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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日も朝起きて動けるようになったのは9時過ぎ。再就職活動への道のりはまだまだ遠い。まあ、焦っても無理してもいい結界にはならないだろうから、ここはガマンだ。

そうは言っても、現実問題として経済的にどんどんやばくなっているのもまた事実。これからどうやって食べていけばいいのか。今の段階で考えていることを、少しずつ書いていくことにしよう。

とりあえず今のプランの大枠は、まずはハローワークのみどりの窓口(障害者専用窓口)に行って、最近の精神障害者の雇用状況について情報を集める。体調が安定した頃(できれば躁転してから落ち着いてきた頃)、オープン、クローズド両方の線から仕事を探す、という大雑把なものだ。

そして、どうしようにも手が打てなくなったときは、最後の手段である「生活保護」に頼るしかない。私は日本人である。憲法第25条により「健康で文化的な最低限度の生活をする権利」は保証されている「はず」である。生活保護についてはその最後のセーフティネットの「はず」である。

しかしながら、生活保護について調べていると、この不景気で生活保護を申請する人は増え続けているのに、不景気だから税収が減って財源も減っている。そのため、申請しても通るかどうか審査が厳しくなっているという現実もあるようだ。その点うちは幸か不幸か二人揃って病気である。ただの失業者ではなく「ワケあり」なわけで、審査が通りやすいというありがたいような悲しいような現実もあるようだ。

生活保護は、それを前提にしているわけではない。あくまでも「最後の手段」である。どんなに窮してもこれだけはやるまい、と決めていることがある。

・借金はしない(返すあてのない金は借りない)
・家賃は滞納しない(大家さんに迷惑はかけない。また住むところがなくなったら生活保護も受けられなくなる)
・犯罪は犯さない
・自殺、心中はしない
・テロには屈しない

最近は生活に困って万引きや食い逃げをする中高年やお年寄りが増えているらしい。お金がないからしかたがない、つかまっても留置場に入れられればそこで飯を食わせてもらう。そういう開き直りである。そこまで落ちぶれたくはない。モラルを捨ててはいけない。

私はあきらめない。

今日は9時過ぎと寝坊。朝食を食べて、昼まで寝てしまった。ちょっとしんどい。4月なのに寒いし、その上雨が降っている。早く仕事を探したいけど、こんな調子ではまだまだだ。焦らずに安定するのを待とう。とりあえず失業給付金の受給手続きをしたいのだが、失業認定しようにもまだ離職票が届いていない。派遣会社から郵送されてくるはずなのだが、いつ来ることやら。

ちょっとだるいと思いつつ、今日は川崎まで行って映画「アバター」を観てきた。なぜわざわざ川崎まで行ったか。それは、川崎には日本に4つしかないIMAXデジタルシアターがあるのだ。IMAX(アイマックス)については、Wikipediaの説明でも見て欲しい。「アバター」自体はストーリーは大したことはないと聞いていた。しかし3Dへの好奇心は大いにある。やはりこの目で見ておきたい。

感想はというと、ストーリーは聞いていた通り大したことはないが、観ていて飽きるほどでもなく、子どもでもわかるだろう。およそ3時間という長めの上映時間も長いと感じなかった。

3D映像は自分の予想よりはイマイチ感があった。いや、ちゃんと3Dである。これはちょっと期待し過ぎた自分が悪い。スクリーンから自分のすぐ目の前まで何か飛んで来て思わずよけそうになる、とかそんなレベルを想像していたが、どちらかと言えば奥行がある立体感という感じであった。もちろんこちらへも飛び出しては来ているが、目の前までというほどでもない。それはそれで危ないので、スクリーンから前方へ飛び出して見えるのは何メートルくらいまで、とか決めているのかもしれないが。

それよりも何よりも一番驚いたのが、CGの技術はここまで来てるのか!ということだ。最近は映画館で映画を観ることも少なく、観た作品もそんなにCGを駆使したようなものではない。「アバター」のCGはすごかった。IMAXデジタルの大きな3Dスクリーンで観ても、細部までこまかく綺麗である。金かかってるだろうなあ、すげーすげーと思いつつ、これを3Dでやってるというのはやはりすごい。学生時代に「ジュラシック・パーク」を観た時の感想に近いな。

