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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日、月1回の団地周辺の清掃(と言うかほとんど草刈り)があった。常任委員は道具を準備したり片付けたり、ポリ袋やペットボトル(出てくれた人に配布)を用意したり、それらを予め買っておいたり、といろいろ忙しい。今月はペアを組んで常任委員をやっているお隣さんが旅行で欠席だったので、ちょっとしんどかった。
そのお隣さんが今朝、「リンゴ狩りに行ってきましたので」とリンゴを3個おすそ分けでくれた。隣人からおすそ分け、なんて実家にいた頃以来である。家を出てから会社の寮、賃貸のマンションやアパートで暮らしてきた自分にとっては、なんかほっこりする。
下期になって棟内の常任委員のタスクを引き継いだが、わからないことだらけ。上期を担当したお隣さんにしょっちゅう聞きにいっている。明文化されたマニュアルやら資料などほとんどない。
ということで、自分で今せっせと作っている。マニュアルというより、「2013年の常任委員の記録」である。今後何かが変わって、そこに書いてあることが古くなるだろうから、あくまでも「参考に」ということで、来年度に引き継ごうと思っている。
私の悪い癖で、あまり抱え込まないように気をつけねば。

今日は忙しい。なんせ、女子バレーの試合と、サッカー日本代表の試合があるのだ。一応、番組表では時間はぎりぎりかぶってないが、バレーが最大1時間延長なので、サッカーは録画しながら追っかけ再生で観ることになるだろう。

今週開幕したグラチャンバレー(バレーボールワールドグランプリチャンピオンズカップ←長いよ)は、今週は女子で、来週は男子。6カ国の総当り戦で、かなりの短期決戦である。我らが火の鳥NIPPONは、今のところ2勝1敗。ロシアに勝てたのは大きい。今日のドミニカ共和国に勝てばメダル確定だが、これがまた強敵だ。明日のブラジルに勝てる確率はかなり低いので、今日が正念場だろう。

火の鳥NIPPONの新戦術「MB1」がおもしろい。普通はコート内のメンバーは、セッター、ミドルブロッカー(MB)2人、ウィングスパイカー3人(WS)で、MBの2人は対角にいる。常に前衛にMBが一人いて、後衛に回ったMBはリベロと交代する。

しかし、眞鍋監督はこの大会からMBを1人だけにして、WSを4人入れるという新しい戦術を試みている。いつもはMBが入る所に1人WSが入るのだ。スパイカーが増えた分、相手はブロックを絞りにくくなる。サーブレシーブが多少乱れても、4人のうち誰かに上げればいい。

どうやら眞鍋監督は、以前から「サーブ、サーブレシーブ、ディグ(スパイクレシーブ)でそれぞれ世界一になる」という目標を掲げていたのに、それを軌道修正したようだ。MBを1人にするということは、MBが後衛に回った時にはセンター攻撃が使えない。Aパスが返っても、相手は速攻を警戒する必要がなくなるのだ。そういうデメリットよりも、スパイカーが増えるメリットを選択した戦術、ということなのだろう。

おもしろいのが、本来MBが入るポジションのWSの攻撃で、今回の大会では迫田選手である。迫田選手が前衛にいるとき、フロントからいったんバックに下がり、走りこんでバックアタックのようにスパイクを打つ。バックアタックのようだが、前衛のローテーションだから、アタックラインを踏込してもかまわない。

コーチ陣はこの戦術を「スコーピオン」と名づけた。サソリのシッポのように後ろに下がり、そこから放たれる毒針のごとく、一撃で相手を仕留める、ということらしい。

初戦のロシア戦では、これが面白いように決まった。この戦術にロシアの選手は混乱し、審判さえも最初はわからなくて誤審した。アタックラインを踏み込した迫田選手を後衛の選手と勘違いしてファウル扱いしたのだ。キャプテン木村が説明して審判はすぐに理解したが、ロシアの選手は理解できず、審判に抗議をしていたりした。最後までその攻撃に戸惑っていたようだ。
 

しかし、目先を変えた戦術は、最初は相手が面食らってうまくいくかもしれないが、すぐに研究されて対応される。いつまでこの戦術が通用するだろうか。ダイナミックに試合中にメンバー交代し、戦術を変えたりするとおもしろいだろうが、選手にはかなり高度な技術が要求される。

 

ああ、サッカーのこともいろいろ書きたかったが、長くなったのでもう省略。最近同じパターンで負け続けているのに、同じことばかり繰り返している。ザッケローニ監督の解任論もあちこちで聞く。今日の試合では、何かが変わるだろうか。

今日、ぬるぬるとお昼のワイドショーを見ていたら、先日亡くなった島倉千代子の告別式が中継されていた。それを見て思わず涙ぐんでしまった。最近涙もろい。
彼女は来年で芸能界デビュー60周年だったらしい。その記念の曲として、1年前から依頼していた曲を、今月の15日にレコーディングする予定だったのだが、それまで待てない、という本人の要望で、わざわざ自宅に機材を持ち込んでレコーディングしたとのこと。
最後の録音となったその「からたちの小径」という曲と、その録音後に島倉千代子が最後に残したメッセージが式の冒頭に流れたのだが、そのメッセージで、
「人生の最期に、素晴らしい、素晴らしい時間をありがとうございました」
と、弱々しい声で語っていた。
彼女はその3日後に亡くなった。
自分の死期がもう目の前にあることを、彼女はわかっていたのだろうか。わかるものなのだろうか。それとも、自分で決めるのだろうか。
「最後まで生きた」彼女は、多分幸せだったのだろう。

