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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日も朝目覚めたらエアコンがついていた。しかも今日はパジャマの上を着ていない。上半身裸なのだ。なんでだ〜、と思ったら「自分でつけてたよ、エアコン」またそう言われた。多分暑かったからパジャマも脱いでしまったのだろう。しかし、全く記憶にないのだ。ちょっと怖いなあ。

昨日まで毎日外出していたので、今日は一日体を休めることにした。雨も降っていることだし。疲れがたまっていたのか、昼寝をしてしまった。以前に鬱がぶり返したときから、少しずつ調子はよくなっているものの、まだまだ油断できない。無理は禁物だ。今日は一日ゆっくりできた。

昼寝の前に、水曜日に録画しておいた「トリビアの泉」を観た。一青窈の歌を80%の速度で再生すると平井堅そっくりの声になるというのはめちゃおもしろかった。ここまで声質とか歌い方が似ているというのは極めて珍しいそうだが、しかし誰がどうやって発見したのか謎である。自分でもやってみようと再生速度をコントロールできるフリーのプレーヤーをダウンロードしてみたが、よく考えたら手元に音源がなかった。今度CDを借りてこよう。

夜はテレビをずっと観ていた。ミュージックステーションを観ていて、ラップっていまいちわからんなあ、と今まで思っていたのだが、ふと「これって和歌の世界じゃない」と思った。音程はほとんどなく、ある一定のリズムの中に言葉をはめこんでいく。日本の伝統である五・七・五というのは、実は「タカタカタ、(ウン)、タカタカタカタ、タカタカタ」という四拍子なのだ。そのリズムの中に言葉を選んで凝縮していく。これって、ラップも同じなんじゃないだろうか。ふとそんなことを思った。

今朝は7時頃起きた。朝方夢を見ていた。起きたらエアコンがついていた。おかしいな、昨日タイマーにして寝たのに、彼女がつけたのかな。そう思って聞いたら「朝自分でつけたじゃない」と言う。え?俺は起きたばっかりだぞ、そう言うと「朝起きて何かしていたじゃない」との返事。全く覚えていない。なんなんだろう。ちょっと怖いぞ。眠剤の副作用で、夜寝ていて途中で起きたときの記憶がなくなる、ということを聞いたことがあるが、それだろうか。もしくは若年性痴呆症か?わ〜ん、どちらにしても怖いよう。

今日は午前中はゆっくり家で過ごした。彼女は木曜日は仕事が休みだが、今日から3週連続でビーズ教室へ通うというので午前中はいない。昼頃、ビーズ教室が終わった彼女から連絡をもらって横浜で落ち合い、海老名へ行く。海老名のショッピングモール「ビナウォーク」にもラーメン街があり、その中のラーメン屋へ行って、ついでにそこの映画館で映画を観た。ラーメンはとんこつ味ながらあっさりしていてうまかった。映画は「下妻物語」を観たが、かなりおもしろかった。演技もいいのだが、何しろ話がおもしろい。よくこんな話を思いつくものだ。ロリータと暴走族の意外なる接点に気がつくという点から考えても、作者は多角的な角度からものごとを見れる鋭さをもっているのだろう。

今日は24日。4がつく日なので今日も縁日。これで3回連続だ。6月の縁日は全部晴れだった。例年だと梅雨で雨が降ることも多いのだが。今日も屋台でいろいろな種類のものを食べて満喫したのだ。おなかいっぱいで苦しい。

昨日はさすがに夜になると疲れ気味だった。自分の調子にちょっとやばさを感じ、ひょっとしたら明日起きたら落ちてるかも、という予感があったが、今日5時過ぎに起きてみると元気で、しばらくはPCに向かって帰省中の家計簿をつけたり、デジカメで撮った写真を整理したり、ということをしていた。

