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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:精神科デイケア

昨日は21時に寝ようとした。が、寝付けない。40分くらいして追加眠剤のサイレース2mgを飲む。だがまだ寝付けない。昼間さんざん寝たからか、それとも鬱の症状として睡眠障害がひどくなったのか。結局寝るのはあきらめて22時過ぎにもう一度起きて来て彼女と一緒にニュースステーションを見る。阪神のビールかけを見てからまた寝た。それでもなかなか眠れない。やっと眠れたのは何時ごろだったろうか。途中3時台くらいにトイレに行った記憶がある。今は5時45分。あれからまた寝て目が覚めた。今のところ鬱の気配はほとんどない。「ほとんど」というのは微妙なところだが、若干もやもやとしたものがある。これは鬱の小さな小さな芽なのか、単なる眠気なのか。

もう一度寝てしまって、彼女に起こされる。もう行かないといけない時間であった。急いで洗面を済ませて着替え、朝食を食べて家を出る。できるだけ何も考えずに。調子は相変わらずいいとは言えないが、「どうしよう」などと考え出すとよけいに体が動かなくなる。何も考えずに体を動かすのだ。

電車とバスを乗り継いで病院に着いた頃にはだいぶ状態は安定していた。午前中の園芸もちゃんとこなした。まだ日差しは暑いが、ときどき吹く風はもう秋の気配である。今日はそんなにばてることなく乗り切れた。調子はよくなってきている。やはり体を動かすのは精神的にいい効果をもたらすようだ。

昼休みにはまたレク班の打ち合わせ。今日はキャンプの昼間のレクでやる「院内かくれんぼ」について話し合う。無線機4台を使ったおおがかりなかくれんぼだ。そして午後はセミフリーの時間。先週まで映画ばかり観ていたが、今日は私がゲームを企画してやった。ゲームの内容は去年誰かスタッフの人がやったネタのつかいまわしだが、「ジェスチャー伝言ゲーム」というもの。まあそれなりにうまくいってよかった。他のメンバーも積極的にゲームの企画なんかをしてほしいものだ。まだメンバーでやったのは私しかいない。

携帯からリモートメールでプロバイダーのメールをチェックすると、オークションでダンスダンスレボリューションを落札した人から郵便貯金の口座へ振り込んだ、と連絡が入っていたので帰りに駅前のクイックロビーで入金確認。家に帰ってからまたYahoo!ゆうパックで品物を送る。GPSの方はあと3日もあるから新たな入札はまだないが、ウォッチリストに追加した人は少しずつ増えている。

彼女が帰ってきて夕飯にする。父親から電話がかかってきて、今週の金曜日の彼女の家族とのお食事会の件について話す。彼女の家族の都合で午後7時くらいから始めたい、と言うと、「7時から始めるんやったら4時くらいに行けばいいな」とのたまう。いやそれは別にいいけど、気の早い父親だ。

夜はゆっくりテレビを観て過ごす。体調はなんとか今日は大丈夫だった。今週はあと3日、特に木、金とデイケアのキャンプがある。そして金曜の夜はお食事会、土曜日はボーカルアンサンブルの練習と合唱団Pの練習のダブルヘッダー。日曜日もPの練習。月曜日もデイケアの後、夜にPの練習があって火曜日が本番。月曜日はさすがに調整のために休もうと思っているが、それにしてもハードなスケジュールだ。ペース配分に気をつけなければ。また鬱が来ませんように。

昨日は23時頃就寝。割と早く寝付いたが、2時半くらいに目が覚めてトイレに行った。朝方、4時くらいだったかまたトイレに行った。なんでこんなにトイレが近いのか。寝室が暑かったのでリビングのソファで寝る。6時過ぎに目が覚めてメールチェック。ダンスダンスレボリューションの落札者から返事が来ているので、送料を含めた代金と振込先を知らせる。GPSの方はさすがにまだ日数があるので値に動きはない。しばらくPCに向かっていたり朝食を食べたりしていたが、7時過ぎだったか、もう一度寝室に行ってエアコンをつけて寝てしまった。起きたら9時半だった。そしてすぐにまた寝てしまった。起きたら11時半。夫婦揃って今日は大寝坊。彼女はバイトが13時から。私は合唱団P習に行くために14時半の電車に乗る予定。

