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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は8時10分起床。いつもは聞こえない妻の目覚ましで目が覚めた。眠りが浅かったのか。眠いけどなんとか頑張って起きた。最近少し早く起きれるようになっている。

PCを立ち上げるとinfoQからアンケートのメールが5通来ているが、3つしか残ってない。売り切れるのが早い。海外アンケートは相変わらず日本語が不自然で、詐欺メールのようだ。本当はアンケートは転載してはいけないけど少しだけ。「あなたが影響力や決定が支出/購買に権威を作っている部門/製品を選択してください?」なんかおかしい。

湊かなえ「Nのために」読了。最初はある殺人事件の現場にいた4人の「供述」が一人ずつ延々と続き、一章が終わる。ふーんそういう事件か、と思って次の章を読むと、どうやら違うようだ。あくまでも一章の内容は「供述」である。真実はまた他にある。読んでるうちにどんどん謎が深まる。「告白」と同様、話し手が次々と変わるモノローグ形式。淡々と話が進み、淡々と謎が深まっていき、少しずつ真実が明らかになっていく。それぞれにそれぞれの過去があり、現在があり、そしてそれぞれの思惑で考え、動き、複雑に絡み合う。誰が何を知っているのか、知らないのか、あるい知らない「はず」になっているのか。ちょっとややこしいが面白かった。

今日は某福祉施設で面談なのだが、その前にその近くの公園へ行ってみた。小さい公園だけど、四面を桜に囲まれていてきれいだった。ここは七分咲きといったところか。

桜

面談では主に作業所を利用するまでの手続きに関して説明してもらった。思ったよりもややこしい。まず4月9日に見学に行く。自分が利用したい作業所は同じNPOがやっている3ヶ所のうちどれかか、かけもちでもいいと先日言われた。3ヶ所とも見学できるか聞いたら、一日のうちに車で3ヶ所まわった人もいるけど、それはその時の作業所の職員しだいらしい。

見学してみて、自分に合いそうだとか雰囲気がどうだとかを判断して、そして3回だか5回だか体験をしてみる。実際に現場でやってみるのだ。最初は週イチで通うつもりで、他の通院とかの兼ね合いで火曜日にするつもりだという前提で話をしているので、3週間にわたって火曜日に体験してみるとか、と言われた。う~んそんなに時間がかかるの?一週間のうちに火、水、木とかでもいいかもしれないけど、とも言われたのでそこは見学に行った後に相談しよう。3日連続はきついから、火曜、木曜、次の火曜とかにしたいな。

その後には区役所で手続きをしなければいけない。PSW(精神保健福祉士)に作業所を利用したい旨を話して、利用計画書というものを作らないといけない。これがめんどくさそうで、自分の目標やらそれを実現するための手段やらをいくつか立てて書かなければならない。他の人の例を見せてくれたけど、ちょっとややこしい。この作成は福祉施設の職員が手伝ってくれるが、それができる人は限られるそうだ。ちゃんと研修を受けた人でないとやっちゃいかんのだとか。その計画書の原紙は区役所にUSBメモリーを持って行けばExcelファイルでくれるはずだけど確認しておく、と職員には言われた。色んな人の記入例があれば、適当にコピペすれば済みそうだが(それはあかんか)。

それだけではない。自分の子どもの頃の話から学生時代、社会人になってからのいろんな生育歴、病歴、今は何ができて何ができないかなどをPSWからヒアリングされる。それを区分調査と言い、自分の区分が決定される。区分というのは要介護度みたいなもので、要は「どれくらいこいつは病んでるのか」という目安である。それによって自分が利用できる作業所が絞られる。その区分調査に1ヶ月くらいかかるというのだ。

これら全部シリアルにやっていたら凄く時間がかかるので、見学に行きつつ並行して区分調査してもらうのもありですか、と聞いたらそれでもいいはずだと言われた。結果的にそこの作業所に通わないことになっても、区分を決めてもらうのは問題ないとか。そうしておけば他の作業所を探す目安になる。横浜市にある作業所一覧(だったかな)みたいなのをくれるので、自分の区分で通えるところを調べられる。遠いところは嫌だけど。

そんなこんなで時間がかかるし連休もあるので、正式に通い始めるのは6月くらいになっちゃうのかなあ、という感じだ。あれ?そう言えば前回の面談で、見学の後に面接があると言っていたけど、それはどうなんだろう。今日は説明を忘れたのかな。どこかのタイミングで面接も入るのかもしれない。

今の担当職員が4月半ばで異動になってしまうので、その後どうするか、という話もした。今は私と妻で1時間の面談を毎月やっているのだが、私の話が長くなったりして時間が足りないことがある。私と妻、それぞれ別に面談しようか、という話になっていて、それなら後任は誰に担当になってもらおうか、その辺りの話をちょこっとした。私と妻とで希望する職員が違うのだが、違うならそれはそれでいい。どっちにしろ面談は2人で出ることになるだろう。とりあえず来月の面談は2人一緒に他の職員と行うことになった。

これからなんだかんだ忙しくなりそうである。

今日の動画。しつこく桜の歌を。アンジェラ・アキ「サクラ色」。


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