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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2018年12月28日

今日は9時半起床。午前中から読書。東野圭吾の「名探偵の掟」を読み終えた。登場人物が小説世界と小説の外の世界、つまり小説を読んだり書いている立場の世界を行ったり来たりする異色な作品だった。何回も使える手ではないな、という感じではあるが。このシリーズはもう1冊あるらしいから予約した。3作目も刊行予告されていたらしいが出ていない。

続いて筒井康隆の「聖痕」を読み始めた。美少年が幼少期に変質者に男性器を切り取られるというショッキングな描写から始まってげんなりした。いや、そういう小説だとはわかって借りたのだが、筒井康隆の描写力でなんだか気持ち悪くなったのだ。でも読み進めると面白い。そういう主人公の一生を描いた物語だと思っていたら、いやそうなのだが、なんだか方向性がおかしい。これはグルメ本なのか?

しかし読んでて難しい。文体が自分が理解できるぎりぎりのところといったところか。それに見たこともない言葉が並んでいる。なんせこんな風に見開きページの左端に言葉の解説が並んでたりするのだ。

聖痕

まるで辞書を引きながら英文を読んでいるようだ。こんなの以外にもよくわからん言葉がたくさんあるが、面倒なのでいちいち調べずに適当に読み流している。読んでてへこたれそうになるが、でも続きが気になるから頑張って読んでいる。今までは急ぐように本を読んでいたが、これはじっくり読もう、と思いつつ朝からもう半分くらい読んでしまった。

15時くらいまで本を読んでいたが、家の中に籠もってばかりではいかんと思って着替えて外へ出た。いつもの公園へ行こうとしたのだが、今日は寒いし風も吹いていて体感温度が低く、歩いて5分くらいで心が折れた。結局ローソンでお買い物だけして帰ってきた。20分くらいしか外にはいなかったよ。これからずっと寒いのかなあ。

帰ってきたら実家へ行っていた妻が帰ってきていた。今日はお正月料理用の食材を母親と買い出しに行ってたらしい。お正月はお煮しめやその他の料理を作るらしいのだが、毎年年末には妻が手伝いに行っている。今年は12月31日に手伝いに行くらしいが、妻曰く「毎年里芋の皮を剥いているだけ」らしい。義母が作る煮物が美味しいから作り方を覚えてほしい、と結婚当初は思っていたのだがもう諦めている。

妻がもらってきたお菓子。「萩の月」がうまいんだよな。妻の母親は編み物教室の先生をやっていて、生徒さんがいろいろくれるらしい。そしてそのおこぼれはうちに回ってくるのである。

和菓子

今日の動画。高橋優「虹」。2017年の「熱闘甲子園」のエンディング曲だったとか。元気をくれる曲だなあ。「前へ 前へ 数cmずつでいいから」「奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろ」という部分が好き。前向きに生きたい。