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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨夜の予感どおり、今日は調子がよかった。
3時頃一度目が覚めたが、もう一度寝て次に起きたのは5時半。まずネットで天気予報を確認すると、「曇り時々雨」だったのが「曇り」に変わっている。お、いいぞいいぞ。これは期待できるかもしれない。卓球大会のときとは違い、朝から絶好調である。はりきったものの、まだハイキングが決行かどうかわからない。病院に電話して確認しなければならないが、8時半くらいにならないとスタッフも出勤してこないだろう。だが集合時刻に間に合うためには8時過ぎには家を出ないといけない。とりあえず山に行ける格好をして家を出た。

8時半。横浜駅から病院に電話する。「天気がもちそうだから、行くことにする」ということだ。「うぉーっしゃ、ラッキー」と思いつつ、るんるん気分で電車に乗り、集合場所へ。だが、先に到着していたメンバーから聞いた第一声は「ごくろうさん、中止だってよ」。ががーん、さっき決行って言ったやんけ〜、なんでやね〜んと思いつつわけを聞いてみると、局地的な天気予報で午後から雨の確率が高かったので、あとから中止に決まったそうだ。う〜ん、俺なら強行突破するけどな〜。どうやらみんな8時半頃に電話して「決行」と聞いて来たらしい。すごすごとみんなして病院のお迎えバスに乗って病院へ。午前中は何もせずにだらだらと過ごす。山の上で作る予定になっていた豚汁を作ってみんなでお昼にし、昼過ぎからボーリングへ。久しぶりのボーリングはいつもの重さのボウルがなぜか重たく感じ、コントロールが定まらない。う〜、結果は超最悪。やっぱ腕の筋力とかも落ちてるんだろうか。だろうかだろうかだろう〜かぁ。でもみんなでわいわい楽しかった。

ハイキングは中止になったけど、それなりに楽しい一日だった。さすがに夕方は少し疲れを感じたが、今までほどではない。すこぶる絶好調だ。躁軽したのか?と思ったがそこまでは行ってないようだ。しかし気をつけなくてはいけない。今日の文面は少し躁が混じっているような気がする。ある意味、躁の方が鬱よりやっかいなのだ。突っ走らないように気をつけねば。

今朝は5時ごろにいったん起きたものの、いつものごとくメールチェックして朝食をたべて、そしてまた寝てしまった。8時過ぎに目が覚め、デイケアに行こうかどうか思案する。今日はわりと調子がいいような気がする。精神的にはつらくない。が、肉体的疲労が若干残っている。最近、疲労が遅れて出ている傾向がある。今日はまだ大丈夫でも、明日になると疲れが出てくるかもしれない。明日のデイケアは2回も延期されたハイキングで、それにはぜひ行きたいと思っている。今日疲れて明日行けなくなるのは嫌だ。だいじをとって休むことにした。

そしてもう一度寝てしまうと、今度は14時半くらいまで寝てしまった。起きてから昼食のパンを買ってきて食べる。じゅうぶん休息したにもかかわらず、こころなしか朝よりも疲れているような感じだ。やはり疲労が後から出てきたのか。とりあえず今日は体を休めよう。読みかけであった「精神科へ行こう」を読み終え、「話を聞かない男、地図を読めない女」を読み出した。少しだけ読んだところで、明日のハイキングの準備をする。ハイキングと行っても標高200メートルくらいの低山なのでたいしたことはないが、山に行くのは久しぶりなので妙にうきうきしてしまい、オーバースペックともいえる装備を固めてしまった。どうもこういうときに荷物を詰めすぎてしまう。本屋のメンタルヘルスのコーナーで「持ちきれない荷物を抱えたあなたへ」という本を見つけて「ああ俺のことだ」と思ったことがあるが、この性格は正直に現れる。

