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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2013年11月

今日、昨日の日記に書いたM病院に電話して予約しようとした。

診察券の番号を言っただけで、去年ODで救急搬送された、ということがすぐに伝わる、というのは電子カルテのありがたいところだ。そこの経緯を説明する手間が省けた。

今の状況を話して、なかなか減薬してもらえないのでセカンドオピニオンをいただきたい、という話をしたら、紹介状が必要だという。転院するときは当然だが、セカンドオピニオンを受けるのにも、現在通院している病院からの紹介状が必要らしい。

それがわかっていたら、昨日否が応でも紹介状を書いてもらうところだったが、また再来週の通院まで待たなければならない。

まあ、焦らなくてもいいか。ただ、いつでも病院を移る用意はこちら側にある、というスタンスを見せておかなければ、また減薬をなおざりにされかねない。

関係ないが「なおざり」と「おざなり」と、いつも「どっちがどっちだっけ?」と忘れてしまう。日本語は難しい。

今日はメンタルクリニックの通院日。クスリ漬けで膠着状態になっている現状を脱したいと思っていたが、どうすればいいのかわからなかった。しかし、ひとつ思いついた。それは「灯台下暗し」であったが、そのヒントをくれたのは、1112日のブログにコメントしてくださった匿名の方。

薬が多いから減らしたいと思っている(ODで入院した病院でもそう言われた)ことを主治医にはっきり伝えるか、あるいは病院を変えてはいかがでしょうか。

これに対して自分は、転院するといっても、自宅から近いところでないと通えないし、どこが単剤処方の方針の病院なのかわからないので、今のところ転院するつもりはない、と返事を書いた。

 

しかし、そこに答えがあるではないか。私がODをして搬送された病院が。私のお薬手帳を見て「毎日がプチOD」と言ったM病院が。そこなら減薬を進めてくれるだろう。

しかしM病院は少し遠い。通院はバスを乗り継いで行けば交通費はかからないが、多分1時間以上かかるし、去年退院したときにタクシーで帰ったら、3千円くらいした記憶がある。元気なときはいいが、しんどいのに何十分もバスのつり革をつかんで通うのはつらい。

それに他の自治体でも同じだと思うが、横浜市は地域連携医療を進めている。クリニックで済む患者はできるだけクリニックへ行くのが原則で、紹介状なしでは総合病院では初診料が高くつく。まあ、それは最初だけだが、定期的に通院となると、やはり自宅から近くがいい。

 

そこで考えた。

初診料はしかたがないが、とりあえずM病院を受診して、セカンドオピニオンを得よう。 

去年に入院したので自分のカルテはあるはずだ。しかし、去年「毎日がプチOD」と言われたときのことは、自分はまだ朦朧としていてあまり覚えていない。ただ、5人くらいの先生がずらっと並んでいて、いろいろ聞かれたことに答えたというおぼろげな記憶しかないが、その中で唯一覚えている言葉なのだ。

改めてきちんとした形で精神科を受診し、そこでセカンドオピニオンを得て、今の主治医につきつけて、減薬してもらうようにお願いしてみよう。それでも埒が明かないようだったら、他の病院をM病院に紹介してもらう。どこの病院のどの医師があまり薬を出さないか、減薬に応じてくれるか、という情報をM病院が持っているかどうかわからないが、お願いしてみる価値はある。

 

ところで「セカンドオピニオン」て、こっそり他の病院へ行って「他所ではこんなこと言われました」と事後報告するのか、それとも先に「他の医師にも相談してセカンドオピニオンを聞いてきます」と宣言して行くのか、はて?どうすればよいのやら、と思ってネットで調べたら、最初にちゃんと言っておいたほうがよいとのこと。

 

とりあえず今日の診察では、少し話が長くなりますが、と前置きをして、以下のことを伝えた。

  • こんなにたくさんの薬を毎日飲むのはもううんざり
  • 抗鬱剤だけでも4種類飲んでいるし、先生もいっぱいいっぱいだと言っているが、それでずっと安定していないので、はっきり言って薬なんか効いてると思えない
  • 今まで、薬を追加してから、効き目がないと増量していく、というのを繰り返してきた。それでも効き目がないなら中止してくれたらいいのに、ずっとその薬が処方され続けている。リフレックスもサインバルタもジェイゾロフトもノリトレンも全部そう。
  • 調子が悪いと言っても、鬱そのものよりも、体がしんどいという身体的な症状がつらい。これはうつ病の陰性症状だと思っていたが、薬の副作用ではないのか
  • 今まで日本では多剤処方が当たり前だったが、うつ病学会も多剤投与を見直すガイドラインを出したり、今はそういう流れになっている
  • 去年も話したが、ODでM病院に搬送されたときに、「毎日がプチOD」と言われた

  • とりあえずM病院に行ってセカンドオピニオンをもらってくる

 

医師は苦い顔をしていた。「M病院では、多すぎる、とは言われるだろうね」と言っていた。わかりきったことである。多剤処方については、「単剤で効いたらそれでいいんだけど」と言われたが、多剤でも効いてないのだ。

