TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日も寒かったけど、今日はまた一段と寒い。三寒四温などと言うが、その温度差は激しすぎる。朝には雨も強く降っていて、この天気だけで気分がブルーになる。

自分が自殺未遂をしてから5ヶ月くらい経った。この話題にもずいぶん触れていなかったが、覚えている限り、記録を残しておこうと思い、「自殺未遂の記録」の補足を書き始めた。前は右に「リンク」と書いてあったが、ちょっと内容と見出しがミスマッチなので、「特別記事」と改め、「自殺未遂の記録」の下に「自殺未遂の記録(補足1)」を追記した。

多分補足2か3くらいまでになるかと思うが、すこしずつでもいいから、自分への戒めとして、自分がやらかしたことを風化させないために、忘れる前に記録を残していくつもりである。

今日はメンタルクリニックへの通院日。
2週間前の月曜日は、なぜかその日だけエアポケットに落ちたかのごとくうつ状態になり、病院に行くことができなかった。同じく通院する妻に、薬だけもらってきてもらった。

今回は大丈夫だった。最近、好調とはいかないが、なんとか少しずつ回復しているような気もする。気のせいかもしれない。どっちだかよくわからん。しんどいときもあるが、この気候のせいなのかどうなのか。

とりあえず今のところ、週に3回着替えるという目標は今のところ達成している。しかし、ただ着替えただけ、という日もある。まあ、週2回は外には出られているので、いいとしよう。妻のお手伝いもしているが、キッチンに立つとすぐ腰が痛くなるのが難点。痩せなければ。

駅前では、JR東日本&横浜市と横浜DeNAベイスターズとのイベント、というか、セレモニーらしきものをやっていた。(画像はクリックすると拡大)

ベイスターズ

「JR東日本横浜支社×横浜市は横浜DeNAベイスターズを応援します」らしい。

左から二番目が三浦大輔投手、その右隣が林文子横浜市長。

DBスターマン

横浜DeNAベイスターズのマスコットキャラクター「DBスターマン」

DBスターマン

DBスターマンの妹?初めて見た。家に帰ってきてから検索してみたが、どこにも載ってない。これは初お披露目なのだろうか。最初から見てないのでわからなかった。

ハマの電ちゃん

JR東日本横浜支社のマスコットキャラクター「ハマの電チャン」らしい。ゆるキャラブームは続く。

それよりも、キャンペーンガールが気になるお年ごろ。勝手に掲載してもいいのか?と思ったが、撮影会をやっていたくらいだから、まあいいのだろう。そういう職業なのだから。

チアガール

チアガール

チアガール

しかし、大阪にいた時は阪神が最下位を独走していたのに、横浜に来たら、今度はベイスターズがどんどん弱くなっていく。もしかして自分、疫病神?

昨日に続けて、今日も何か妻のお手伝いをしようと思い、「今日は何をやろうか?」と声をかけたら、「疲れたからいいよ」とのこと。

そう、昨日はガスレンジの大掃除をやったのだが、けっこう大掛かりだった。毎日そんな調子でやる必要もないだろうし、妻も一緒にやったから、妻は妻で疲れてしまったようだ。

一過性のブームにしてはいけない。細く長く地道に続けられるとよいだろう。つくづく、家事というのは、裁量の大きい仕事である、と思う。手を抜こうと思えばかなり手を抜けるし、やろうと思えばいくらでもやることはある。毎日大掃除をする必要はない。

そんなわけで、今日はお休み。と思ったが、いやいや、大きな仕事だけでなく、手伝えることはいくらでもある。昼食のあとの片付けをしたり、妻が夕食を作り始めたら、一緒に手伝ったりした。夕食のあとの片付けも自分から率先してやってみた。今までは妻の体調が悪い時だけ手伝っていたが、日頃から一緒にやればいい。

二人三脚の道のりはまだまだ続くのだ。病めるときも、病めるときも。

最近、いろいろと煮詰まっている。
薬もぜんぜん効かないし、何をどうしたらよいやら、ずっと悩んでいる。心理ワークショップのお誘いを受けて、そのお世話にもなっているが、他に何ができるだろうか、考えてきた。体も動かしたいが、なかなか外にも出られない。

