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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2019年2月

今日は9時起床。朝方夢を見た。また意味深な夢だから日記に書かなきゃ、と思ったのにほとんど忘れてしまった。前の前に働いていた職場の同僚の車に乗っていたのは覚えている。その後場面が変わって、ホテルかどこかで食事するのに自分の分だけなかった。これもやっぱり疎外感の現れか。

昨日の夜に「グラスホッパー」読了。妻を殺された復讐をしようと裏稼業に転職した男、相手を見つめただけで自殺をさせる自殺屋、ナイフを武器にした殺し屋、背中を押してひき逃げさせる押し屋、彼らがそれぞれの思惑で動きながら絡み合って話が展開していく。おもしろいのが、昨日も書いたが幻覚が出てくるところ。幻覚というと統合失調症の症状として代表的なのだが、幻聴、幻覚はあくまでも自分の脳内で作られたものだから、自分が知っている以上のことは言わない(解離性の障害の場合はわからないが)。しかしこの物語では、幻覚が重要な秘密を教えてくれたりする。むむむ不思議なミステリーである。しかししっかりハードボイルドでもある。とてもおもしろかった。

昨日の時点では今日は雨の予報だったが、今朝の予報では曇り時々晴れに変わっていて、空もそんなに曇ってない。今日はどこへ行こうか考えて、なんか中華が食べたかったから。商店街の中華料理屋へ。今日は25日か。ちょっとお小遣いも残ってるし、今月は28日までだからいいだろう。これで打ち止めだ。

豚肉とほうれん草の玉子炒め

豚肉とほうれん草と玉子炒め。うまかった。その後、先日の面談で教えてもらった作業所が近くだったから前まで行ってみた。ビル、というより少し大きめの3階建ての一軒家みたいな建物の1階にこっそり「○○工房」という看板が出ていた。ぱっと見障害者の就労支援施設とはわからない。ここで作業することになるのかな。自宅からは歩いて20分かかるかかからないか、というところで、今くらいの調子だと通えるだろうが、ちょっと体調を崩すとそこまで歩けるかどうかもわからない。

朝から宮部みゆきの「ここはボツコニアン4」を読み始めて、短いので昼過ぎには読み終わった。3巻は確かホラーゲームのパロディ世界で終わったんだったな。で今回はその続き。よしよし今回はちゃんと覚えている。ゲームの中の世界で12歳の双子の姉ピピと弟ピノが冒険するおちゃらけた話。ピノがピピのことを「ピピ姉」と呼ぶのがなんだか微笑ましくて羨ましい。物語はホラーの世界を抜けてから、サブイベントを経て今度はSFの世界へ。

ここはボツコニアン

それにしても今回は、観たこともプレイしたこともない映画やゲームの内輪ネタが次から次へと出てきて、今まで一番よくわからない。宮部みゆきはよっぽどSFが好きなようで、ちょっと遊びが過ぎるのではないかと思うが、「分かる人だけ分かればそれでいい」という作者のスタンスをひしひしと感じる。作者の独り言とか関係ないセリフが多すぎてなかなか話が進まないし、行き当たりばったり感が否めないが、それでも読んでいる。それなりに続きが気になるのだ。それにしてもこのシリーズ、次の5巻で完結なんだがどうも尻切れトンボで終わるのではないだろうか。作者が脱線する間は冒険は進まず、まだ物語は序盤で回廊図書館の鍵も6つのうち2つしか手に入れてないではないか。まあいいや。

今日の動画。DAOKO「もしも僕らがGAMEの主役で」。ピッタリの曲ってあるもんだな。

今日は9時半起床。夜中変な夢を見ていた。小さな洋風庭園のようなところに結婚式を挙げられるところがあって、そこに次から次へと手錠で繋がれた男女が連れられてくる。これはなんだろう。あとは他の大学が主催した合唱のジョイントコンサートの練習に出る夢とか。でもなんだか疎外感があるので抜け出そうとするのだが、抜け出せない。友達はいつの間にか消えている。やっぱりこれも自分だけ置いてきぼりを暗示しているのか。