しかし昼前になってなんだかだるくなり、布団で寝てしまった。14時半くらいまで寝てしまった。起きると体がだるい。やはり疲れが溜まっているのだろうか。

起きてからしばらくネットをしていた。夕方までPCに向かっていて、17時頃家を出た。今日は高校時代の友人と品川で会う。この間から友達に会いまくりだ。しばらく会ってなかった友達に久しぶりに会って話をした。また来月も高校時代の友人に会う予定がある。なんかメールで話が盛り上がって、この間の帰省でたまたま入れ違いで東京に出張する友達に会えなかったから来月の出張で会おう、ということになったのだ。

最近予定がたてこんでいるが、なんとかこなせている。明日は彼女が休みで、午前中はビーズ教室に行くという。そのあと合流して映画を観るのだ。

今日は弟の結婚式だった。披露宴に出席するのは、数えてみるとこれで19回目だったのだが、実は身内の結婚式というのははじめてだった。弟が新郎をやっている、というのを見るのはなんだかとても不思議だった。私は4人兄弟(全員男)の2番目なのだが、今日結婚したのは四男である。実は一番早く結婚したのが一番下、ということになった。私は表向きは結婚したことにしてあるが、実は籍を入れていないのだ。私が会社に復職してから、ということになっている。

それにしても木曜日からけっこうハードなスケジュールを組んでしまってどうなることかと自分で思っていたが、なんとかなっている。今日も疲れたが、前ほどの疲れではないし、毎日朝起きたら前日の疲れは取れていてリフレッシュできている。鬱状態から抜けてノーマルな状態に戻ってきた証拠である。このままこの状態が続けばいいのだが。

今日は退院してから初めての診察の日。予約は10時だった。

しかし、朝起きてみると完全な鬱状態で動けない。しかたがないから寝る。夢の中に、必死に病院に行こうとする自分がいた。

10時過ぎになってようやく動けるようになった。病院へ電話して、今から行っても診察してもらえるか尋ねた。先生に確認するので10分くらいしてもう一度電話をください、と言われたのでそのようにしたら、「できるだけ早く来てください」とのこと。何時までなら診てくれるか、と再度確認したが、何時まで、とは言わずにできるだけ早く、とだけ言ったそうだ。これはどういうことか。何時になったら「はい終了」ということはせず、がんばって何とか行けば、先生は待っててくれるのか。前の主治医は午後も診察していたが、今の主治医は基本的に午前中だけなのだ。とにかく考える余地はない。すぐに家を出た。幸い電車もバスもベストな乗り継ぎで、最短の時間で病院に着いた11時40分くらいだったろうか。まだ全員の診察は終わってなく、2人くらい、時間にして30分くらい待たされた。

診察では先週鬱が再発したことを告げ、抗鬱剤が1つ追加された。復職に関しては、また様子を見る必要がある、という認識で一致した。復職にあたって会社側から提示されている条件が「完全に回復した、という医師の診断が必要」ということを話すと、「非常に厳しい」との見解。やはりそうなのだ。いきなりフルタイムで働くことなんて無理なのだ。

診察が終わってからデイケアに顔を出す。今日はみんなで映画を観ていた。なんと「アイアムサム」だ。去年もデイケアで観たぞ、これ。私は映画館でも観たから3回目だった。でもまた泣いてしまった。いい映画は何度でも泣ける。

家に帰ってきてから会社の人事部に電話し、医師から「厳しい」と言われたことを告げ、相談する。実は私が何年も会社を休んでいる間に、健康管理室に新しく心療内科の産業医が来るようになっているらしい。その産業医と相談したい、と申し出ると、自分で連絡を取って会ってくれ、と言うので連絡先を聞いて健康管理室に電話してみた。医者は今日は来ていないが、看護婦がいて私の話をよく聞いてくれた。「人事部の人は、完全に治って週5日、1日7時間半働けることが前提だ、と言ってるのですが」と言うと「そんなの無理に決まってるわよ、最初は週1日とか、そういうのから徐々にリハビリしていくものなのよ」と力強いお言葉。「最初はそのような勤務から始めさせてもらえるようにお医者様から人事部の方に助言していただけるでしょうか」という質問には「もちろん」というこれまた頼もしいお言葉。どうやら健康管理室は私の味方になってくれそうだ。どうなることかと思っていたが、少し光が見えてきた。