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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

作曲家の三善晃氏が亡くなった。

一般の人はあまり聞き覚えのない名前かも知れないが、合唱関係者にはお馴染みの名前である。彼の曲を一般の人が知っているとすれば、アニメ「赤毛のアン」の主題歌くらいかもしれない。

学生時代に自分が所属していた合唱団は、三善晃が大好きだった、在籍した5年間(なぜか奇数)の間に、3回演奏会で歌ったし、社会人になってからも、最初に入った合唱団で歌った。

彼の書く曲は、緻密で難解であり、繊細だった。楽譜の「<>」という記号は「三善アクセント」と呼ばれていたが、検索したら全国区の言葉のようだ。音取りには苦労したが、練習を重ねてアンサンブルが形になってくると、その音楽性の高さを肌で感じるようになる、そんな印象だった。自分が歌っていたベースは「ルルルル」とか「ロロロロ」とかが多かったので、よけいにそう感じたのかもしれない。

自分が歌ったのは、「クレーの絵本第一集」「地球へのバラード」「クレーの絵本第二集」「5つの動画」(演奏順)の4組曲だけだった。もっと歌いたかったなあ、と合唱界を離れて10年以上たった今、しみじみと思う。

武満徹氏が亡くなったときにも感じたのだが、

「もうこれ以上、彼の新しい作品は生まれないのか」

と思うと、とても寂しい。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


コメント

  • noir 2014年8月21日 03:54

    はじめまして。私は双極性障害Ⅱ型です。今月の始めあたりからうつ傾向(無気力)になり、日中起きられずなためか今日はロヒプノール2mg服用しても眠くならずで(まさかの躁転?)、仕方なくパソコンを開いていました。
    三善晃の合唱曲。私は高2の合唱の授業で『麦藁帽子』と中原中也の詩による『月夜三唱』を歌いました。立原道造の詩のよる『麦藁帽子』は飯沼さんの作品の方が有名みたいですが、私は三善の方しか歌ったことがないためか「三善の方が素晴らしいのに〜!!」といつも思います。短い曲なのに転調の連続。美しい…。担当の先生が非常に熱心だったこともあり、とても印象深いです。
    若い頃(東大生だった頃?)のヴァイオリン・ソナタといった作品も素敵ですよね…。
    …まさかこんな夜中に三善について語るとは思いもしませんでした。
    お邪魔しました。

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