今週末の団地清掃で出すお茶を買ってきた。
近くのスーパーで、1本88円のペットボトルを14本。15本買ったつもりだったけど、まあいいや、足りるだろう。

それくらい持って帰るのは楽勝、と思ったが意外にしんどかった。
この団地まではずっと上り坂だし、さらに4階まで階段を上るのでしんどい、というのもあるが、やはりかなり体力が落ちているようだ。今日もちょっと体調がよくないせいもあるだろう。

ここの団地では、棟ごとにいろいろルールがあって、うちの棟では毎月の清掃に出なかった人は、ペナルティとして千円徴収される。その月の当番が、自治会費とは別に集金して、常任委員のところに持ってくることになっている。

しかし、先日常任委員の引き継ぎをした時点では、先月分の清掃欠席代の徴収がまだだった。当番の人が徴収を忘れているのか、徴収したけど持ってくるのを忘れているのか。前任のお隣さんが当番の人に確認しようとしてるけど、留守の時が多いという。昨日の夜にようやく持ってきてくれて、無事全部引き継ぎが終わった。

ここでのコミュニケーション手段は、その部屋の扉まで行ってインターホンを鳴らし、「ドアを半開きにして話をする」のだ。それがなかなか歯がゆい。今どき携帯くらい持ってるだろうから、時間があわなくとも携帯メールでやり取りすれば手っ取り早いし、メールがだめなら留守電という手もある。

しかし、少なくとも自分たちは、他の住人の電話番号もメールアドレスも知らない。自治会役員の名簿はあるので、それを見れば他の人はうちの電話番号がわかるが、役員をやってない人の番号は、個人的に聞かなければ知りようがない。

昔であれば、玄関先でこんにちは、は当たり前だったかもしれない。今でもそうなっているのは、昔からの習わしである一方で、電話番号やメールアドレスといった個人情報を他人に教えたりしない、というコンセンサスが取れているから、というような気がしないでもない。

コミュニティが密な分、他人のプライバシーまでどんどん入ってくるかと思いきや、そこはきちんと線引がされているようである。他人の事情には首を突っ込んでは来ない。この点は昔と違うようだ。

団地の常任委員の仕事が本格的に回ってきた。
お隣さんと組でやっているのだが、
棟内のタスクに関しては、上期と下期で分担した。
11月から来年の4月が、うちが担当する下期。
通常と1ヶ月ずれてるが、引き継ぎの関係上、そうなっている。

 

しかし、なんつーか、めんどい。
うちの棟で管理しているお金の帳簿や、
毎月の清掃の欠席者と欠席代の集計表とか、
ゴミ集積場の清掃当番の表とか、
逐次更新していかないといけない資料がいろいろあるのだが、
ノートに記入していく、紙ベースのアナログな世界。
そりゃまあ、PCを使えない人だっていっぱいいるから。

 

この団地は低所得者しか入れないから、
自宅にPCがないとか、
あってもワードとかエクセルとか使えない人が多いのでは、
という気がする。
そもそも超高齢化団地だし。

 

常任委員就任直後、自分が5分で作った1枚の掲示物を見て、
お隣の常任委員の人が、旧常任委員への連絡事項に、
「はまーさんはPCが得意なようです」
と書いていた。
ワードで、
「5月の清掃は5月○日(日)です。雨天の場合は、5月○日(日)です。」
と大きなフォントで書いただけなのに。

 

きちんと引き継ぎ資料があるわけでもなく、
アバウトに引き継がれ、アバウトなままことが進められていく。
お金に関することでも多少アバウトで、
この団地に入ったときに、自治会費の集金方法を聞いて、
「そんなやり方でいいんですか!?」
と絶句したほどだ。

 

昭和の時代に戻ったような、隣近所のお付き合い。
郵便受けに南京錠をつけているのは、
泥棒に入られたことのある1階の住人と、うちだけ。
「誰も取っていく人なんていないわよ」
そういう昔のような性善説をとなえる一方、
場合によっては、
「でも最近、個人情報の問題とかあるでしょう」
そういう今どきの事情が入り混じっている。

 

今週末は団地周辺の清掃だ。
清掃終了後には、出席者にペットボトルのお茶をお配りする。
今週中に15本くらいは買っておかなくては。
車があれば楽なのだが、
そんなものはないので、
自分の足で持って帰ってこなくてはならない。
ネットスーパーを使えば楽なのだが、
配送料がかかるので、その手は使えない。
500グラム×15本で、7.5キロか。
それくらいは背負えば楽勝である。

 

とは言え、
 
なんつーか、

 
めんどい。