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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は23時過ぎに就寝。割と早く寝つけたと思う。朝は6時40分に起床。

今日は一日家の中でだらだらと過ごした。梅雨も明けたらしく、外はめちゃくちゃ暑い。明日からまた仕事なので、ゆっくりと体を休めるのだ。と言うわけで、昨日コンビニで買ったマンガ雑誌2冊を読んだり、「救急精神病棟」を読んだり、ニンテンドーDSで「直感ヒトフデ」をやったり、ずっとそれらを繰り返していた。勉強もしないといけないのだが、最近は遊びモードだ。職場復帰した頃のような気合いがない。いいのだ、無理に気合いを入れなくても。気楽にいこう。

「救急精神病棟」は読んでて非常に興味深い。なまじっか精神医療の現場を、患者という当事者の立場である程度知っていることもあって、「医療側の事情」というか、裏側を垣間見たような気にもなる。「救急」の精神病院なので、とにかく「今すぐ入院させるかどうにかしないとかなりやばい」状態の患者ばかり運ばれてきて、もう毎日が戦争状態なのだ。最初から3分の2くらいまではずっと統合失調症の症例ばかりだった。やはり救急で運ばれるのはその手が多いようだ。しかし、読み進めていって、今にも赤ん坊もろとも心中しそうな「産後鬱」の女性や、完全に躁状態で頭がぶっとんでいる患者の話を読んでいると、とても人ごととは思えない。その躁鬱病の患者は、ふだんはとても勤勉でまじめなサラリーマンなのだが、1年に1回くらい躁状態になってぶっとぶらしい。

読んでいて「むむむそうなのか」と気になったのは、世の中が物騒になったおかげで、精神科の治療がやりにくくなっている、ということだ。統合失調症の患者の典型的な症例として妄想がある。たいていは自分に攻撃的な内容や、自分しか知らないはずの内容の幻聴が聞こえ、そこから妄想が生まれる。その妄想は「誰かが自分を監視している」「盗聴器がどこかにしかけられている」というものから「自分を誰かが狙っている」「悪い奴らが街中に毒ガスを撒こうとしている」「誰かが世界を滅ぼそうとしている」と膨らんでいく。それに対して医者は「そんなことは現実にはないから、安心してください」と患者を諭すのだ。だが、地下鉄サリン事件が起きてしまった。「そんなこと」が現実に起こってしまったのだ。それで、医者は「そんなことは現実にない」と患者を説得できなくなってしまったという。イギリスで歯に埋め込むタイプの盗聴器が開発された、というニュースを聞いて「あちゃ〜」とも思ったらしい。「盗聴されてる」という手の妄想は非常に多いのだ。

まあ、そんなこんなで大変な精神医療の現場の話しだとか、そして池田小児童殺傷事件も出てきたが医療と司法の問題とか、いろいろ出てきて非常に内容としては興味深かった。

さて、明日からまた仕事だ。仕事はいいのだが、暑いのはかなわんなあ。体調には気をつけないと。


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