私は学生時代のサークルの学年代表をやっている。現役生のOB係との連絡係で、現役生から時々連絡メールが来る。それはいつもご丁寧に「拝啓」から始まって時候の挨拶が入る。いくら先輩相手だと言え、別にメールだしそんなにかしこまらなくてもいいのだが、と思っていたのだが、今日きたメールにこんな挨拶が書いてあった。

「向春の候、貴社ますますご繁栄のことと心からお喜び申し上げます。」

貴社・・・。時候の挨拶って何を書いたらいいかわからなくて、ネットで探したんだろうなあ。でもおかしいと思わなかったのかな。決してバカな大学ではないのだが(いや、ある意味バカかも)。「先代のOB係との協議の結果」という文面もなんだかおかしい。いや間違ってはいないのだが、「先代の」て、そっちも会社かい!と思ってしまった。

伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を読み始めた。殺し屋とかの裏稼業の話なのだが、殺し屋が幻覚と話をしている。映画「ビューティフル・マインド」みたいだ。あの映画はおもしろかったなあ。途中まですっかり騙されていた。この小説では「オーデュボンの祈り」の喋るカカシみたいに幻覚が不思議に話を進めていく。

先週見に行った河津桜が満開だという情報を得たので見に行ってみた。小さな公園に1本だけ咲いている河津桜がたしかに満開だった。

満開の河津桜

満開の河津桜

桜の色で思い出すのは、北野武監督の映画「Dolls」。西島秀俊と菅野美穂が赤い紐で結ばれたまま放浪の旅をする、という映画だったが、四季折々の風景がとてもきれいだった。多分北野武でなく他のスタッフが言ったのだと記憶しているが、「桜の花はピンクってイメージがあるんだけど、実際は限りなく白に近いんだよね」という言葉があった。確かに桜と聞いてイメージするのはソメイヨシノだという人が多いと思うが、あれはほとんど白かもしれない。河津桜はもう少しピンクかな。

その後は図書館へ。この前借りた4冊はまだ全部読み終わってないけど、いい天気だし散歩がてら行ってきた。その公園は家から見て図書館とは反対方向にあったため、まずは来た道を逆戻り。上って下って上って下って上って下って上って、ぜいぜい、さらにもう少し上ってから一気に下って図書館へ。坂の多い街である。3冊返して3冊借りてきた。

借りてきた本

借りてきた本

東山彰良「女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。」
宮部みゆき「ここはボツコニアン4」
伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」

「女の子の…」は「宮辻薬東宮」で知った東山彰良の小説を読んでみようと思い、Wikipediaで作品一覧を見てた時になんとなく目に入って、「なんじゃいそりゃ」と思ったので借りてみた。「ボツコニアン4」は前作の続き。「陽気なギャングが地球を回す」は映画化もされた小説。1月9日に予約して、やっと順番が回ってきた。

今日の動画。桜の歌はいっぱいあるのだが、和楽器バンド「千本桜」をば。オリジナルはボカロ曲だが、小林幸子も紅白で歌ったり色々カバーされている。和楽器バンドバージョンはめっちゃかっこいい。

朝うつらうつらしていた。時計を見る気力もない。やっと目が覚めて時計を見たら9時26分。ほえ~こんな時間か~と思ったが体が動かない。しんどくて起きれない。体を反転させ、四つん這いになった状態から動けない。やっとこさ起きた時には9時40分を過ぎていた。今日も朝から低空飛行だ。

今日は某福祉施設で面談だった。いつもふたりで1時間なのに、今日はいろいろ話すことがあって私だけで1時間近くかかり、妻の話をしたら1時間20分くらいかかってしまった。私は最近の状況を話した後、リカバリー系のプログラムの件と、主治医から「4月くらいからアルバイトとかできないか」と言われた件について、けっこういろいろ話した。

リカバリー系のプログラムに関しては、いまいちピンとこない、これが治療の役に立つのかがよくわからない、なんだか馴染めない、そういうことを話したら、いろいろ話をしてくれた。他の人の話を聞いて刺激を受けたり、自分にも当てはまることだな、ということが出てくれば主体性が出てくる、自己肯定感に繋がるという話を聞いて少し腑に落ちた。主体性は大事である。とりあえずは来月も参加して様子を見ることにした。

