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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年5月22日

睡眠障害はひどくなる一方。昨日はほんとさっさと寝ようと23時前に眠剤を飲んだのに、確実に4時までは起きていたことは覚えている。もうカーテンの向こう側に薄明かりがさしていた。いったいどうなってるんだよー。サイレースが全く効かぬとは。昔はこれだけでぐっすり眠れていたのになあ。

まあ、一睡もできなかったということはない。いつの間にか目が覚めた。ということは、いつの間にか眠っていたということに気がついて喜ぶ。時刻は7時過ぎ。3時間くらいは眠れたかな?今日は、今日こそ「ぜったいにぃぃ!!!」病院へ行って診察を受けなければならない。念のために彼女に着いていってもらう約束だった。8時に彼女から電話がかかってくる予定なので、それまで二度寝しないように必死だった。朝っぱらから「太鼓の達人」でドコドコ叩いていた。近所迷惑だったかもしれない、ごめんなさ〜い。

8時を過ぎても電話がかかって来ないのでこちらからかけた。起きたばかりらしい。「今すぐ来なさい。今すぐ」と無茶を言ってせかす。急いでしたくしたようで、ほどなくして合流し、病院へ。

病院では久しぶりの診察で、主治医といろいろ話した。かなり時間を割いて話を聞いてくれた。私の話の要点としては「相変わらず午前中が調子悪いが、最近ではそれに加えて睡眠障害がひどくなっており、それが悪循環の元になっているような気がする。とりあえず夜眠れるようになりたい」という感じだった。自分で診察に2回も行けなかったのはやばいので、それで改善されずに今後もこういう状態が続くようだったら入院も考えていることも話した。

主治医は、以前に話した「電気けいれん療法」はやってみる気はないか、と聞いてきたが、やはり気がすすまないということは伝え、「それで一時的によくなっても、また元に戻ることはあるのですか?」と聞いてみた。「そういうこともあります」という返事。それならリスクを犯してまではやりたくない。

今の状態から脱出するには、おそらく普通の入院治療を1〜2ヶ月もすればとりあえず回復できることは自分でわかっている。退院してぶり返したから問題なのである。電気ショック療法なるものが「ぶり返さない」のであれば、またそれは考える余地があるのだが。

結局、眠剤を増やして様子を見ることになった。長期作用型のダルメートが処方された。入院中から退院してしばらくは飲んでいた薬だ。おそらく眠剤の強さとしては3本の指に入る強い薬で、この薬を処方しない病院も数多くあるという。入院中は「強い眠剤」のベスト1から3までは全部飲んでいたっけなあ。とりあえずこれで夜ぐっすり眠れて朝おめめぱっちり、体も心も健やか元気、になればいいのだが。

その後、彼女と一緒に近くの公園へ。公園と行っても超巨大な公園で、山をそのまま一つ切り開いて作ったような公園で、巨大なお花畑がある。ちょうどポピーが全開でとてもきれいだった。そして公園を通り抜けて(通り抜けるだけでも山を一つ登って降りるので1時間近くかかるのだが)駅へ歩いて帰った。体力がかなり落ちている。むっちゃ疲れた。足がぱんぱんだ。横浜へ戻って、思わずリフレクソロジーに行ってしまった。金を節約するために、昔は月一では行っていたマッサージもずっとがまんしていたのだが、こんなに疲れたときは許してあげよう。

家へたどりついてぐったりする。ふぅ、今日は疲れたがなんとか病院に行けて診察も受けられてよかった。崖っぷちでかろうじて耐えた、という感じだ。病院では入院していた頃の仲間3人くらいに久しぶりに会えて話もできた。今日はさんざん歩いて疲れたので、明日は早々と「安息日」と決めてかかる。無理は禁物だ。おとなしくしていよう。