われた。

そして先日、2回目のCT検査を行った結果、全体的にかかっていたもやもやは無くなっていたのだが、端っこのかすかな影は消えてなかった。ここに何かある、というのは確実だった。咳が止まらなかったのとは関係なかったようで、偶然見つかったのである。

それはまだ6ミリくらいの小さな何かだが、体を傷つけずに内視鏡を使って細胞を取ってきて病理検査、ということが位置的にできないらしい。取ってくるなら手術しかない、ということで、外科に回された。

今回の手術は検査のためではない。6ミリくらいの腫瘍か何かなので、その辺りの組織をごっそり(でもないか)取ってきておしまいである。その後、改めて病理検査するだろうが、悪性だったとしても、まだ6ミリという小ささである。周りの組織ごと切除するので問題ない、とのことだ。

今は何の症状もないし、いまいち妻も実感がわかないようだ。内視鏡を使う手術で、内視鏡を入れる穴と、その左右から病変を切除するアームを2本入れるので、それら3つの穴があくだけである。体への負担は軽く、術後も「痛い」というのを除けば、特に心配はなく、1週間くらいで退院できるとのこと。2人ともあまり危機感はない。

台風情報は少し変わって、入院日にはまだ台風は来ないようだ。荷物も多いし、少しでも天気がいいといいな。

今日、妻に付き添いでK病院の外科を訪れた。

予め病変の細胞だけを取り出して検査できれば、余計な手術はしなくて済むかもしれないのだが、それがちょっと無理な位置にあり、良性か悪性かは開いてみないとわからない、ということで外科に回されたのだ。

内科医からは、内視鏡を使用した手術で切除するのは難しく、切開して摘出する必要があるので2~3週間は入院しないといけない、と聞いていた。

しかし、今日担当となった外科の女医さん(ここ重要)によると、病変が小さいので内視鏡で手術できるらしい。穴は空けるが切開はなく、体への負担も少なくて、入院も早ければ一週間くらいで済む、との話だった。ただ、摘出した病変の病理検査の結果により、もう少しややこしい事態になる可能性もなきにしもあらず、とのこと。

10/25の金曜日に入院、10/28の月曜日にオペと決まった。入院した翌営業日に手術とは、これはまた早い。必要な検査は今日すべて済ませた。採血、X線、心電図、生理機能検査など、人間ドックのごとくスタンプラリー状態。

退院後の経過も、痛みを除けばすぐに日常生活に戻れるらしい。全力疾走などは無理ですが、と女医さん(ここ重要)は言っていた。早ければ今月中にケリがつく。さっさと終わらせたいものだ。

 

「気が変わりましたか?」

 

診察室に入ってきた妻と私の顔を見た瞬間、医師はそう言った。

 

先週の水曜日。

妻と私は、妻のCTの再検査の結果を聞きにK病院へ行った。前回のCTの時には、念のための再検査という感じだったので、二人とも楽観視していたが、現実は甘くなかった。

少し軽いノリのその医師は、2つのCTの画像を見せながら色々説明してくれた。何かオブラートで包んで話をしているような感じで、まだ経過観察の猶予はある、と言った。だが、そこに鋭く針をさすかのごとく、

「だけど、これは医者としては非常に気になる」

と、その言葉だけはかなり強い口調で言った。そこにその医師の本音があり、本当はそんなに楽観視できない事態だということを物語っていた。


「とりあえず2月くらいに再検査にしておきますか」と医師が言ったので、そうすることにしたのだが、診察室を出る間際に、

「気が変わったらいつでも来てください」

医師はそう言った。そこにも医師としての本音が顔を出していた。

 

妻はネットで調べまくった。自分と同じような症例の人が、ブログなどに体験談を書いたり、CTの画像を載せていたりした。それほど恐れることでもないようだ。 

妻は腹をくくった。やるなら早い方がいい。二人でそう話し合い、今日予約外で病院に行った。そこで、開口一番に言われたのが冒頭のセリフである。たくさんの患者を診ているのに、よく自分の言ったことを覚えているなあ、と二人とも驚いた。

それから話は早かった。院内紹介ということで、今度は改めて外科を受診することになった。担当外科医が火曜日と金曜日だけなので、明後日に行くことにした。

 

なぜこんなに病院ばっかり行かないといけないのだろう。月曜日は2人ともメンタルクリニックに通院だ。

今日も朝からしんどかったが、お昼を回って少し経った頃から、なんとか動けそうだったので、頑張って蒲田のサカゼンへ行った。昨日は横浜でも30℃を超えたが、今日は25℃の予報。どういう格好をしていこうか迷ったが、どうせ暑がりの自分だからTシャツ1枚で十分、と思って外に出た。

外を歩いたり電車に乗っていたりすると、いろいろな服装をした人がいる。ぱっと見では、今がいつの季節かわからない。しかし、サカゼンの大きな服のフロアに行くと、Tシャツ1枚の客ばっか。

ジャージのズボンを履いてみせると、明らかに長すぎるのが一目瞭然。「急いでやり直します」とのことで、今日の17時半にできる、と言われた。前回は当日中にはできなかったのだが、向こうのミスということもあったのだろう。どうやら超特急でぶち込んでくれたようなのだ。

店についたのが16時頃だったのだで1時間半ほど蒲田周辺を散策してから、ジャージを受け取って、今度はきっちり試着してから帰宅。

 

ジャージ

今回切った部分の切れ端。約6センチ。

 

ジャージ

そして裾を詰めなおしたズボン。ちょっと見にくいが、折り返しの部分が3センチくらい。あわせて9センチくらい長かった。

最初に試着した時に、店員がちゃんとクリップで止めていた、と一緒に見ていた妻が言っていたのだが、なんでこんなミスが起きるのか。

 

今日みたいな日は「過ごしやすい日」なんだろうけど、今度は台風が来る。やれやれ。