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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日は7時45分起床。あまり辛くなかった。作業所もないのにこの時間に起きれた。この調子はずっと続いてくれるだろうか。良くなるのにはもの凄く時間がかかるのに、悪くなるのはあっという間だから、いつもびくびくしている。早く起きれたはいいが、疲れがまだ残っている。まだまだ要注意だ。

午前中は読書。「ペテロの葬列」読了。685ページと分厚かったが、するすると読み進められた。バスジャックから始まり、マルチ商法詐欺の話に発展する。マルチの詐欺には自分も巻き込まれたことがあるので他人事ではない。長い物語は寂しく終わっていった。このシリーズはこれで完結。ますます寂しい。

13時から利用している福祉施設で面談。今まで自分を担当してくれていた職員が異動になってしまったので、今日から相談員が変わった。と言っても以前からいる知った顔だし、しっかり引継ぎもされているようだった。作業所の体験をやってみての振り返りの話と、今後の課題やらの話で1時間20分くらいかかった。

作業所の話は、両方の作業所の体験が終わってからどちらに通うか決めることになっていたが、自分の中では昨日行ったところ、昨日書いた第2作業所にほぼ決めていることを話した。活気もあるし、作業の種類が豊富そうでおもしろそうだったからである。明日の体験でよっぽどのことがない限りそうなるだろう。それからの手続きは私の方には特にないという話だったが、作業所側での受け入れ準備はどれくらいでできるのかがわからない。福祉施設の職員は、作業所の方でも振り返りがあるかもしれないと言っていたが、昨日作業所の所長さんと話した感じでは、決まったら来週でも、という感触だった。明日の体験が終わってから、その場でそちらに決めた旨を話して、どうすればいいか相談しよう。

その他にもいろいろ話をした。今までの自分、そしれこれからの自分を考えると、重要なキーワードとなるのは「意識的に休む」こと。とりあえず作業所は週に1回から始めることにしたので、作業所の次の日は休むとか、そういうふうに計画的に休むことも必要だし、自分は疲れが遅れて出るということをちゃんと頭に置いて、意識的に休むことも必要だということが今後の課題か。何年も就労できない状態が続いてきて、ようやくここまで安定したのだ。これからも調子を崩さないようにキープする、というのが目標である。

そして14時半からリカバリー系のプログラム。連チャンで疲れた。今回のテーマは「恋愛・結婚」。へ~こんなテーマもあるんだ、てな感じ。どういう話になるんだろうと思ったら、けっこう盛り上がった。恋愛や結婚において、どれだけ障害が障害になるのか、という一般的な話から個人的な話まで。2時間だったがあっという間に終わった。

ミーティングは16時半に終わり、そのまま図書館に行こうと歩いていった。途中から雨がぱらついてきた。風も吹いてきた。折りたたみ傘をさしながら急な坂を登り終えて歩いていたときに、ふと「休まなきゃ」と思って回れ右して家に帰ってきた。さっき話をしたばっかりなのに、もう自分の体調を顧みずに飛ばそうとしていた。疲れたら休め。疲れる前に休め。明日も作業所なのだから。いや、作業所ではなくても、だ。

今日の動画。今日読み終えた「ペテロの葬列」のドラマ版主題歌、近藤晃央「心情呼吸」。

今日は7時45分起床。ちょっと辛かったけどなんとか起きれた。前ほどの辛さではない。少しずつ慣れていってるのか。朝の時間を有効に使い、9時に家を出て作業所へ。今日はもう一つの作業所の体験。先週行ったのと同じ系列。こちらが第2作業所、先週が第1作業所である。

第1作業所と同じく9時40分から朝礼、9時50分作業開始。10時50分から11時まで休憩。12時から13時まではお昼休み。13時から作業再開。14時から14時10分まで休憩。こちらではラジオ体操はなかった。その後15時まで作業をして終了。第1作業所ではその後みんなで掃除をしていたが、こちらでは当番制らしい。