てなわけで、初のIMAX3Dデジタル体験は、おおむね満足に終わった。これはレンタルしてきて2Dで家で観るものではないな。観に行ってよかった。

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けっこう歩いたな。

昔所属していたアンサンブルグループの仲間に誘われて、お花見へ。メンバーは駒沢大学駅周辺で15時まで練習して、その後にお花見に、ということだったので、私はそこから合流することに。天気がよかったので横浜まで歩いて行き、東急東横線→大井町線→田園都市線と乗り継いだ。途中でメールが入り、池尻大橋に集合ということになった。

花見といっても飲み食いするわけでなく、目黒川沿いの桜並木をぶらり散策。A夫妻&ジュニア(もうすぐ1歳)、Nさん、H子さん、H子さん(ああイニシャルだとややこしや)、私の計6.5人。

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けっこう人がたくさんいた。ぜんぜん知らなかったが、この辺は人気のスポットらしい。散策した後、お茶してから解散。帰りは中目黒から帰ってきた。

神奈川を、いや横浜を出たのは久しぶりかもしれない。

今日はメンタルクリニックの通院日。先月で職を失った私は、会社の健康保険組合から抜けて、国民健康保険に加入することになる。4月1日に区役所に行って手続きをして、4月2日に病院に行けばいい、そう思っていた。

が、3月31日、よくよく契約終了時の資料を読んでみて「え!?」と思った。国民健康保険に加入するためには「社会保険資格喪失証明書」が必要だということだ。つまり「この人はうちの会社の社会保険から抜けました」という証明書を派遣会社からもらわなくてはならない。前の会社を辞めるときはどうだっただろう。確か退職時にくれたはずだ。今回の場合、今までの健康保険証を郵送で返却すると、その書類が送られてくるらしい、ということをようやく理解した。

しかし、4月1日に郵送したところでその日のうちに証明書が返送されてきて、2日の通院までに国保に加入する、といことは無理だろう。こういう場合どうなるんだ?検索してみた。出てくる出てくる。同じことを質問している人がいっぱい出てきた。そしてネットでみんなが書いている内容は、

「国民皆保険制度なので、無保険という状態はありません。資格喪失証明書がないと国保への加入手続きはできないので空白の時間があいてしまうのはしかたがないので、その期間に医療機関にかかるといったんは自費で支払うことになりますが、後からちゃんとお金は戻ってきます」

とのことだった。なるほど、それはそうか。でもなあ、後から戻ってくるとわかっていても、一時的に10割払うのは嫌だなあ。今まで窓口で払っていた金額から逆算すると、今日の通院では2万5千円以上払うことになる。そのお金が捻出できないほど切羽詰って困っているわけではないが、後からお金が戻ってきたときに、本来は収入でもなんでもないのに「臨時収入が入った」みたいな気分になって、なんか財布のひもが緩みそうなのが嫌なのだ。

ネットの情報だけに頼っていてもしかたがない。私は昨日の4月1日、朝8時半に区役所に電話し、翌日に病院の予約が入っているが、どうしても社会保険資格喪失証明書がないと国民健康保険への加入手続きができないか尋ねてみた。すると、そういうことであれば区役所に手続きに行って、区役所の職員が直接退職した会社に電話して確認が取れれば手続きができるとのこと。おお、そうなのか。やはり自分で確かめてみなければいかん。

そして派遣会社の厚生課に電話して事情を話し、区役所の職員からそういう確認の電話がいったときに、自分が退職(契約が終了)して社会保険からも抜けたことを説明するという対応をしてもらえるか尋ねてみたところ、大丈夫だという。

よし、大丈夫そうだ。と思い、ものすごい突風の中、区役所に行って手続きをしてきた。電話で聞いた通り、区役所の職員の方が派遣会社に電話し、いったん私に代わって本人確認をした後、再び職員の人に代わって、無事手続きが終わった。そしてそのまま障害福祉課に行って障害者自立支援医療受給者証の保険変更手続きもできた。

と言うわけで、今日は無事1割負担の支出で済んだ。めでたしめでたし。