 

今まで何回も減薬をお願いしてきたのに、この1年で、寝る前のデパスが抜けたのと、ノリトレンが若干減っただけで、ほとんど変わりない。どうものらりくらりとはぐらかされているような気がする。

10年近くここのクリニックに通っていて、よく患者の話を聞いてくれるいい先生だと思っていたが、結局は薬を大量に出す、という点では精神科医としてはいい先生とは言い難い。昔と違って、薬を大量に出した所で、病院はちっとも儲からない仕組みに変わっている。なんでこんなに薬を出すのか、なんでこんなに減らすのを渋るのだろうか。
(ひょっとしてMRからキックバックがあったりして)

 

とにかく、渋々に見えたが、少しずつ減薬していくことになった。今回はリフレックスが1錠減って1日2錠になった。

 

とりあえず、今日は減薬に応じてくれたので、しばらくは様子を見よう。しかし、それでよしとはしない。明日M病院に電話して予約をして、近いうちに受診して相談しよう。

 

「セカンドオピニオン」を持ちだされるのは、やはり医者にとっては気持ちのいいものではないかもしれないが、こっちだって必死である。最悪の場合、自分で勝手に減薬してやろうと思っている。ただ、少しずつ慎重に減らさないとリスクを伴う、ということはわかっているので、一気に抜くということはしない。「アシュトンマニュアル」という減薬のためのマニュアルもある。

 

まだまだ道のりは遠い。

一日中、なんだか体もだるいし、頭の中もあまり冴えないのに、ずっとPCの前に座っている。このブログの見えない部分に少ししかけを施したのだが、今日調べるまで、全く知らないことだった。HTML5とか、ちゃんと勉強した方がいいな。

ずっとしんどいのに、動くのが止まらない。やりたいことが次から次へと頭に浮かぶ。やっぱり躁が入っているのだろうか。疲れた顔をしてる、と妻も言っているし、自分も疲れを感じている。でも、自分では躁とは違うような気がするのだが、自覚がないのが躁状態だから、やっぱり自分ではわからん。エビリファイの効果だろうか。

明日はメンタルクリニックへの通院なので、この躁気味のことは話すとして、もう一度はっきりと「薬を減らしてほしい」ということを伝えるつもりである。それでも薬を減らしてくれないのだったら、こちらにも考えがある。

タイトルは本文とは全く関係ない。今日が勤労感謝の日というだけで、ふと頭に浮かんだことをタイトルにしてしまった。

今日は祝日だけど土曜日という、普通の土日祝のお休みの方にとっては、ちょっと損した気分になる日。しかし、自分はサンデー毎日の状態なので、あまり関係ない。いや、全く関係ない。
働きたいのに働けない状態が続いている自分にとっては、「親孝行したいときには親はなし」という気分にさせられる。

親は亡くなったら元に戻らないが、仕事なら今はできなくても、またできるようになるかもしれない。またいつの日か。

でも、昨日に引き続き今日もしんどい。

今日は久しぶりに調子が悪い。

「久しぶりに」と書いたが、確かにここ10日間くらいは調子が良かった。以前は着替えるのも億劫、外に出るだけでとてもしんどかったのに、最近は平気で外出できたりしている。

 

しかし、ノーマルな状態かというと、そうでもない。やたら早口になり、言葉が暴力的になり、なんかしらんがイライラして、4時間くらいしか寝ない日もあった。疲れているのに体が止まらない。止められない。

 

客観的に見て、上のような状態は明らかに「躁」が入っている。少し軽躁状態だったのかもしれない。しかし本人に自覚はない。自覚がないのも躁の特徴ではあるが。

 

しばらく躁転はしてなかったのだが、いつもなら躁転した時は自分でわかる。厳密に言えば、「躁転した」とは思わずに、鬱から脱してノーマルに戻った、と本人は思い込んでいる。その区切りは明白で、ある日朝起きたら良くなっていた、というように一晩で切り替わる。漸増的に躁状態になるわけではない。しかし、今回はそういう記憶はない。いつの間に切り替わったのだろう?

 

そういう日が続いていたので、いろんなことが捗ったが、体へのダメージが大きかった気がする。かなり無理をしていたのかもしれない。

 

今日は妻が退院してから2回めの通院日。調子がよかったら一緒に行ってもよかったが、しんどくて断念。妻は「一緒に来なくていいよ」と言ってたし、今回は検査もなく、手術の傷跡の治り具合を見せるだけだったので、まあいいや。来月はまたレントゲンを撮るらしいからついていこう。

 

また今日から調子の悪い日が続くのかな・・・。

 

ところで、妻が診察室に入ると「あら、今日は一人?」と女医さん(ここ重要)に言われたらしい。いつも2人セットで行動しているから、たまに「今日は1人?」と言われることが自分も妻もある。

 

お薬引換券

 

 前回通院時の妻のお薬番号。にゃんにゃんにゃんにゃんだった。