今日の作業は先週よりも複雑だった。午前中は有名メーカーの布製品(Amazonでも売っていた!)の検品。ガムテープを使って表面のゴミや糸くずを取り除いたあと、内側をひっくり返してまたガムテープをペタペタ。縫い目をチェックして糸がぴっと出てたらハサミでちょん切る。小さな穴があいていたりしたらハネる。けっこう神経を使った。

午後はまた別の作業。午前中に作業した製品の完成品を入れる透明な袋に商品名のシールをペタペタ貼っていく。ちゃんと位置を合わせて歪まないように貼らないといけないので、これもまた神経を使う。それが終わったので、今度はその商品の途中の工程で、アンビタッチというものをつけていった。洋服とか買った時についてるタグを止めるプラスチックの細い糸みたいな、返品しないだろうと思ったらとりあえずちょきんと切るあれである。

その商品の今日の分が全部終わったので、残りの時間はみんなで箱を折る。ただの直方体ではないから結構難しい。折り紙の世界だな、これは。よく電化製品や食品の詰合せなんかの箱を、ゴミに出すためにばらして平らにしていくと、一枚の紙からこんな風に立体になってたんだ、ふ~んなんて思ったりするのだが、その逆の工程をやる。逆のほうが難しい。どっちが逆なんだか。こういう折り紙はどうやって考えるのだろうか。これからはAIか?

第1作業所はわりとみんな黙々と作業していたのだが、こちらはよく言えば活気がある。悪く言うとやかましい。それはよく喋る人が男性と女性に1人ずついるからだが、まあ聞き流していたらいいし不快ではない(というかおもしろい)。

今日は神経を使う作業が多く、肩が凝ったし先週よりも疲れた。しかし、おもしろいのはこっちだ。第1作業所はわりと決まった作業ばかりだが、こちらはいろんな会社や役所からいろいろ請け負って、いろんなものを作っているらしい。

明後日もまた同じところで体験をして、それからどちらに行くか決める。PSWと面談して認定調査も終えたことを職員の方に話してその後の流れについて確認したところ、早ければ来週から正式に通えるかもしれない。最初は週に一回、火曜日通所で始めようかと思っている。ちょうど来週の火曜日、4月30日(平成最終日!)はカレンダー的には休日らしいが作業所はやっている。そこから正式に通えるかもしれない。その次の週の火曜日はちょうど連休明けである。うまいこと予定がはまる。

ところで4月30日は通院でもある。病院も薬局もやっている。とある医者のブログを読んでいたら、4月30日~5月2日は案外診療をしている病院が多いらしい。これは患者のためもあるが、病院側もずっと休みにしていろいろ溜め込むとあとあと大変だから、という事情もあるらしい。

朝に行く途中でローソンでお弁当を買ったのだが、PayPayで払おうとしたらアプリが起動しない。

PayPay停止

おかしいな、再起動してみよう。

PayPay停止

何回やっても同じ。こりゃだめだ、と思ってLINE Payで払った。払ってからLINEウォレットを確認してみたら、

LINEウォレット0円

お支払い0円。利用ポイント399P。またポイントで支払ってるよう、なんでだよ~、と思っていろいろいじってたら、見つけた。

LINEポイントON

LINE Payコード画面に表示されているLINEポイント数の横に、チェックボックスがある。これをオンにすると「決済時にLINEポイントが自動的に使用されます」ということらしい。先日もこれだったんだなあ。多分間違ってタップしてしまったんだろう。謎が解けた。損したわけではないからまあいいや。

それにしてもPayPayはなぜ起動しないんだろう。帰り道でも試してみたが、やはり起動しない。スマホを再起動してみたけどやっぱりだめ。Google Playのマイアプリから確認したら昨日アップデートされている。デグレしたか~?早急に対処してほしいのだ。とりあえずフィードバックは送信しておいた。

帰ったら妻が黒ごまプリンを作って待っていた。

黒ごまプリン

セメントみたいと妻は言ってたが、確かにそんな感じ。でも味はうまかった。

今日の動画も特にないなあ。平成もあと1週間くらいだし、「平成も終わりで時代遅れ甚だしい」という歌詞が出てくるNONA REEVES「ガリレオ・ガール」にしよう。この歌詞も何年か経つと「そういう時代だったね~お祭り騒ぎだったね~」なんて懐かしくなるんだろうな。それでも地球は回っている。

