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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日は23時頃寝ようとしたが、なかなか寝つけない。やはり神経が昂ぶっているのか。眠れたのは多分0時を過ぎてからだろう。そして4時に目が覚めた。まだ起きちゃだめだ。朝6時までは布団の中にいよう、昨日そう決めた。体を休めなくてはならない。

しかし、プログラミングで苦戦していたところで、解決策が浮かび上がり、どうしても試したくなって4時半に起きたくなってしまった。先日NHKの番組でもやっていたが、「考えに考え抜いたあと、睡眠をとればアイデアが産まれる」らしい。今回は本当にそうだ。

ところが、思ったようにうまくいかない。さっさと片付けてもう一度寝ようと思っていたのに、試行錯誤してやっと解決したときは朝の7時。今日も少しだけ早く家を出て会社へ。そして突っ走るがごとく怒濤のように仕事をこなし、定時きっかりまで働いて病院へ。

診察では、またこの2週間で落ちて上がったことを話したら、ラピッドサイクラーになってしまいましたね、と言われた。「ラピッドサイクラー」とは日本語では「急速交代型双極性障害」と言うのだが、ようするに躁と鬱の切り替わるサイクルが早い、ということである。通常だと何ヶ月とか季節ごとに、というサイクルが多いのだが、私はここのところ1〜2週間で切り替わっている。それに振り回されている。自分も周りの人も大変である。

波があるのはしかたがないと思っているし、その周期が短くてもいい。振幅さえ小さくなって、下がったときでも何とか会社へ行って仕事ができるくらい、上がっても突っ走りすぎない程度になってくれないものか。

必ずよくなる。そう信じて今夜も寝るとするか。この3日、睡眠時間は4時間だ。ぐっすり眠れるかなあ。

朝3時に起床。いや、目は覚めたが起床はしていない。もう一度寝ようと思ったがなかなか眠れなくなり、起きて動きたくなったが我慢我慢。そのうちにまた寝てしまい、6時起床。朝の空気は冷たい。

そして会社に行くのが待ち遠しくて、いつもより10分以上早く家を出た。会社には15分早く着いた。そして、ああ今日も馬車馬のように働いて夜遅く帰ってきた。危うく居室で最後の一人になるところだった。最後の人はいろいろめんどうなのだ。

復活して2日で1週間分くらい働いた気がする。とにかく仕事のスピードも速い速い。少しでも空き時間というか待ち時間ができたら他の作業に入ってしまう。一息つけない。多分、躁が入っているに違いない。疲れをまだ自覚できていない。でも、披露は確実に蓄積されているはずだ。反動で落ちる前に、自分で抑えなくては。とりあえず明日は通院日なので、否が応でも定時に帰ることになるのが救いか。

そして、土日はゆっくり体を休めるのだ。休められる、かなあ?

朝4時に目が覚めた。それから眠れなくなり、布団の中でじっとしていた。仕事のことが次から次へと頭によぎる。まだ寒いし、まだ早いし、と思って起きるのを我慢していたが、5時15分に起きてしまった。そしてそのままVPNで会社のネットワークに接続し、プログラミングに没頭。そして追加しようと思っていた機能の実装及びテストが終わって、8時前に家を出た。そう、私は

復活!!!

したのだ。

会社に行って馬車馬のように働いて、夜遅くに帰ってきた。あああ、だめだめだめ。いくら仕事が溜まっているからと言って、調子に乗ってはいけない。抑えるのだ。抑えるのだ。う〜ん、ついこの間まで「働きたいのに働けない」状態だったのに、今日のモードチェンジで「働きたいけど我慢しなさい」になってしまった。

ほんと、アップダウンが激しいよ。

今日は何とか会社に行けた。朝はつらかった。10時頃にえいやっと起きて、着替えてそのままよろよろと家を飛び出し、よちよちと歩きながらタクシーを拾った。バス、電車、バスと乗り継いで1時間かかる会社へは、タクシーだと30分弱。直線距離はそんなに離れていないのだ。

とは言えタクシーで会社へ行くなんて毎日やってたら大変だが、今日は行ったらなんとか仕事はできそうだ、今からだったらタクシー代がかかっても定時までがんばれば元はじゅうぶん取れる。ここでもう一度寝てしまったら、今日は会社に行く気力が失せてしまうだろう。そう思って這い蹲る思いで会社に行った。

仕事は山のように溜まっていた。私が進めている無線LANの案件で、私がまずやらなきゃ、と思っていたところを同僚のDさんが途中まで進めておいてくれた。今日はその続きと、週例と、認証無線LANの英語版のマニュアルを画面キャプチャをしながらせっせと作っていたら定時になったので帰ってきた。正直しんどい。

明日は会社に行けるだろうか?行けばなんとかなる。今日くらいの時間だったら、またタクシーに乗ってでも行こう。それにしても今日のタクシーの運ちゃん、Edyが使えると窓にシールが貼ってあったから

「Edyでお願いします」

と言うと、

「すみません、使い方知らないんですよ」

とのこと。とほほ、タクシーでEdy使う人、いないのかなあ。教わったけど、忘れちゃったんだろうなあ。結局現金で払ったけど、どうせだったらクレジットで払ったらよかった。同じ払うんだったらカードを使った方がポイントが溜まるのさ。「ポイント」とても甘い誘惑の囁きである。(何言っているのか少し意味不明)

今日も会社に行けなかった。

8時過ぎに目は覚めて、なんとか動けたので出せる力いっぱいを使って着替えた。

そして、そこで尽き果てた。結局今日も会社へ行けなかった。一日中寝ていた。

夕方、家から会社のメールをチェックしてみたら、私が進めていて滞っている無線LANの案件で新情報が舞い込んできていた。先月に無線LANの暗号化の手法であるWEPは10秒で解読されてしまう、という事が学会で発表され、急遽われわれ情シスで提供している認証無線LANサービスもWPA/WPA2に切り替え、ユーザが独自に設置したAPを調査してWEPを使っている場合はWPAかWPA2に切り替えてもらうよう、各セクションのネットワーク担当者に通達を出した。

しかし、今日はWPAでTKIPを使っている場合もすでに危ない、という情報が入ってきたのだ。うわ〜、どうしよう。WPA2を使うか、WPAでもAESを使えばいいのだが、そもそもうちの無線LANコントローラがWPAではTKIPにしか対応していない。どうすればよいのか。チームリーダーを含めネットワークチームで相談だが、おそらくWPA2を使うことを義務づけるようになるかなあ。

とか心配していると、よけい焦りが生じる。焦ってもしかたがないことがわかってはいるのだが。家計簿を見ていてもため息が出る。私がちゃんと毎日勤務できてないので毎月赤字であり、どんどん貯金を切り崩している、という状態なのだ。どこかで食い止めたい。なんとか低くてもなんとか会社へ行ける程度のアップダウンの状態で安定すれば、家計も苦しくならないのだが。

ところで家計簿を分析していて、支出がかなり少ない月があって、なんで少ないだろう、と思って見ていくと、ほとんど私が寝たきりで外に出てない月で、私がお金を使ってないためだった。そりゃ会社へ行かなければ外食もしないし交通費もかからないが、給料も出ない。う〜ん意味なし。

はあ、明日は会社へ行けるのだろうか。