TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日は朝からずっとしんどかった。目が覚めても動けない。必死に起き上がろうとするのだが、起き上がる途中の態勢でまた寝てしまう。気がついたら逆さ向きになって布団で寝ていた。

今日は、自分がかつて所属していボーカルアンサンブルグループの出演するコンサートが午後からあるので、それに行く予定だった。他に出演するグループも知り合いばかりで、久しぶりにたくさんの友だちに会えるチャンスだった。

しかし、とてもじゃないが、行ける状態ではない。横浜からもけっこう遠いし、それ以前にしんどくて動けない。結局先月から今月にかけて、行く予定だった3つのコンサート全てに行けなかった。

昼間も寝てしまったし、今日は一日中ダメダメである。

もううんざりだ。もう何もかもあきらめた。

先週はこの猛暑の中、3日連続で外出したせいだろうか、この3日間は家で休んでいたのだが、なんかいつもと違う体のしんどさを感じる。

熱中症ではないだろうが、どうも体温調節機能がおかしくなっているみたいで、かなりのダメージが蓄積している感じがする。

今年の猛暑は早く始まりすぎだ。学校の授業や行事で児童、生徒の熱中症が相次いでいるのは、まだ夏休み前なのに、こんなに猛暑だからだとか。いつもは1学期の終業式辺りに梅雨が開け、本格的に暑くなる。

最近は9月になってもなかなか気温が下がらず、猛暑日や熱帯夜が続いて「いつまで暑いつもりやねん」などと誰にともなく文句を言っているが、今年は「いつから暑いつもりやねん」と言いたい。

そして、この暑さは去年のように、だらだらと続いて、秋を通り越して一気に冬になるのだろうか・・・。

身がもたん。

今日は友人が出演する演奏会を聴きに行く予定だった。

とても魅力的なプログラムで、楽しみにしていた。それなのに、

しんどくて動けん。

はあ、また演奏会に行けなかったよ。先月も楽しみにしていた演奏会に、やはり体調不良で行けなかった。こんな時に限って、なんだかなあ。

自分の病は自分から様々な自由を奪っていく。自分と人との繋がりを、そして自分と音楽との繋がりをも。

再来週にも、かつて自分が所属していたアンサンブルグループが出演するコンサートがある。これにはなんとか行きたい。なんとか。

調子が悪い。ずっと調子が悪い。

妻も調子が悪い。ずっと調子が悪い。メンタル面だけでなく、お腹の調子も悪いし咳も止まらない。

そして二人ともしんどい時、一番大変なのは食事である。料理というのは、調子が悪いとまず一番にできなくなることだ。他の家事と違って、献立を考えて、買い物をして、段取りを考えて、細かい作業をやって、とそんなことはとても無理無理無理無理。

二人ともしんどいとき、さてどうするか。昼食は適当に済ませばいいが、夕方になって「ご飯どうしようか」と二人で気が滅入る。妻は一昨日あたりから特に調子が悪く、外に買い物にも出られなくなっていた。買い物はネットスーパーでなんとかしのいでいる。

最悪の場合は「夕飯抜き」である。もう何もやる気がしない。もう今日は夕飯いいか、昨日食べたし。というのが過去に一度だけあった。

しかしまあ、何もしなくてもお腹は減るので、あるものでなんとかして済ます。とにかくご飯だけたくさん炊いて、卵かけごはんかふりかけご飯で食べる。もう少しましなときは、レトルトカレー。トップバリューの88円のカレーはけっこううまい。プライベートブランドは意外と侮れない。

昨日は夕食はカップ焼きそばと冷凍のビビンバ。カップ焼きそばはトップバリューの88円。冷凍食品はローソンストア100105円。あわせて193円。まあまあ安く済むので、各社のプライベートブランドは重宝している。

ジャンクフードでもなんでもいい。栄養が偏ってもある程度仕方がない。出来る範囲でやるしかないから。

先週「記憶を消去したい」という記事を書いた。

ときどき、「過去の嫌な出来事」が頭の中に浮かんではぐるぐると回って他のことが考えられなくなる。その「嫌な出来事」というのは、ある限定的なことがらである。それが自分の中でぐるぐると回っている間、自分はある種の狂気の中にいる。とてつもなく極端なことを考え、とてつもなくネガティブになり、突拍子もないことをやろうかと真剣に悩んだりする。正気に戻った自分の頭で改めて考えると、とても恐ろしい。

自分は今日、その根っこを掴んだような気がする。昨日もその狂気に襲われたのだが、なぜそうなったのか、何が原因なのか、そのトリガーは何なのか。自分の心の中を、自分の思考パターンを、自分の感情の変化を、そして自分の性格を、徹底的に客観視し、結果から原因を探り当て、「多分これだ」と掴んだ感触がある。少なくとも昨日の狂気のトリガーは「あれ」だ、そう考えると自分の中で辻褄が合う。他の人には全く理解できない思考回路かもしれないが。

しかし、その根っこはかなり深い。「過去にあったこと」と「過去になかったこと」これら2つの要因が、トラウマとコンプレックスで歪んだ自分の思考回路を通して結びついてしまうと、狂気に陥る。それに抗うすべは今のところ持ち合わせていない。その根っこを掘り起こすことは、過去を書き換えるということである。それは去年の自殺未遂の発端とも関連してくるのだ。それだけ根が深い。

過去を書き換えるとことも記憶を消去することもできない。自分にできるのは、狂気に陥った自分をどうにかしてコントロールすることしかないだろう。

あとは時間が解決してくれるのを待つしかない。狂気と背中合わせに生きていくしかない。