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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

ふぅ。

今日もいろいろばたばたしていた。

来年のネットワーク機器リプレースに向けてネットワークチームでミーティング。概算見積もりを出してもらうための根拠となる数字、各棟書くフロアごとでスイッチが実際に使用しているポート数、これを私がまとめたのだが、それが間違っていることがわかって大あわて。概算見積もりを出してもらうために、とっくに資料は各社に送っているのだ。

しかし、これは私のミスではない。無線LANを入れたときに、そのアクセスポイントの分をどこの誰かがちゃんとしかるべき台帳に追加してなかった。私はその台帳を元に数を数えただけなのだ。急いでその分を加えて、各社に概算見積もり要求を出し直さないといけない。なんせ数千万円の買い物なのだ。

急ぎの仕事はまだある。先週からのトラブルはかなり大きなもので、報告書を書けと本部から「見本」を送ってきたので、それを書かないといけない。それから、トラブルを起こしたサーバ以外にも、他に数十台の各部門が管理しているサーバがある。そのトラブルの引き金となった要因を、他のサーバも抱えていないか早急に調べてアナウンスのメールを出さないといけない。しかしここで、

「日本語と英語で書いてください」

うう、これはうちの決まりなのだ。ここで勤務している人の1割は外国人なのだ。会話なら多少でたらめでも単語とボディーランゲージで何とかなるが、メールでのアナウンスとなると、うううううううううううううううううううううううぅぅぅぅっっっっっっっっっつ。

とりあえずでたらめに書いて誰かに直してもらおう。

で、どれを優先したらいいですか?と確認したら、見積もりを急ぐから、まず数を数えてくれと。せっせと数えて報告。速攻で修正版の見積もり依頼を次々に出していた。

そしてトラブル報告書を書こうとして見本をよく見たら、これは情シスでなくてユーザ側が書く内容だった。そもそもユーザ、というかその部門のサーバに起因したトラブルなのだ。でも調査の結果を知らないとユーザは書けない。調査の結果をまとめてユーザに送り、報告書を書けと脅す。

その辺で今日は帰ってきた。でもちょっと残業。しかし仕事というより遊んでいた。ネットワークチームはみんなSkypeで本部ともやり取りしていると聞いて、Skypeでチャットとかのやり方を教えてもらい、しばらく3人すぐそばにいるのにチャットで遊んでいたのだ。まあ、これで時給を稼いだからいいや。

昨日は22時半に就寝。22時には寝ようと思っているのに、どうしてもついつい遅くなってしまう。ちょっと体調がやばい方向に行っているのに、いかんなあ。なんだかんだ言って、今まで6時半には勝手に眼が覚めていたが、昨日は寝坊したので、目覚ましをセットして寝た。

そして今日はその目覚ましに6時半に起こされた。うう、自然に早く起きることができない。まだ眠いし億劫だが、なんとか起きて、洗顔したりゴミを出しに行ったりした。いつも通り朝日を浴びて伸びをし、深呼吸したらスッキリした。起きてしまえば体は動くのだ。

ところで、昨日帰りに本屋で見つけた本。
 

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うつ病の情報は世間に広まって、うつ病の本もいっぱい出ているが、「躁鬱病」の本はほとんどない。鬱でさえきちんと理解されてないのに、躁はもっと理解されていない。躁状態になったら人格が変わって、非常識なことを平気でやってしまったりして、周りの人に迷惑をかけてしまう。妻曰く「鬱より躁の方がやっかい」なのだ。

ちらちらっと中に目を通してみて、なかなかよさげだったから買った。著者自身が躁鬱病にかかって、その体験を文章とマンガでつづった本である。

「うつ病」だけでなく「躁鬱病」も理解されるといいなあ。

今日は昼間も書いたとおり、本部の情シスへチームリーダーと顔を出してご挨拶に行った。「派遣社員」て最初はそんな外へ出るようなことはしないものだと思っていたが、ここでは正社員とやっていることは同じで、セキュリティカードも同じで、誰が職員で誰が派遣で誰がその他のルートか区別がつかない。その他のルート、というのは、ここは研究所なので、他の企業や大学から客員で研究員が来たりするのだ。

