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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年11月3日

う~ん、寝付きが悪いぞう。20:45に寝ようとしたのにぜんぜん寝付けず、22:00の巡回の懐中電灯の灯りを覚えているので、1時間15分以上は寝付くのにかかったことになる。夜中も相変わらず何度か目が覚める。夢をたくさん見たような気もする。でも6:00にちゃんと起きれてそんなに頭がぼけてないから、まあいいのかなぁ。熟睡できているのかどうか自分ではよくわからない。

今日はあんまり元気がない。曇り空で、午後から雨だと言う。散歩に行くのもおっくうなので、先日もらった6月のコンサートのCDを聴いて横になる。

調子はずっとよくない。気力がない。ずっとCDを聴いて寝ていた。10:00頃、母親から電話があった。どうしてもぶっきらぼうな受け答えになってしまう。とりあえず近況は伝えて、定期的に部屋を片づけるために外出していること、カウンセリングを受けたことを話す。母親は私が教えてアダルト・チルドレンの本を読んだようだ。「別にそれでお父さんとお母さんにどうしてもらいたいというのは僕にはない。ただ、弟のことも含めて、自分たちはどうすればいいか自分なりに考えてほしい」そう話す。もう家族には関わり合いになりたくない。前と同じことを繰り返す。

昼食後もまたCDを聴きながら横になる。少しはましになってきたのか、オカリナを吹きたいと思って外に出た。が、雨が降り始めてきた。屋根のあるところを探し、作業棟の裏のひさしがあってベンチがあるところで30分、いやもっとそれ以上だろうか、ずっと吹いていた。寒くなってきたので病棟に戻った。少し喉が痛い。また風邪をひくのはごめんだ。用心のためにうがいをした。気力はまだあまりない。本も読みたいが、多分今は読んでも内容は頭に入らないだろう。

15:00になったのでシャワーを浴びさせてもらう。今日は寒いし湯冷めして風邪をひいたら嫌だからやめておこうかとも思ったが、シャワーでも浴びれば気分転換にでもなるかと思って浴びた。浴室は冷え冷えとして、シャワーの温度もいくら高く設定してもあまり熱くならない。入浴日以外はボイラーの設定が低いのであろう。寒いので頭を洗っただけで体を洗うのはやめて、できる限り高い温度にしたお湯を体中に浴びてさっさと出る。

18:00頃、準夜勤で交代した看護婦が「お変わりありませんか」と回ってきた。「今日は調子が悪いです」そう訴える。「午前中は気力がなくてずっと寝てたですけど、午後からは、何か不安定なんです。入院してからはじめて出たんです。鬱とは違って、説明しにくいけど不安定なんです」そう言っておいた。あいにく今日は土曜日だ。主治医もいない。当直の医師では面接もできない。

S君を誘って卓球をする。まだ名前を覚えていないが先日他の病棟から移ってきたおじさんと相手をする。結構上手だ。Kさんとも相手をする。だんだんレベルが上がってきたので、手の抜き加減を調節する。N看護士が出てきたので勝負した。2戦やって2敗だった。2戦目は最初は優勢だったがデュースに持ち込まれ、結局負けてしまった。N看護士にはまだ一度も勝ったことがない。もう少しだったが、惜しかった。

体を動かすと少しすっきりした。20:00になったので病室に引き上げてきた。まだ体が火照っている。汗は拭いたが、上半身裸の状態だ。風邪をひいてもいけないが、この状態でシャツを着るとまた汗で濡れてしまう。もう少し体が冷めたら上を着て就寝準備をしよう。