TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2003年12月

今日は昨日よりかは遠くへ外出した。と言って横浜だが。

朝はまた6時頃起きてPCに向かっていたが、また寝てしまう。9時過ぎにいったん起きたがまた寝てしまう。

彼女は今日はバイトが休みで、ビーズの講習会に行っている。12時半ころ終わって電話がかかってきて、横浜でご飯食べないかと誘ってきたが、寒いし雨は降っているし、やっぱ調子いまいちでだるいし、いいやと答えた。そして自分は昼食のパンを買ってきて食べた。

横浜の喫茶店でお茶をしています、というメールが入って、重い腰を上げて自分も行くことにした。少しは動かないと本当に引きこもりになってしまう。外は雨が降って寒いが、がまんして横浜まで辿り着いた。

しばらくお茶した後、ヨドバシの家電館に行って暖房器具を見る。エアコンはあるのだが、リビングは9.6帖と割りと広くてしかも天井が高い。エアコンだと暖房効率も悪そうだしすぐに温まらない。今はやりのハロゲンヒーターとか、後はセラミックファンヒーター辺りはどうだろうか、と見てまわった。加湿機能のあるファンヒーターがよさげだったが、割と大きいものでも「暖房3帖」などと書いていて、おいおいそんな狭い範囲しか暖められないのかようと思った。店員にいろいろ聞いてみればよかったがめんどくさかったので、今日は見るだけで帰った。まだ暖房なしでも我慢できるからいいが、本格的に寒くなったらまた考えよう。

家に帰ってしばらくすると宅配便が届いた。通販で買った鼻洗浄器である。私はアレルギー性鼻炎で、しょっちゅう鼻がつまる。これがつらいし歌も歌いにくい。通販のカタログに割りと手ごろな値段で鼻腔の洗浄器が売っていたので買ったのだ。さっそく使ってみる。40℃くらいのお湯に、浸透圧が体液と同じくらいにするための粉末を溶かし、チューブの先端を鼻に入れてポンプをぐいぐいと押すとお湯が鼻の奥まで洗い流してくれる。そのお湯は反対側の穴や口から出てきて、はたから見ているとさぞかし間抜けなことだろう。やってみてすっきりしたか、というとあまり変わらない。やる前は左の鼻がつまり気味だったのだが、やり終えてもやっぱりつまっている。要するに鼻炎で鼻の奥が腫れているので、いくら洗浄してもつまっているものはつまっているのだ。でもまあ、外から帰ってきたときにこれで洗浄したりすると鼻炎はましになっていくかもしれない。

それはそうと、最近ぜんぜん動いてないのに新しい薬の副作用かやたら腹が減るので食いまくりである。その結果、せっかく夏にダイエットしたのにまた急激に太り始めている。特に腹が大変なことになっている。せっかく入るようになったズボンもまたきつくなっていて、そのうち入らなくなりそうである。ボーカルアンサンブルの本番まであと2週間あまりであるが、衣装をどうするか頭を抱えている。今ある手持ちの衣装の中でやりくりするか、新しく何か1つくらい買うか。3ステージもあるのでちょっと困ってしまっている。今あるやつも、本番になるとズボンが入らないかもしれない。ピンチ!である。やれやれ。

今日はちょっとだけ外へ出た。

午前中はいつものごとく寝てしまった。

昼前に、彼女が「昼食のパンを買いに行く」と行ったとき、なぜだか自分も一緒に行けるかも、と思ってパジャマを着替えた。昨日は着替える気力もなかった。

そして一緒に行こうとしたとき、「このままデイケアに行けるかも」そう思って「やっぱこのままデイケアに行く」と彼女に言い、カバンを持ってきてそのまま行こうと外に出た。パン屋は駅とは反対方向のため、彼女は反対側に歩いていった。

しかし外に出てから動けなくなった。

外に出たはいいが、そこから駅へ行って電車を乗り継いでバスに乗って病院へ行って…、それが果てしなく遠くつらいような感じがしたのだ。行って帰って来れそうにない、そんな自信がない、そう思ったのだ。

予期不安、だろうか。

結局私は反対方向へ歩いていってパン屋で彼女と合流し、パンを買って帰ってきた。

そしてだらだらと時は過ぎていく。

16時過ぎ。このままじゃいけない、外に出なくては、今なら少し散歩にでも行ける。そう思って外に出た。最初は公園にでも行くつもりだったが、ふと思いついて会社に行ってみた。と言っても会社の中へ入ったわけではない。徒歩20分の会社のビルの前を通り過ぎ、隣のレストランなどが入っているビルに行って本屋をぶらりとして帰ってきた。

なんで会社の方へ行ったのか自分でもよくわからない。ただ、1年以上あの辺には行ってないから、なんとなく今はどうなっているか、どこか変わったりしてないかな、と思っただけだ。と思う。復職のことを意識したらプレッシャーになったのでそれを克服するがために、とかいう深い理由ではない、と思う。意識の上では。深層心理ではどうかわからないが。

家に帰ってきたらもう夕方だった。日が暮れるのも早くなった。明日は雨が降るらしい。デイケアは明日こそ行けるのだろうか。あさってはジブリ美術館に行くのだ。デイケアのイベントではなく、彼女と2人で行くのだ。そういうのに限っては行けるはずだ。何のプレッシャーもないから。と思いたい。リアルグループのコンサートに行けなかった前科があるから、油断はできないが。

なんか

やっぱ

不安定

今日も

動けず

ひきこもり

不安定

笑う犬が

終わって

しまった

悲しい

何も、

できない。

ただ、

寝てるだけ。

なぜ?

無理やり寝ている

ような気もする。

現実 逃避 ?

不安で頭がいっぱいに

なる。

テレビを観て気を紛らわす。

テレビから離れると、

不安がまた襲う。

モンテヴェルディを聴いた。

心が安らぐ。

ブラームスの「Gestliche Lied」を久しぶりに聴いた。

名曲である。聴いてて泣きそうになる。

音楽は慰めになってくれる。

今日も一日中寝てたのだ。しかも彼女も一緒に。2人ともだるだるだった。

夕方16時過ぎ、彼女に起こされ、歩いて15分ほどの餃子屋へ行く。ここの餃子はとてもうまいのだ。18時くらいになると混むので早めに行くのだ。今日の夕飯はここの餃子にしようと言っていたのだ。

店に着くと早くも混みだしている。テイクアウトを待っている人も3人くらいいる。ちょっと変わった俵型の餃子は皮がもちもちしていてとてもおいしい。ここに来るとサイドメニューなんか頼まずにひたすら餃子ばかり食べまくるのが通だ。彼女と2人で35個頼み、彼女が14個、私が21個食べた。1個がけっこう大きいのでこれだけ食べたら腹ぱんぱんである。それでも2人で1200円くらいなのでお得である。

帰ったらしばらく自分の息がにんにく臭い。人に会う前には食べられないのだ。