10年以上前から自分が鬱であることをオープンにしている自分には、「実は自分も鬱です」と打ち明けてくれている人がけっこういる。今でこそオープンにしている人も増えてきたが、他の人には秘密、という人もまだまだいる。沢山の人の秘密を抱えているのだが、それはそれでけっこうしんどい。

しかしまあ、裏を返せばそれは仲間がたくさんいる、ということでもある。そして、今では回復して通院しながら仕事を続けている人もいれば、通院する必要もない状態まで回復した人もいる。

そしてふと思った。そうやって良くなった人は、普通に通院する以外に、いったいどういうことを試してみたのだろうか。それを聞いてみよう。いろいろな人の話を改めて聞いてみると、何か自分のヒントになるものがあるかもしれない。

沢山の人に一度にメールをすると、返事を書くのがプレッシャーになるかもしれないので、とりあえず2人にメールしてみた。そのうち1人の女性とはいろいろやり取りがあったのだが、そこでひとつ、大きなヒントをもらった。

彼女の場合、旦那は病気ではなく(と言うか二人とも病気な自分たちがレアケースか)、鬱に対して一般的な理解はあるが、つらさや気持ちをわかってもらうのは難しかったとのこと。まあ、それはそうだろうと思う。自分も鬱のしんどさを言葉で伝えることはどうしてもできない。一緒に住んでいたとしても、やはりわかってもらうのは難しいだろう、と思う。

そして、その次の一文が自分にとって目から鱗だった。

「家事や買い物はまったく苦にならないらしく率先してやってくれるので、途中からは病気のことをわかってもらうよりも得意な方面で助けてもらうように切り替えました。」

ふむ。

自分、家事はほとんど妻に頼りきっている。
妻も病気なのに、任せっきりである。

ご飯を作っていてしんどそうなときは、時々手伝ったり、簡単なものなら自分で作ったりする。食事の後で妻がしんどくなって寝ている時には、後片付けをやったりする。妻は起きてきてから「小人さんがやってくれたのかしら」ととても嬉しそうに言う。

それでも、ときどき、

「もっと部屋もきれいにしたいし、やりたいこともたくさんあるのに、しんどくて掃除が行き届かない」

と泣いていることもある。

なぜ自分が手伝わない?

今さらながらそう思った。

それで、昨日妻に「何かやることある?」と聞いてみたら、

「山のようにある」

とのこと。とりあえず、ガスレンジの周りをずっと前から掃除したいのに、手をつけていない、というので、キッチンクリーナーでガーッと拭いてみた。割ときれいになった。ちょっと達成感を感じた。

そして妻は、ものすごく喜んでくれた。

まだお手入れ用の洗剤も買ってなかったので、その日のうちに妻はマジックリンを買ってきた。

今日、時間をかけてごとくやらグリルやら全部ばらして、つけ置き洗いし、レンジをピッカピカに磨いた。

気持ちがいいほどきれいになった。自分は大きな達成感を感じた。妻は感動していた。

外に出られない、とうじうじしていたが、家の中でもできることはいくらでもあるではないか。そして、妻を楽にさせてあげられるではないか。なぜ今まで気がつかなかったのか。なぜ今までやらなかったのか。

やり過ぎて疲れてしまうと、かえってよくないかもしれないので、毎日疲れない程度に、少しずつ妻のお手伝いをすることにした。小さくて大きな目標である。

その後、妻と一緒に買い物に行き、一緒に夕食を作った。そう言えばまだ妻が通い妻だった頃は、二人でスーパーに行って夕食の買い物をしたものだった。ただ、そのときも作るのは妻だけで、私は待っているだけだった。ふたりで一緒に作るのは、なかなか楽しい。

あれ、そう言えば自然に外に出られたよ、今日は。

まず自分にできること、それは案外近くにあった。

今日は着替えることができた。

と書いても、何のことやら。とりあえず経緯を書こう。

先々週の土曜日、心理ワークショップに参加したときのこと。セラピストの先生から、

「今一番困っていることはなんですか」

と聞かれた。今の私が困っていることは、

「なぜか外に出られない」

ということなので、そう答えた。

暑いとか寒いとかいうわけでもなく、行きたくないところに嫌々行くのでもなく、とにかく外に出ることができない。最近は、けっして調子がいいわけではないが、ものすごく調子が悪いというほどでもない。