どうも調子がおかしい。なんとなくおかしい。自分ではわかっている。「鬱」である。なぜかだわからないが、ここに来て久しぶりに「鬱」が出てきた。今まで夏ばてだかなんだか、体力的な疲労感を感じることは続いていたが、「鬱」が出てきたことはしばらくなかった。この連休で十分体も休めたし、特にストレスのかかるようなこともしていないのに、なぜか「鬱」が出てきてしまった。久しぶりに昼前まで寝てしまって体のリズムが狂ったのが原因なのか。それとも単にバイオリズムが悪い方向へ行っているだけの内因性のものなのか。昼食を食べながら低いテンションでそんなことを考える。今日の練習はどうしようか。とりあえず合唱団PのMLには「体調が悪いので休むかもしれません」というメールを入れ、しばらく横になって様子を見ることにした。

気がつくと14時を過ぎていた。練習に行くのであればもう準備をしなければ。「鬱」の感覚はさっきよりましになっていて、行こうと思えば行けなくもない。ただ、まだ何となくもやもやとしたものが頭に引っかかっていて、ノーマルな状態よりもテンションは低い。今日1日だけのことを考えると多少無理して行くことは可能であろう。行って練習に出て帰ってくることはできそうである。

しかし、今日だけで終わりではない。明日からまた新しい1週間が始まるのだ。今週は祝日があるため平日は4日間と言え、明日からまたデイケアに毎日通わないといけない。私の最大の目標は「デイケアに毎日通う」ことである。これは復職して毎日会社に通うことを想定した訓練であり、デイケアに通うことは会社に通勤することのシミュレーションである。

だから、休日の活動で無理をしてデイケアに行けなくなると本末転倒なのである。多少調子が悪くとも、自分なりにコントロールして会社にはちゃんと通って仕事をして帰ってくる。それができるように訓練しているのだ。今日無理をすると、帰ってきたら疲れ果てていて明日デイケアに行けなくなる可能性はおおいにある。今まで何度もそういうことを繰り返していた。今日の練習はK生の練習で大事な練習ではあるし、ピアニストの先生も来るので私の好きなブラームスの練習をする。行きたい、という思いは強いがそこをあえて抑えて、明日のために今日はゆっくり休むことにした。

少し休んだら多少気分もよくなって来たので、PCに向かってあれこれネットサーフィンしたり、オークションに出品したGPSの動作確認をしたりした。GPSはなかなか初期設定がうまくいかず焦ったが、屋内なので衛星の電波をうまくキャッチできていないようで、近くの公園に行って試したらうまくいった。現地点の緯度、経度を表示したり、現在の時刻も衛星から自動的に取得したようだ。夕方になったので洗濯物を取り込んでたたんだ。なんだか調子が悪い。さっきと違って体がだるい。風邪をひいたような感じである。熱を計ってみたが特に問題なし。やはり心と体はつながっている。せっかく練習を休んだのだからおとなしくじっとしているべきだったか。とにかく今日はゆっくり休もう。

だるい。夜になってもだるい。通常「鬱」の症状は午前中に現れ、夕方から夜を迎えるにつれて軽くなっていくのだが、どうにもだるい。「鬱」なのか、体自身の調子を崩しているのか。体は連休でゆっくり休めたはずなのだが。昼間にちょこっと動き回ったのがいけなかったのか。練習を休んだのは正解だったが、それでも調子はあがらない。おなかもこわしているし、なんだか熱っぽさも感じる。でも熱はない。いったいなんなのか。

とりあえず今日は早く休むことだ。今週から来週にかけて、デイケアのキャンプやら、彼女の家族とうちの家族と食事会、合唱団Pの演奏会などイベントが目白押しで忙しい。これを乗り切るとなんとかなると思っていたが、ここに来て調子を崩すとは。やはり自分にとって「魔の9月」「鬼門の9月」だ。前にもこんな感じの状態からずるずると調子を崩していって立て直せなくなったことがある。でも今は違う。一人暮らしでなく、彼女もついてくれている。なんとか2人で乗り切るのだ。

夕食前に自律訓練法をみっちりやってみる。少しましになったような気もするが、あまり変わらない気もする。夕食後、ぐったりとソファに寝転がって最近買ったCD、元ちとせの「ノマド・ソウル」を聴いている。アルバム全体を通していい曲ばかり入っている。そしてソファに座りなおし、手を合わせて自分はこうつぶやく。「お願いです。どうか明日、調子がよくなっていますように。お願いします。明日の朝起きたら調子がよくなっていますように」ひたすらつぶやく。祈りである。何か具体的な神やら仏に対する祈りではない。自分の力ではどうすることもできなくなって、とにかくこれ以上のことは自分では無理だ、あとは誰かなんとかしてください、というすがる思いから自然に出た必死の言葉である。