しかし、本部へ行くまでは、すいている電車でのんびり移動だったので休めたが、駅を降りてから本部まで炎天下を15分歩いて、すっかり参ってしまった。世の中の日中はこんなに暑かったのか。いや、あそこは横浜よりも1時間半かけて移動した関東の内陸部なので、気温は横浜より2℃くらい高かったかもしれない。これには参った。

そして本部に先に書いたチームリーダーと合流して、一人一人挨拶をしてまわり、今度はスパコンやPCクラスタの置いてあるコンピュータルームを見学し、後はばかでかい敷地をリーダーに案内してもらった。案内、と言ってもとても歩いてまわれない。車で移動しながら、ここは何々を研究しているところ、ここは何々を研究しているところ、とか紹介してくれたのだ。35個くらい建物があっただろうか。テニスコートや野球場まであった。

そしてまた暑い中、15分かけて駅まで歩き、また電車で休みながら会社へ戻ってきた。もう定時の30分前で、なんとも中途半端である。普通はそういうときはノートPCを持っていって、向こうで仕事をしてそのまま直帰するものらしい。ちょこっとだけ仕事をして帰った。今朝がやばかったから、これからはなんとしてでも早く帰るのだ。

実は今日は結婚記念日。と言っても籍を入れたのはまたずっと後で、2人だけの「フォトウェディング」をやった日なのだ。2人とも病気で、自分も休職中で、ちゃんとした結婚式なんかやれる状態じゃない。でもせめて写真くらい撮ろうよ、そう思って衣装を借りて写真だけ撮った。

最初調べたら「なに〜ウェディングドレス、レンタルだけで1日20万円?」とかびびったのだが、そういうことを日記に書いたら、友達が「小さな結婚式場」というところが横浜やその他の場所にあり、フォトウェディングというプランがあるということを教えてくれた。

文字通り、小さなチャペルがあって数十人しか入れないくらいの小さな結婚式場なのだが、妻のウェディングドレスのレンタル、私の衣装のレンタル、妻の当日のメイクとヘアメイク、オプションでコサージュをつけて写真を1枚撮ってもらうのに3万円という破格の値段。

しかも、プロが撮ってくれる写真は1枚だが、1時間はその会場を貸しきりなので、一緒に見に来た妻の母、姉、姪たちと一緒に写真を撮りまくった。

これが4年前の8月8日である。もうそんなに経つのかあ。結婚記念日くらいちょっと贅沢しよう、ということで横浜で妻と合流し、ヨドバシの8階にあるひつまぶしの店に行った。ここに来たのは2回目だが、まあこういうときにしか我々一般庶民は来ないなあ、という感じである。

帰ったら、その「小さな結婚式場」を紹介してくれた友達から暑中見舞いが届いていてびっくり。多分偶然だろうが、なかなかタイムリーだった。

昨日は22時40分頃に就寝。ちょっと遅くなってしまった。朝、目が覚めると5時半。まだ早いべ、と思ってもう一度寝た。

そして次に目が覚めたら、なんと7時半。やばい〜遅刻する〜、と思いつつ、なんと体が動かない。やばい。最悪のパターンだ。でもこんなところでくじけてたまるか。

なんとか7時40分に起き上がり、50分に家を出た。

そして今日は本部の情報システム部との顔合わせのため、現在電車で移動中。すいている電車にのんびり座りながら、これを書いている。今のうちに疲れをとろう。

今日からは、心を鬼にして、誰が困ろうが定時退社しなければ。しなければ。しなければ。

できるかなあ…

今日もトラブル対応。Nさんは赤ん坊がまだ熱があるとかで遅く来て早く帰った。Yさんは今日も休み。

今日も3時間も残業して、こんな調子で大丈夫か?自分。