夕食時にニュースを見ていたら、明日の天気予報が「曇り時々雨」に変わっている。昨日までは「曇り」だったのに。降水確率も上がっている。おいおい、3度目の正直だと思っていたのにそりゃないぜ〜と思いつつ半分あきらめモードに入る。さっきまでの「うきうきるんるん気分」が急にしぼんだ風船のごとく「ぷしゅうぅぅぅ」と音を立ててしぼんでいく。うおお、なんでまた雨になるかなあ。ネットで22時発表の降水確率を見ると30%。下がる気配はない。微妙なところだが、山登りなんかずぶの素人集団のデイケアでは中止にすることだろう。そう言えばハイキングが中止の場合はボーリングの予定だった。明日はおとなしくボーリングしてよう。

それにしても、今日は肉体的な疲労もあって昼過ぎまで寝ていたが、なんとなく調子が上向き加減になってきたような気がする。「明日こそデイケアに行こう」とか気合を入れようとしても、「でも明日は無理そうだ」という予感がすることがあるし、逆に調子が悪いくせになんの根拠もなく「明日は大丈夫!」と思えるときもある。「予感」なのである。明日の調子はその予定調和なのか。本当に上向きかどうかは明日になってみないとわからないが、もしそれが本当になると、今回の「調子復活パターン」は何が功を奏したことになるのか。「卓球大会」という自分の大好きなイベントに出るために「這ってでも行ってやる」という勢いで昨日無理やり自分を押し出したのがよかったのか。はたまた、同じく「ハイキング」という自分の大好きなイベントに参加するための準備をるんるん気分でやったのがよかったのだろうか。結論を急ぐ必要はない。これからもじっくり自分のパターンを読んでいこう。

やっとデイケアに行けた。何日ぶりだろう。先週の月曜日以来か。あのときはデイケアのプログラムには最後のちょっとしか出ていない。まともに丸一日フルに参加したのは、本当にしばらくぶりだ。

朝、起きたのは6時前。とりあえず起きてメールチェックしたり朝食を食べたり。そこからが勝負だ。昨日の晩「二度寝せずに、早すぎてもいいからとにかく家を出ることにする」ことに決めた。しかし、一度活性化した脳と体をけだるさと睡魔が襲う。それに負けじとするが抵抗しがたく、かろうじて目覚ましを7時にセットして寝る体勢に入ってしまった。が、頭の中では「7時には起きなきゃ、7時には」という思いが強かったのか、けっきょく再び眠ることなく、目覚ましを止めて7時前に家を出た。体をひきずるように出て行った。必死だった。朝の通勤ラッシュはすでに始まっており、電車の中ではとてもつらかった。座れるかもしれないと思って横浜駅で一本電車をやり過ごしたのに結局座れず、必死につり革にぶら下がっていた。

着いてしまえばあとは平気だった。午前中の卓球大会に出場し、うちのデイケアAチームが優勝した。去年は入院患者として病棟代表で出場して、やはりそのときも優勝したのだが、そのときは1年後にまたこの大会に出るとは夢にも思わなかった。

午後のプログラムでは、来週の誕生日会で何の料理を作るか決めたり、あさってのハイキングの確認など、ミーティングだけで早く終わった。15時以降はクラブ活動で、水曜日はテニスをやっているグループと、「ガチンコ英検クラブ」と題して英検の勉強をやっているグループがある。調子が不安定なので今まではほとんどクラブ活動には参加していなかったが、なりゆきで英検クラブのメンバーになってしまい、来週から参考書に沿って準1級の勉強をすることになった。学生時代ならまだ英語は少しはできたが、今はすっかり頭も錆びついている。どうなることやら。と言うか、毎週水曜日にちゃんと行けるのだろうか。

帰りの電車もつらかった。参加しているときは気が張っているのだろう、あまり疲れは感じないのだが、電車の中で一気に疲れが噴き出した。行きと同様、ぐったりだったが、座れたのがまだ救いだった。首と肩が異様に凝って痛い。私は疲れると首と肩が凝るのだが、なぜなのだろうか。

さて、明日はどうしようか。あさってはハイキングなので、それに向けてまた一日休みを取ることにしようか。今回は明日の朝の調子しだいで決めよう。

今日は予定通り休みにした。
どうも最近鬱だけでなく、過眠もあるような気がして、昨日は寝る前に飲む眠剤を減らしてみた。いつもはロラメット1錠とサイレース2mgを1錠なのだが、サイレースを半分に割って1mgにしてみた。そのせいかどうかわからないが、寝つきが悪かった。1時間半たっても眠れないので一回起きて一服したほどだ。サイレースは中期間作用型で、短期間作用型のロラメットの方が先に効いてくるはずなのだが。睡眠障害が一番ひどかったときは、導入剤もあわせて寝る前に7錠も眠剤を飲んでいた。その頃に較べると薬はずいぶん減った。しかし、たまにこのように寝つけないことがある。