今日は7時45分起床。辛いけど起きれた。このまま体が慣れてくれればいいが、そうは問屋が卸さない気がする。朝早く起きると時間が有効に使えるので、やはり「三文の徳」であるな。私はずっと「三文の得」と思い込んでいた。今ちょっと調べたら、どっちでもいいようだ。

昨日でほとんど最後の方まで読んでいた夏川草介「神様のカルテ」読了。おもしろかった。最初ちょっと読んだところでは、「ブラックジャックによろしく」と「めぞん一刻」を足して2で割ったような話なのかなあ、などと思っていたが、全然違った。漱石に傾倒する主人公の語り口が味わい深い。そしてストーリーも実に味わい深い。ほろりと涙ぐむシーンもあって味わい深い。コーヒーの宣伝ではないが味わい深い。ある患者さんが亡くなったシーンを読んでいる時に、偶然にもブラームスの「ドイツ・レクイエム」をBGMで聴いていた。何度も書くが味わい深い。2巻も3巻もあるから、また借りてこよう。

続いて「ペテロの葬列」を読み始めた。英和辞典のように分厚い本だが、とても読みやすいし読み始めるとその世界に引き込まれてしまう。夕方までかかってやっと4割くらい読めたか。今日のうちにどこまで読めるかな。明日から忙しくなるから、どれだけ読書の時間をとれるだろうか。

夕方からお出かけ。と言っても行きつけのカレー屋まで往復。昨日Twitterでお知らせがあった週替りのメニューが好物のものだったのでわざわざ食べに行った。

途中でにゃんこを見かけた。ちょっとふてぶてしい。右目をどうかしたのだろうか?

猫

今週のおすすめ。カルビカレー。むむ、実に味わい深い。美味しゅうございました。

カルビカレー

明日は遠い方の作業所の体験。朝早く起きれるかな。先週よりも早く家を出ないといけない。歩いて25分くらいかかる上、途中からずっと坂を登っていかなければならない。そして最後はかなりきつい坂である。今の季節はまだいいが、真夏とか土砂降りの日に通えるのか、それが心配だ。利便性を考えると、先週行った作業所にしておくのが無難なのだが。

今日の動画は、映画「神様のカルテ」のテーマソング、盲目のピアニスト辻井伸行作曲の「神様のカルテ」。優しいメロディーである。

今日は8時起床。日曜日にしては早い。7時過ぎにいったん目が覚めたが、その時はおとなしく寝た。毎日目覚ましをセットすることにしたのに忘れていたが、8時には自然に目が覚めた。この調子が続くといいのだが。

午前中からずっと読書。昼過ぎに筒井康隆「わが愛の税務署」読了。筒井康隆の自選短編集「ブラックユーモア(現代)篇)」。面白かったけどそこまでブラックとは感じなかったのは私の感覚が麻痺しているからであろうか。筒井康隆にはもっと禁忌を破ってほしいのだが。ブラックと言うよりドタバタ篇という印象を受けたが、ドタバタ篇はまた別にあるので今度借りてこよう。なかなか風刺が効いている話もあるのだが、今でもきちんと風刺が生きているのは面白いな。いつの作品かと思ったら、なんと52年前、私が生まれる前ではないか。世の中はちっとも変わってないということか。

昼過ぎに妻とお買い物。その足で図書館に行って本を返し、また借りてきた。

借りた本

宮部みゆき「ペテロの葬列」
「誰か Somebody」「名もなき毒」に続く杉村三郎シリーズ第3弾。シリーズを順番に読んでいる。

夏川草介「神様のカルテ」
映画になった小説。ふと目に入ったから借りてみた。

実は予約していた本は「ペテロの葬列」だけだったのだ。来週は作業所の体験やリカバリー系のプログラムがあるので忙しくなるな、と思って予約を控えめにしていたら1冊しか用意できてなかったので、予約の本を出して貰う前に館内をぶらぶら巡って軽い本を1冊借りよう、と思って「神様のカルテ」を借りた。そして貸出カウンターで「ペテロの葬列」を出してもらって唖然。

