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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今朝は起きたのがなんと11時だった。昨日は午前2時頃までだらだらと起きていたのだが、それにしても寝過ぎである。寝る前の薬は減らしたが、睡眠時間は長くなっている。これはいいのか悪いのか。

そして頭が痛いし体もだるい。寝過ぎると頭が痛くなるのだ。首が異常に凝っている。この頭痛は首の凝りからきているようだ。

自己管理不足は否めない。せっかく減薬が始まったのに、自己管理がなってなくて体調が悪化しては元も子もない。医者にも「やはり薬は必要」と判断されてしまったら、何の意味もない。

それにしても、自己管理がなってないのは昔からだ。まったく頭が痛い。これからは気を引き締めて、早寝早起きに努めよう。

今日、我が家に友だちが遊びに来てくれた。嬉しいことだ。

以前に所属していた山岳会の仲間で、とりわけ仲が良かった友だちの一人。そんな仲の良い友だちだったのだが、ずっと会ってなかった。自分は2001年に療養のために入院して、それ以降は山岳会のイベントに参加しなくなり、そのまま休会し、数年後に退会してしまった。山岳会の仲間たちとはすっかり疎遠になってしまっていた。

彼女とも数年前にメールでやり取りしたのだが、それを最後に連絡をとってなかった。最後に会ったのはいつのことだったろう。2001年の入院のときに面会に来てくれたのだが、そのとき以来か、その後2回くらい総会に出席したので、それ以来かもしれない。

しかし、かつて共に汗を流して2000メートルを超える山々を登った仲間である。その絆は強い。本当に久しぶりだったのに、まるで先月まで一緒に活動していたような、そんな気分だった。昔話をはじめとして話は尽きず、あっという間に日が暮れ、あれ、もう4時間も経ったの?という状態に。楽しい時間ってのはあっという間に過ぎてしまうんだよなあ。

本当に自分は友だちに恵まれている、とつくづく思う。特に一緒に山を登った友だちは、学生時代の友だちとはまた違う「絆」を感じる。「友だち」というより「仲間」という方がしっくりくるような気がする。

皮肉なことに、自分が自殺未遂なんてやらかしてしまったため、いろんな方面に心配をかけてしまったのだが、それをきっかけに疎遠になっていた人たちと、再びコミュニケーションを取る機会が増えた。こんなブログ、いったい誰が読んでくれているのか自分ではわからない。でも、たくさんの人が見守ってくれている、そう考えると勇気が湧いてくる。

ありがとう、友よ。ありがとう、仲間よ。皆がいるから前を向ける。皆がいるから歩いていける。たとえ亀の歩みでも。

今日、やっとこさ初詣に行った。妻が風邪をこじらせていて、正月からずっと寝込んでいた。ようやく外に出られるようになったので、毎年行っている弘明寺へ初詣。身代わり地蔵の頭をなでて、自分の身代わりに鬱になっておくれ、と手を合わせる。毎年同じことを書いているような気がする。

おみくじをひくと、今年は吉。

おみくじ

吉だが、書いている内容は大吉でもよさそうな大盤振る舞い。何もかも全てうまくいくようなことが書いてある。去年は大吉だったけど、けっこう大変だったぞ。ちなみに妻は凶。ちょっとへこんでいた。私は2006年、2008年、2010年と隔年で凶が出ていたので、去年(2012年)も出るかも、と思ったが大吉だった。今年も吉だったし、どうやら引きが弱くなったようだ。そういう問題ではないか。

 その後、メンタルクリニックに移動。今年最初の通院。いよいよ減薬がスタートする。診察で主治医と話した結果、ノリトレンを1日100mgから70mgに減らし、寝る前に飲んでいたデパス細粒3mgを、錠剤2mgに減らしてくれた。まずはこれで調子がどうなるか、様子を見ていこう。焦らないように気をつけなければ。

デパス

今まで寝る前に毎日飲んでいたデパス細粒3mg3mgというと1日のMAXである。それを錠剤でなく、細粒で飲んでいたというのが怖かった。闇で売りさばいたら高く売れるかもしれない危険な薬だった。やっとこさ、こいつからおさらばできる。しかし、デパスは依存性がある。そう簡単にいくのだろうか。

王様の耳は・・・

そこまでしか言えないもどかしさ。

パンドラの箱は開いたまま。

消えぬ罪悪感。

贖罪の方法がわからない。