一口に睡眠障害と言っても、その症状は、なかなか寝付けない「入眠障害」、途中で目が覚めまくる「中途覚醒」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」などのパターンがある。私はこれらすべての症状があったが、入院中に眠剤を増やしていってなんとか眠ることができていた。上の3つのうち、一番早く薬の効果があったのが入眠障害である。寝つきは早くなった。だが、夜中に目が覚める。多いときで10回くらい目が覚めるときもある。「眠らせるのは簡単だけど、眠りを持続させるのは難しい」と主治医は言っていた。だから、たまに寝つけないときがあると、「眠剤が効かなくなったのか」と不安になる。眠剤の効き目は微妙で、体調などの微妙な変化でも効き目が全然変わってくる。たまに効かないことがあってもおかしくはないのだが、眠れないとそれだけで焦ってしまう。ただ静かに目を閉じていればいいものを、いつのまにか力を入れてぎゅっと目をつぶっている自分に気づいたりする。

時間はかかったものの何とか寝つき、中途覚醒もなく朝起きる。今日は休むことにしたからデイケアには行かず、でもできるだけ起きていようと思って本を読むがなかなか頭に入らない。そしていつの間にかまた寝てしまっている。サイレースを半分に減らしたのに昼まで寝てしまい、昼もまた4時くらいまで寝てしまう。なぜこんなに寝てしまうのだろうか。ひょっとしたら抗鬱剤の副作用なのだろうか。

明日は卓球大会だ。いつもより早く家を出ないといけない。いつも通り早朝に目が覚めたとして、また寝てしまうとアウトのような気がする。6時だろうが5時だろうが、さっさと家を出てしまって、どこか外で時間をつぶすことにしようか。風邪をひかないように気をつけねば。

あかん、行かれへんかった。

思わず関西弁で書いてしまったが、人間本音が生で出てくるときは無意識に自分のネイティブが出てくるのだ。そんなことはどうでもいい。昨日までは調子がまずまずだったのに、今日は最悪だったのだ。

朝は5時頃起きてメールチェックし、朝食を食べる。いつものパターンだ。この時点で調子は悪くない。が、まだ眠い。この時点でもう外に出てしまうとか、なんとか起きていればいいのかもしれないが、やはりまた眠くなる。目覚ましを8時にセットして再び布団に潜り込んだ。
その後だ。目覚ましが鳴ったと同時に超早わざで止めた記憶がかすかにある。その後は再び熟睡し、ぐっすり寝たりうとうとしたり、というのを繰り返すうちに、気がつくと15時。これは完全に行かなかったでなく行けなかったである。先週も朝は同じパターンだったが、途中で目が覚めて何とか力を振り絞ってカウンセリングには間に合った。今日は「行かなきゃ」とか思う前にぐっすり眠っていたのだ。なぜなんだろう。やはり眠剤が効きすぎているのか?会社を休職する前から、月曜日というのはいつも調子が悪かった。ブルーマンデーである。やはり静止摩擦係数が大きいのか。

起きてから本でも読もうかと思ったが、昨日読んでいた本が今日は読めない。単に集中力がないというのでなく、鬱のときは本のページを開く、文字を目で追いかけることすら嫌気がさしてきて、そしてすぐに閉じてしまう。今日はだめだ。何もできない。

夕方になってバイトが終わった彼女が来て一緒にご飯を食べ、テレビを観る。あれだけ寝たというのに早々に眠たくなってきた。どうなっているのだろう。明日こそ行こう、と言うと「明日は休んだ方がいいんじゃない?」と彼女に言われた。あさってが卓球大会で、それにはどうしても出たい、と言ってたので、あさってに備えて明日は休んだら、ということである。どうしようか。おとなしく忠告にしたがって明日は休みにしよう。