ペテロの葬列

 

めっちゃ分厚い。

 

700ページ近くある。しまった、この1冊だけで十分であった。まあいいや。ゆっくり読もう。

帰りにローソンに寄ってお買い物。買う予定のものは食パンとおやつ。さあここからせこいせこい話が始まるよ。できるだけ値引きシール、クーポン、キャンペーンくじを駆使してのお買い物。

まずは店内に入ると、LINEのローソンアカウントでくじが引ける。からあげクンとかLINE Payのポイントが当たったりする。

LINEのローソンくじ

3ポイント当たった。「当たりました!」のスクリーンショットを撮るのを失敗してしまったので、LINEウォレットの履歴画面で。

LINEのローソンくじ当たり

そして食パンをゲット。20円引きのシール付き。消費期限はあさっての日付なのに、なぜかここは早くから値引きシールを貼ってくれるので、それを狙いに行くのだ。

食パン

そして次はおやつ。ウチカフェのエクレア。

エクレア

税込み140円なのだが、ローソンアプリに来ていたこの20円引きクーポンを使用。このクーポンは何度でも使える。

ウチカフェスイーツ20円引きクーポン

そしてお会計の際には、LINE Payに来ていたこの「ローソン・ポプラ100円OFFクーポン」を使用。ローソンアプリとLINE Payアプリのクーポンが併用できるかの実験でもある。

ローソン・ポプラ100円引きクーポン

そうするとお会計は、本当なら食パンが108円、エクレアが140円なので248円のところ、食パンは20円引き、エクレアが20円引きなので208円。これにLINE Payの100円引きクーポンを使うので108円になると思いきや、

レシート

おりょ?LINE Payご利用額208円とな?100円引きクーポンが使えなかったの?と思って今度はLINEウォレットの履歴を見てみる。すると、

支払い0円

お支払い「0円」だと?どういうこと?よく見ると「利用ポイント108P」となっている。は?ポイント使うなんて一言も言ってないしアプリで指定もしてないし、というかそんな指定するところないし。決済の詳細情報を見てみると、

決済の詳細

確かにクーポン割引で100円、ポイントで108円支払われている。なんで勝手にポイントが使われたんだろう?と言うか「決済方法 LINEポイント」となっているではないか。クーポンを使うと自動的にポイント決済になるの?でも、そもそもLINEポイントってLINEサービスの決済以外では、いったんLINE Payの残額にチャージしないと使えないのではなかったっけ。よくわからん。

まあいいや、別に損したわけではないから。でもなんか腑に落ちない。

そしてLINE Payキャンペーンのくじが引けた。100円以上のお買い物で引けるのだが、決済額が0円でも引けた。ポイントで払っても引けるのか。

LINE Payもらえるくじ

そして1円当たったのだ。

1円当たった

もちろんPontaのポイントも2ポイントゲット。ああ、なんてせこい話なんだ。書いてて呆れる。でも楽しんでやっているからそれでいいのだ。

今日の動画も特にないなあ。LINEの話が続くので、あいみょん「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」。にしよう。LINEで作ったリリックムービー。めっちゃおもしろいんだけど、「死ねえええええ」って、肉食系もここまでくるとちょっと怖いんですけど・・・。スマホ再生推奨。

今日は8時半起床。7時45分に目覚ましで目が覚めて、その時は「起きれる」と思ったのだがなんだか辛くてすぐに起き上がれず、気がついたらまた寝ていた。8時半に目が覚めてなんとか起きれた。多分今日が作業所の日だったら、7時45分の時点で起きれていたと思う。やはり作業所のあるなしで、起きるモチベーションが全然違う。