私は特定の神仏を奉ることはしない。したがって神に祈る、というようなこともしない。しかし宗教の必要性というか存在価値は自分なりの捉え方をしている。前にも書いたことがあるが、それはプラシボ効果と同じだと思っている。プラシボ効果とは、何の効果のない「偽薬」を「風邪薬だよ」と言って患者に飲ませると本当に風邪が治ってしまう、というようなことである。これはつまり、「人間には自然治癒の潜在能力が備わっており、それは薬ではないものを薬だと信じることによって引き出される」ということが科学的に証明されていることを意味する。

そして宗教も同じであると私は感じているのだ。自分の力では何ともならない。しかし、「神」という「偽薬」を「信じると救われる」と信じることによって、プラシボ効果は現れ、人間の潜在能力は発揮される。宗教とはそういうものだと思っている。だが、プラシボ効果を期待して薬を飲んでもその効果は現れない。本当の薬だと「信じる」という心の動きによってその効果は発揮されるのだ。どうも頭でっかちな自分は、宗教も同じ仕組みだと思っている以上、「治りますように」「よくなりますように」と祈ったとしても、どうせそれはプラシボ効果と同じことだ、と頭で考えている以上自分には無意味だと思ってきた。

しかし今日、多分生まれてはじめてかもしれないが、本気で「祈った」のだ。何に対して、というわけではない。ただ何かにすがりつきたい思いで。体も休めました。自律訓練法もやりました。今日は早く寝ることにします。自分でできることは全部やりました。だから、どうか、どうか明日の朝起きたら調子がよくなってますように。お願いですから調子がよくなってますように。本気で祈ったのだ。これは今までの自分にはなかったことで、自分にとっては新しい体験である。こういう心境になるのは是か非か。それはまだわからない。いつわかるとも知れない。だが、少し自分に変化があったような気がする。明日はどうなるのか。これ以上悪い事態を考えてもしかたがない。人事を尽くして天命を待つのみ。だから今日はただ明日になって回復していることを祈って寝るのみ。仏教で言う本当の意味での「他力本願」はこういうことだったかもしれない。

奇跡は起こるものである。テレビをつけると阪神が優勝して道頓堀に人が飛び込んでいる。今年は阪神が優勝したのだ。自分の病気だってよくなってもぜんぜんおかしくはない。そう思って今日はゆっくり休もう。明日のために。

昨日はかなり疲れていて22時20分頃寝た。たっぷり寝たような気がして目が覚めたら、まだ1時だった。トイレに行ってもう一度寝なおす。5時くらいからちょこちょこ目が覚めるようになって6時過ぎに起きてきた。でもまだ眠いからもう一度寝ようかな。今日は郵便局へ行く用事があるのでいつもより遅く9時に家を出て郵便局に寄ってからデイケアに出ることにした。もっと寝ててもいいのだが。

と書いていたが、結局午前中は休みにした。なんだかだるいし眠いのだ。頑張りすぎもよくない。午前中は郵便局に行っただけで、そのあとずっと寝てた。

今日は彼女も13時から診察があると言うので、12時前に家を出て一緒に行った。デイケアに顔を出すと、昼休みなのだったがみんな畳の部屋でぐったり寝ていた。みんなばてばてらしい。やはりこの気候のせいでダメージを受けているのは私だけではなく、少なからずいるようだ。

それでも割と人数は集まっている方で、午後のプログラムが始まるとみんな起きてゲームをした。彼女から駅前のミスドで待ってる、というメールが入ったのでデイケアが終わったあと合流してドーナツを食べる。そして途中買い物をしてから家に帰る。やれやれ、たったこれだけの活動なのにえらく疲れた。早く涼しくならないかなあ。夕方から夜にかけてゆっくり休み、風呂に入るとだいぶ疲れも取れた。今週もあと1日だ、がんばろう。

昨日は22時半くらいに寝たが、なかなか寝つけなかった。4時半頃から断続的に目が覚め、6時半に彼女の目覚ましで起床。まだ眠いがPCに向かってメールチェック。オークションの落札者から返事のメールが来ているので、送料を計算して振込先と一緒にメールする。そんなこんなをやっていてもまだ眠いや。睡眠が浅いのだろうか。最近ずっと眠いのはどういうわけだ。眠いながらも今日は二度寝せずに家を出てデイケアに行く。

