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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2012年4月23日

引越ししてから10日が過ぎた。やっと体の疲れも回復してきて、片付けも順調に進んでいるが、まだ腰は痛い。コルセットをはめているが、ちゃんと整形外科に行った方がよいだろうか。

何回も書いたと思うが、今回の引越しではワークスペースが狭く、梱包が思うようにいかなくて、どんどん作業が進まなくなり、ついに間に合わなかった。結局、梱包作業を引越業者が手伝ってくれた。小さなトラックで来て2往復すると言っていたが、大きなトラックで来たようだった。

梱包を進めようにも場所がなく、にっちもさっちも行かない状態だったのだが、業者がいくつかの段ボールを積み込んだらスペースができたので、一気に作業が前に進んだ。時間がいくらあっても足りない、と思っていたのだが、一瞬で解決した。
 
プロなので手際が良く、めちゃくちゃ仕事が速い。特にうちに来た3人の作業員のうち、リーダーの人のはプロ中のプロで、ものすごいスピードだった。残りの2人は、まあ普通の作業員と、少しとろいみたいだけど力はありそうなガタイのいい人。
 
梱包作業はそのリーダーが鬼のような速さで行いながら、的確に部下に指示を出して積み込みをさせていた。無駄な動きが一切なく、自分達も必死に作業をしながら、その凄まじさに呆然としていた。疾風怒濤のようで、妻曰く、
 
「あの人は昔、暴走族の総長だったんじゃないかしら」
 
うん、そんな感じがする。統率力が凄く、パシリの使い方を熟知しているリーダーだったのではないだろうか。うちではその後ずっとその人のことを「総長」と呼んでいる。
 
転居先での搬入も怒涛のように速く、まるで団地の4階とは思えない速さだった。むしろ、エレベーターがないので速かったといえるだろう。おかげ様で無事引越しができたのだ。作業員による梱包作業は見積に含まれていなかったので、追加料金を取られてもおかしくない状態だったが、お会計は見積り通りだった。用意していたチップの封筒に、少しお札を追加してお渡しした。
 
まさに「プロフェッショナルの仕事」であった。引越し屋さん、ありがとうございました。