それなのに、外に出る気力がない。外に行く用事があれば、なんとかがんばって出られる日もあるが、出られない日もある。家の中では普通に過ごしているのに、外に出ようか、と思った瞬間、急に憂鬱になったり気が重くなったりして、体調が悪くなる。そのまましんどくて寝てしまうことすらある。

時には用事がなくとも、少しは外に出なければ、と思って、なんとか頑張って着替えて外に出てみることもある。少し歩いてみれば、気分が上がってくることもあるが、よけいしんどくなって、家に引き返すことも多々ある。これは出てみないとわからない。しかし、やはりそれ以前に「外に出る」までのハードルが高い。

そうなると、なんというかもう「着替えることすら面倒」になるのだ。普段は家の中ではスウェットなどのルームウェアを着ているが、

「外に出る?じゃあ着替えないといけない。着替える?いやいやいや無理無理無理」

我ながら書いていてアホらしい。しかし、これが現状なのだ。ただ着替えること、それだけのことが高いハードルになってしまっている。気が重たくて着替えることすらできない。「着替えるのがめんどくさいから外に出たくない」ではない。その先にある「外に出る」ことに対する拒否反応がいち早く出ているのだと思う。

「着替えられれば外に出られのですか?」

と先生に聞かれたので、出られるかもしれないし、出られないかもしれない、と答えた(と思う)。さらに、その週は割と調子がよく、3回着替えて外に出ることができた、と話した。

「じゃあ、とりあえずの目標を『着替える』ということにしよう。1週間のうち、何回着替えられたらいいと思う?」

「着替えるだけなら、できるだけ毎日できればいいと思うのですが」

「最初からそんなに高い目標を掲げてはいかん。とりあえず、週3回着替えられたらいいことにしよう」

ふむ、そうなのか。

目標が高すぎると、却って早く挫折する、というのはわかっているつもりだ。だから今では、「とりあえずこれくらいできれば」という、自分としては「高くない」目標を設定しているつもりなのだが、それが今の自分にとっては既に高すぎる、ということを自覚していないようだ。そこのズレが、悪循環を生み出している要因の一つかもしれない。

だから自分は言われた通り、とりあえず「週3回は着替える」ということを目標にした。

先週は、1日は妻と一緒にスーパーに行った。もう1日は電子レンジを買いにヨドバシに行った。そして土曜日。

「今週はまだ2回しか着替えてない」

ということに気がついて、外に出るつもりもないが、とりあえず着替えるだけ着替えてみた。外に出るのではなくて、ただ着替えるだけ、と思ったら、気が重くなることも何もなく、普通に着替えられた。そのまま部屋で過ごした。

最初はこれでいいのかもしれない。

今週は今日はじめて着替えた。妻が皮膚科に行くというので、まだ薬はあるが、自分もついて行って診察してもらった。ちょっとしんどかったが、着替えられた。よし、これで今週はあと2回。最悪の場合「着替えるだけでいいんだ」と思えば、ずいぶん気が楽である。どうせだから3日分まとめて着替えてしまえ。あ、いやいや、それは違う。

ついでだから、皮膚科に行った話。

最近背中に白いボツボツができている。自分では見えないので、妻にiPadで自分の背中を撮ってもらい、それを見てみると「なんじゃこりゃ?」という、本当に白いボツボツが点々とある。しかもけっこう大きい。妻が「ここは何の薬を塗っていいかわからない」と言うので、今日も一緒に診察室に入り、診てもらった。すると、

「老廃物が溜まったものです。周りと同じように軟膏を塗ってかまいません」

とのこと。おそるおそる、なぜこんなものができるのか聞いてみたら、またしても、

「老化です」
「老化です」
「老化です」
「老化です」
「老化です」

もう老化は飽きたからやめてほしい。と誰に文句を言ってもしかたがない。