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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は昼間も書いたとおり、本部の情シスへチームリーダーと顔を出してご挨拶に行った。「派遣社員」て最初はそんな外へ出るようなことはしないものだと思っていたが、ここでは正社員とやっていることは同じで、セキュリティカードも同じで、誰が職員で誰が派遣で誰がその他のルートか区別がつかない。その他のルート、というのは、ここは研究所なので、他の企業や大学から客員で研究員が来たりするのだ。

しかし、本部へ行くまでは、すいている電車でのんびり移動だったので休めたが、駅を降りてから本部まで炎天下を15分歩いて、すっかり参ってしまった。世の中の日中はこんなに暑かったのか。いや、あそこは横浜よりも1時間半かけて移動した関東の内陸部なので、気温は横浜より2℃くらい高かったかもしれない。これには参った。

そして本部に先に書いたチームリーダーと合流して、一人一人挨拶をしてまわり、今度はスパコンやPCクラスタの置いてあるコンピュータルームを見学し、後はばかでかい敷地をリーダーに案内してもらった。案内、と言ってもとても歩いてまわれない。車で移動しながら、ここは何々を研究しているところ、ここは何々を研究しているところ、とか紹介してくれたのだ。35個くらい建物があっただろうか。テニスコートや野球場まであった。

そしてまた暑い中、15分かけて駅まで歩き、また電車で休みながら会社へ戻ってきた。もう定時の30分前で、なんとも中途半端である。普通はそういうときはノートPCを持っていって、向こうで仕事をしてそのまま直帰するものらしい。ちょこっとだけ仕事をして帰った。今朝がやばかったから、これからはなんとしてでも早く帰るのだ。

実は今日は結婚記念日。と言っても籍を入れたのはまたずっと後で、2人だけの「フォトウェディング」をやった日なのだ。2人とも病気で、自分も休職中で、ちゃんとした結婚式なんかやれる状態じゃない。でもせめて写真くらい撮ろうよ、そう思って衣装を借りて写真だけ撮った。

最初調べたら「なに〜ウェディングドレス、レンタルだけで1日20万円?」とかびびったのだが、そういうことを日記に書いたら、友達が「小さな結婚式場」というところが横浜やその他の場所にあり、フォトウェディングというプランがあるということを教えてくれた。

文字通り、小さなチャペルがあって数十人しか入れないくらいの小さな結婚式場なのだが、妻のウェディングドレスのレンタル、私の衣装のレンタル、妻の当日のメイクとヘアメイク、オプションでコサージュをつけて写真を1枚撮ってもらうのに3万円という破格の値段。

しかも、プロが撮ってくれる写真は1枚だが、1時間はその会場を貸しきりなので、一緒に見に来た妻の母、姉、姪たちと一緒に写真を撮りまくった。

これが4年前の8月8日である。もうそんなに経つのかあ。結婚記念日くらいちょっと贅沢しよう、ということで横浜で妻と合流し、ヨドバシの8階にあるひつまぶしの店に行った。ここに来たのは2回目だが、まあこういうときにしか我々一般庶民は来ないなあ、という感じである。

帰ったら、その「小さな結婚式場」を紹介してくれた友達から暑中見舞いが届いていてびっくり。多分偶然だろうが、なかなかタイムリーだった。


コメント

  • 匿名 2007年8月9日 01:48

    結婚記念日おめでとうございます。自分のことのように嬉しいです。これからもお二人ずっとなかよしでいてくださいね。
    仕事もいろいろあるでしょうけど、何はともあれ環境に恵まれたようでよかったです。
    趣味も復活されたようですし。
    お互いほどほどにがんばりましょう。
    …とかいうわりには今会社にいるんです。もうとっくに帰れません。明日から休むのでまぁいいんですけど。1週間くらいかかる仕事を3日弱で。先生は研修でしばらくいないし。もうなんかどうでもよくなってビール飲んでます。何だかがんばっても報われないなーとか思いつつ… テンションさげてごめんなさい。
    はがきは本文もさることながら絵が描きたかったんです。そのわりにはしょぼい出来ですが。

  • はまー 2007年8月9日 07:14

    ありがとうございます。うちは仲良しでけんかも
    したことないので、これからも二人三脚で生活して
    いこうと思っています。

  • アッキー 2007年8月10日 10:36

    まずは結婚記念日、おめでとうございます^^
    ウチは議論はするけどケンカは無いですね。
    まあ、大部分はカミさんの度量の広さに救われている感はありますが^^;
    色んな苦労があっても、夫婦の仲が良いってのは、一番の幸せかもしれませんね。

  • はまー 2007年8月11日 07:06

    アッキーさん、ありがとうございます。
    ほうほう、よぴのちゃんは確かに体は小さいけど、どっしり構えて度量が広いイメージがあるなあ。
    やはり夫婦仲がいいこと、そしてこの病気には家族の理解を得られることが何よりも大切だと思っています。アッキーさんも奥さんとうまくいっているようで何よりです。やっぱナースは理解してくれる人が多いのかな。家族にも理解してもらえない、てな話をよく聞くので、その辺はお互い恵まれていたみたいですね。

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