就労の件については、いきなりアルバイトはハードルが高いでしょう、というところで意見は一致。徒歩圏内に2つ作業所があることや、そこでの作業内容や利用するまでの手続きなどを教えてくれた。就労継続支援B型事業所と地域活動支援センターがやっている作業所が1つずつあるのだが、B型の方が作業内容のバリエーションがあるらしい。と言っても本当に内職程度である。時間や勤務日数の融通もききやすいらしい。とりあえずは体調の様子を見つつ、4月に一回見学に行くことを目標にすることにした。なんだか知らないが、のんびりしていたらいきなり就労への第一歩を踏み出す羽目になった、そういう気分である。いきなり負荷が高くなって失敗したことは何度もある。慎重に行きたい。

帰宅後、昨日から読んでいた伊坂幸太郎の「死神の浮力」を読了。この本は以前読んだ「死神の精度」の続編。話はつながってない。前の本が短編集だったのに対し、この本は長編である。娘を殺された両親が、裁判で無罪になったサイコパスな犯人を私刑にしようとするが逆に翻弄される話。最後の結末は予想だにしなかったので驚いた。人間の姿をした死神とのズレた会話や、音楽をやたら聴きたがるシーンなど、シリアスな中にクスッと悪える描写が多々あって色んな意味でおもしろい。「死ぬこととはどういうことか」というのが繰り返し出てきて考えさせられる(でもあまり考えてはいない)。章ごとに一人称が死神と人間の方の主人公に入れ替わるのも面白かった。

林原めぐみ「今際の死神」。なんか椎名林檎ぽいと思ったら、椎名林檎が全面プロデュースだった。

にゃんにゃんにゃん

たまたまスマホを見たらこの日時だったのでスクショとった。

今日は9時半起床。8時までに物干し竿を粗大ゴミに出さないといけないのだが、ふたりとも朝が弱いので目覚ましをセットして気合で起きようと思っていた。私は7時半のアラームで一瞬目が覚めたものの見事に動けず。妻が無事出してくれたが、これではいかんなあ。なんとかもっと早く起きて動けるようにならないと。そして屋上工事の爆音で起こされたのだ。ううたまらん。これ、工事している人は難聴にならないのか?

昨日から読んでいた薬丸岳の「Aではない君と」読了。突然14歳の息子が殺人犯として逮捕される。しかし少年は何も話さない。なんとか話をしてもらおうとして父親が四苦八苦東奔西走右往左往八面六臂四面楚歌五臓六腑青椒肉絲して、少しずつ真実に迫っていく親子の話。裁判の話は読んだことがあると思うけど、少年審判の話は初めてだ。親子愛がテーマだが、とても残酷な話だった。なんだか読んでいて重苦しくなったが、でも次の展開が気になってページを繰る手が止まらない。ほぼ一気に読んでしまった。

今日は朝の時点で外出はお休みと決めた。12日連続で外に出てるし、まだ少しお疲れモードなのだ。今週に入ってからの不調は依然として続いている。ゆっくりYouTubeで動画を次から次へと見た後、生協の注文をしてから読書。伊坂幸太郎「死神の浮力」を読み始めた。

ところで、以前は借りてくる本は文庫本が多かったが、最近は単行本も多い。これはネットで予約する時に、文庫本は予約がいっぱいだが同じ本の単行本は予約が少ないことが多いという理由と、単行本のほうが文字が大きくて読みやすいという理由がある。文庫本はちょっときつくなってきた。いわゆる「離せばわかる」というやつだ。いつの間にか老眼が進んでいて悲しい。ハズキルーペが必要かな。単行本は高いし場所をとるからよっぽど読みたい新刊でないと買わなかったが、借りてきて読む分には単行本の方がいい。図書館の行き帰りの荷物がちょっと重たくなるが、別にそんなに苦痛ではない。

今日2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日らしい。ということで今日の動画は杏里「CAT’S EYE」。同名アニメの主題歌。原作は「シティーハンター」の北条司。公式の動画もあったが、あえてこっちをチョイス(著作権的に問題があるのだが・・・懐かしすぎるので)。中学2年のときの音楽の授業で、何人かでグループを作って合奏する、というのがあってその時にこの曲を演奏した。私がピアノで伴奏し、2人がリコーダーでメロディーを吹いて1人が太鼓を叩いていた。懐かしい。