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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日も起きたのは遅かったが、起きてからはなんとか体は動いた。今日は妻が15時から診察の予約。先週調子が悪かった妻の通院に私もついて行った。

病院の帰り、今まであまり利用したことのないスーパーに行ってみた。割と大きいのだが、自宅からはバスで行かないといけない。私も妻も福祉乗車券を持っているのでバス代はかからないが、やはりめんどうである。しかし近くのスーパーに売ってないものを買いたい用事があり、そのスーパーの近くのホームセンターに行った帰りに寄ってみた。

そのスーパーではじめて私は「セルフレジ」というものを体験した。文字通り、レジに店員がいなくて、自分でバーコードをスキャンしてお金を払う。スキャンしたら隣のスペースに口を広げて置いている袋の中に入れていく。バーコードのついてないお惣菜や野菜は、液晶ディスプレイのボタンを押して選択する。

スキャンした商品を置く隣のスペースで重さを量っているらしく、そのシステムを知らない私たちは、置いた商品を会計前に妻が取ってエコバックに入れたら、画面が「店員をお呼びください」になりちょっとパニック。どうやら重量が軽くなったので「返品しようとした」ことになったらしい。多分商品ごとの重さのデータが入っていて、スキャンした商品と増えた重さを比較して不正を防止しているのではないかと推測。

決済はクレジットか電子マネー。クレジットカードを入れて、暗証番号を入れようと液晶ディスプレイの画面を見ていたら、「お買い上げありがとうございました」と表示されてカードとレシートが出てきた。おいおい、サインも暗証番号もなしに買い物ができるのかい。いやいや、便利だけどデンジャラスでもある。

全部のレジがセルフではなく、10個くらいあるレジのいちばん端にセルフレジが4つくらいあった。万引きとかかご抜け(レジを通らずにそのままサッカー台に行って何食わぬ顔をして商品をかごから袋に詰める万引き手法)のリスクはないのかなあ、と思ったが、それは当然監視しているに違いない。バックヤードでの監視カメラや、監視用の店員がいるのだろう。4つレジがあっても監視する人は4人もいらない。その分人件費が浮く。

なるほどなあ、よく考えているな、と思った。現金の決済でないからつり銭を補充するような手間も要らないし、重さを量ることにより不正をある程度防止できる。私はスーパーやコンビニでの勤務経験がないので、バーコードを「ピッ」とスキャンするのは実は人生はじめての経験であった。なんだかちょっと嬉しい。

レシートにはレジの担当者が普通は印字されるが、このスーパーの場合、

coala.jpg

ということになっている。

それはそうと、最近はエコバッグを利用した万引きが増えていると聞いた。確かにああいう肘からかけるのに調度いいトートバッグは、万引きするにはもってこいのものかもしれないが、何か悲しいものを感じる。もはやエゴバッグである。


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