TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年2月9日

一日とんでしまった。

昨日は一日中ゲームをしたり寝たりしていた。寝ていた時間が多かっただろうか。惰眠をむさぼるのは心地よいが、そこから抜け出せなくなりそうになる。「夢は眠りの守護神」と言ったのはフロイトだったろうか。夢の世界から戻って来れないようになりそうな気がする。

そして夜になり21時半ころ、不意に眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまった。風呂にも入らず歯も磨かず日記も書かず、そのまま横になってねてしまった。

そのまま朝まで眠れればいいのだが、午前1時頃目が覚める。今まで何回もこういう経験はあったが、ここでちゃんと眠剤を飲まないと眠れなくなる。ということで眠剤を飲んでまた寝てしまった。

今日はまた朝からずっと寝ていた。今日はボーカルアンサンブルの練習なので11時半頃に家を出なければならない。それまでには起きるつもりだった。10時半ころ、メンバーのN氏から電話がかかってきた。「今日の練習は来れそうですか?3人になりそうなのですが」誰か欠席するようだ。「今日は行けそうです」そう答えたものの、また寝てしまった。

そして夢が始まった。現実世界を模倣して自分を欺く夢が。体が動かない。しまったこれから練習に行かないといけないのに。でも体がどうしても動かない。もう時間になった。しかたがないのでN氏に欠席連絡をする。なぜかN氏は「来てください」といつになく強い口調だ。しかたがなく必死で起きようとする。しかし体が動かない。

そういう夢を見ていた。そして目が覚めたら13時過ぎ。練習はもう始まっている。今度こそ本当に欠席連絡を入れる。現実のN氏は「ゆっくり休んでください。お大事に」と言ってくれた。そしてまた寝てしまう。ここで気がついたが、今日は久しぶりにはっきりわかる鬱だ。起きようとしてはじめてわかった。自分を襲う闇の感覚。自分が自分でないような、自分の魂が自分の体から遊離したような、なんともいえないイヤ〜な感覚。横になりながら必至にその感覚に耐える。

少し体が動くようになったのでパンを買ってきて食べる。そしてまた寝てしまう。鬱の感覚は少しましになったが、まだどことなくだるさが残っている。

そして夕方。少し元気が出てきたのでスーパーに行って買い物をした。おでんセットとほっけの切り身を買い、おでんを温めてほっけを焼いて食べる。

夜はなんとか元気が出てきてCD-Rのフォトアルバムなんかをせっせと作っていた。今までデジカメで取り溜めた写真がかなりたくさんあるので、サムネイルからスライドショーを閲覧できるHTMLファイルをツールで作成し、CD-Rをドライブに入れると自動的に起動されるようにした。Autorun.infには実行ファイルしか指定できないことを知らず、ちょいと苦戦したが、HTMLファイルを指定すると規定のブラウザを開いてくれるツールを探してきてうまくいった。

明日は月曜日かあ。あまり調子が良くない状態が続いているが、明日はどうだろうか。また「断眠療法」を試すつもりはないが、明日の朝どうにか体が動いてほしいものだ。