午前中はソフトボール。晴れてとても暑い。もう9月も中旬というのにいったいどういうことか。今日は人数が少ないので試合はできず、フリーバッティングをやった。1人10本ずつ打っていき、残りは守備につく。これがいけなかったのだろう。ものすごくばててしまった。試合なら自分のチームの攻撃のときに座って休んだり水分補給をすることができるが、フリーバッティングだとほとんど守備についている。そのため水分補給ができなかった。

昼休みにお弁当を食べた後、どっと疲れが出てそのままデイケアルームに寝転がる。午後のプログラムはゲームをやっていたが、私はその片隅で一人寝ていた。いつの間にか15時になってデイケアは終わった。今日もクラブ活動は出られる状態ではない。なんとか体調を立て直さなければ。しかし、今の私は自分で思っている以上に暑さでダメージを受けるようだ。

家に帰る途中、郵便局と銀行のATMに寄ってオークション落札品の入金確認をし、帰ってからYahoo!ゆうパックの手続きをネットで行ってから商品を持っていく。もう何度目だろう。けっこう稼いだなあ。あと高値で売れそうなのは5万円以上したGPSだ。こいつも全然使ってない。取扱説明書がないので焦ったが、メーカーに電話したら送ってくれるというので、説明書が来たらこいつも出品しよう。それにしても好きなことをやっているときは疲れは感じないのに、その後でどっと疲れが来るのはまだまだ自分のコントロールが甘い。休み休みやる癖をもっとつけなくては。

昨日は23時前に就寝。しかし寝付くのに時間がかかったような気がする。起きたのは5時半。それより前に何度か目を覚ました。久々に長い夢を見ていた。相変わらず夢の内容はへんちくりんだ。

ネットで遊んでいるうちに彼女が起きてきてお弁当を作り出した。7時ごろリビングに行って朝食。その後ソファで寝てしまい、彼女に起こされてデイケアに行く。行きの電車の中でもずっと寝ていた。なんだか昨日からやたら眠たい。体の疲れが取れていないのだろうか。

そういうと昨日のカウンセリングで、精神的な疲れも最終的には体に来る、というようなことを言っていた。会社に行っていた頃、毎日毎日慢性的な疲労感を感じていたのはそのためだったのか。結局無意識のうちに体の緊張状態が続き、それが積もり積もって体が疲れるそうだ。精神的な疲れはそんなにないはずなのだが。スポーツも入院していたときほどやっていない。暑さやら気温の変化やらで体が参っているのだろうか。

病院に着くと、今日はめちゃくちゃ暑い。私は暑いし眠いしだるいし、午前中の園芸はパスして寝ていた。それでもまだ眠い。昼休みにレク班のミーティングを軽くやった後、午後はまた映画鑑賞。今日は「男はつらいよ」寅さんシリーズの第一作を観た。全部で48作まであるというこの有名なシリーズ、実は観たのははじめてだった。でもちょこちょこ寝そうになった。やはり眠気がたまっている。体を動かしていないのに、なぜだろう。

15時からのクラブ活動は今日もパス。眠いのはどこか体が休息を求めているサインで、そこで無理をするのはよくないだろうという判断からだ。できなくはない、でも自重する。最近ずっとその状態だ。いつになったらクラブ活動にも万全の調子で参加できるのか。

家に帰ってきて洗濯物を取り込みたたんで収納する。彼女はまだバイトから帰ってない。私がこういう家事をちょこちょこ手伝ったり弁当箱を洗って帰ってきたりするので、彼女は「びっくりした」と言っていた。男の人がそういうことをしてくれるとは思っていなかったらしい。私は10年も一人暮らしをしていたから、自分のこと、というか家のことを自分でやるのは当たり前だと思っていたのだが、彼女にとっては意外らしい。

彼女が帰ってきたので、昨日からやけに眠いことを話すと、「やはり9月だからじゃない?」と言う。そうだった、9月は私は調子を崩しやすい時期だ。ここを何とか乗り切らないと。多少余裕がなくとも、毎日ちゃんとデイケアに通うように自分をコントロールするのだ。明日は9時半から診察があるので、なお一層今日は注意しなければ。

夜になり、オークションに出していたザック2つとオーバーグローブが落札された。ミレーの35Lのザックは予想以上の高値で落札されてラッキーだった。さっそく落札者にメールを出し、取引のやり取りをする。その合間にドラマ「ウォーターボーイズ」の最終回を見た。このドラマをずっと見ていたわけではないが、ドラマの元となった映画は観ておもしろいと思った。最終回ではシンクロの発表会のシーンがかなり長くて見ものだと雑誌で読んだので、最終回だけ見たのだ。映画以上に演技が凝ってておもしろかった。さて、そろそろ寝るか。