TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年7月23日

昨日は23時過ぎに就寝。夜中は2回くらい目が覚めた。7時に起床。少しだるい。 起きて朝食を作って食べて新聞を読んだが、朝からしんどいのでまた寝た。11時くらいまで寝てしまった。そんなに体に負荷はかかっていないのに、こんなにしんどいのは、やはり鬱が再発する前兆だろうか。精神的な症状より先に、必ず身体的な症状がサインのごとく現れるのだ。

11時過ぎに家を出て行きつけの散髪屋へ。土曜日だし混んでいるだろうから1時間くらいは待たされるだろう、その間に昼飯を食べに行こう、と思ったらがらがらでお客さんも少なく、すぐに散髪してくれた。前はすごく繁盛していたのに、いったいどうしたのだろう。

散髪を終えてから昼食を済ませ、近くのデパートへ。無印を通り抜け、いろいろなお店の間を抜けると奥には泣く子も黙るUNIQLO。ぶらぶらしているだけで楽しいのだが、あれもこれもほしくなってくる。今シーズンに入ってさんざん服は買ったので、もう買う必要はないのだが、それでも590円とセールで安くなっているレイヤードTシャツとタンクトップを買ってしまった。

横浜に寄って買い物をしようとしたが、お目当てのものは見つからず。いつも外から帰ってきて、汗だくの体をビオレパウダーシートで拭くのだが、その詰め替え用がほしかったのだ。しかし、どこに行っても無香性のものがない。なんでかなあ。結局どの店でも見つけられずに帰ってきた。

帰ってきてほっと一息。知り合いからのメールの返事を書いているときに、ぐらっと来た。地震だ、しかもちょっとでかい。その場はとりあえず揺れが収まるのを待ち、収まったらすぐに自分の部屋からリビングに出てドアを開けた。地震のときには建物がゆがんでドアが開かなくなることがあるからだ。こんなときのために、登山で使用するスタッフバッグと呼ばれるいろんな大きさの巾着袋みたいなやつに、防災グッズを詰め込んである。そして65Lのザックにそいつらを放り込んでリビングに出し、いつでも避難可能な態勢にに入った。テレビをつけるとこの地域は震度5弱か4という微妙なところ。しかし、その後余震が来ることもなく夜を迎えた。

夕方に彼女がバイトから帰ってきた。ドラッグストアでバイトしているのだが、棚から商品が落ちたりしたんじゃないかと思ったが、それはなかったらしい。しかしテレビではあちこちで怪我をしたりエレベータに閉じこめられたり、と地震の影響を受けている人がいる。そう言えば彼女の家族が熱海に旅行に行っていて、今日の夜に帰ってくると言っていたが、電車はちゃんと動いているのだろうか。試用版を気に入って思わず買ってしまった「駅探エクスプレス」の運行情報表示画面を起動する。各交通機関からの運行情報を受け取って表示する画面だ。うん、そのまんまの説明だな。それによると、JR東海道線は不通とのこと。他にも不通の路線が多数。交通機関は麻痺しているようだ。

彼女が家族に連絡をしようとしても、携帯がつながらない。何時間も経った夜になってもまだつながらないというのだ。地震の影響でアクセスが殺到しているか、あるいはキャリアが制限をかけているのだろう。結局20時45分頃、彼女の家族からうちの家電に連絡が入った。メールを何回も送ろうとしたがことごとく失敗で、電話もつながらなかったらしい。この時間になっても携帯から携帯へはまだ電話がつながらなく、固定電話にはやっとつながったらしい。この程度の地震で何時間もメールすらできなくなるというのは、携帯が重要な通信インフラとなった今日、ちょっとどうかと思うところだ。日本の明日は大丈夫なのか。日本人はどうも危機管理意識が根本的に薄い民族なように思える今日この頃である。こういう自体も考慮に入れて、改めて我が家もコンティンジェンシー・プランを練り直す必要があるだろう。