朝からPCに向かっているとメールがいっぱい。アンケート依頼のメールばっかりだ。珍しく長いアンケートがいくつかあって、やっていると2時間くらい経ったのではないだろうか。ちょっと稼いだが、時給換算にするととほほである。まあ暇つぶしにはいいか。なかなか稼げるアンケートに当たらない。アンケートは「事前アンケート」「本アンケート」に分かれている場合があって、本アンケートは時間がかかるけどたくさんポイントがもらえる。事前アンケートの結果、本アンケートの対象になれば次に進めるのだが、本アンケートに進めることはあまりない。私のように無職、無趣味で酒も飲まない、車も乗らない、旅行にも行かない、ゲーセンやカラオケにも行かない、テレビもあまり見ない、子どももいない人間はあまり相手にされないようだ。今日は珍しく本アンケートが3本あった。いくつものアンケートサイトに登録しているけど、一番稼げるのはinfoQかな。

その後はずっと読書。そして昼過ぎに妻とお買い物。ローソンストア100に行って、またマルちゃん正麺を5個買い足した。昨日食べてみて、下手なラーメン屋よりもずっとうまいし、108円というのはカップ麺として普通に安いので買いだめしておこうと思ったのだ。昨日は山積みになっていたが、今日行ってみたら、こんな状態。

マルちゃん正麺

すでにこれだけになっていた。あれが1日のうちにあっという間に売れたのか。やっぱ安くなってたからなあ。残ってるのも全部買い占めたらよかった。

ローソンストア100にあった「ななめ上いくバーガー」というのが、ちょっと斜め上を行き過ぎてノーサンキューってな感じだった。

食事とデザートを一緒に済ませられるおせっかいなメニュー!「チョコチョコロッケバーガー」。食事とデザートは別々に食べたい派である。

斜め上を行くバーガー

パンと紅しょうがの奇跡の出会い!紅しょうがをこよなく愛する方に食べてもらいたいパン。「紅しょうが好きのドーナツ」。紅しょうがは和食に合うと思う。

斜め上を行くバーガー

甘いけど辛い!甘さと辛さの絶妙バランスで脳が混乱!?「あんドーナツ(激辛仕立て)」。「甘辛い」というのはそういうことではありません。

斜め上を行くバーガー

その後はまいばすけっととドラッグストアに寄って帰った。PayPay、QUICPay、LINE Payとスマホが大活躍。どれも20%還元である。PayPayのくじは当たらなかったが、LINE Payのくじは2回とも1円当たった。こんな話ばっかりである。

ドラッグストアでジャバを買った。これはちょっと面倒くさいのだが、汚れカスがドバドバ出てくるので、それはそれで面白い。久しぶりにやってみたら、今までの最高記録と言えるほどの汚れカスが出てきてびっくりした。いつ以来やってなかったんだろう。もうちょっとマメにやらなくては。CMでは月イチジャバとか言ってるが、そんなに頻繁にやらなくてもいいだろう。

栗本薫「鬼面の研究」読了。名探偵伊集院大介シリーズ第三段。少し古い文体で読んでて肩が凝ったリもするが話はおもしろい。時代が時代だけに「ナウい」とか出てくるが全然ナウくない。それはどうでもいいんだけど。前二作に比べると、伊集院大介がしっかり全編に出てくる。前は時々ちょろっと出てきては最後にひょいと現れて謎解きをする、て感じだったな。最後の謎解きの章の前に「読者への挑戦」が出てきた。

読者への挑戦

挑戦状は推理小説では時々あるが、お目にかかるのは久しぶりだ。挑戦は受けずに淡々と読み進める。探偵が60ページにわたって長々と皆の前で謎解きを披露する。物証もないのになぜそんな細かいところまで推理できるのか、ちょっとできすぎではないか、こんなもん挑戦されてもわかるわけないがな、とかいろいろ思うが、まあこの手の推理小説はそういうものなんだろう。ミステリーマニアだったら犯人や動機、トリックを当てられるものなんだろうか?

今日の動画。「鬼」にまつわる話だったから、クリープハイプ「鬼」。藤原竜也主演のドラマ「そして、誰もいなくなった」の主題歌。このドラマは見たことないのだが、名前からしてミステリーっぽい。