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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2009年12月10日

じんましんは午前中に眠って昼に起きたときには痒くなくなっていたので、治まったと思った。

しかしさっき、風呂からあがって体を見てみると、まだ赤いブツブツがたくさんある。しかも増殖している。範囲が広がっている。左の方だけでなく、右のほうにも出てきている。うわ~ん、気持ち悪いよう。

とりあえずアトピーの薬を塗る。以前、皮膚科で「ステロイド剤はじんましんにも有効」と聞いたのでとりあえず塗っているが、そもそも本当にじんましんなのだろうか。広がり具合からみて帯状疱疹ではなさそうだ。帯状疱疹は昔やったが、あれは片側だけに神経に沿ってぶつぶつができる。痛いのだ。今でも痕が残っている。

そしてこれをかいて今日はもう寝るのだ。できれば22時までには寝たかった。と言うかちゃんと寝るようにしよう。早く寝て生活のリズムを整えるだけでも、何か変わるかもしれない。

今日も動けない。

朝、なんとか会社に休むことを連絡し、また寝ていた。

左の脇腹少し下あたりがかゆい。触るとなんかぶつぶつ、いやでこぼこしている。
そのうちそれが背中の方に、おなかの方に広がってきた。

じんましんである。

私は極度に心身が疲労したときにじんましんが出る。そんなにしょっちゅう出るものではない。過去3回くらいだったと思う。

1回目は高校3年生のとき。母親が病気で入院し、父親は単身赴任で不在。子どもたちだけで生活していた日々。私と弟は受験生。大学生の兄は毎日夕食を作ったり、私は毎日学校が終わると予備校に行って、遅く帰ってくるという生活の中、ある日予備校帰りの電車の中で腕が猛烈に痒くなり、じんましんが出た。アトピーが一気にひどくなったのもその頃であった。あの頃も精神的にきつかった。

2回目はうつ病で入院して療養していたとき。うつ病の入院は基本的に「静養」であり、回復してきたら「社会復帰に向けての訓練」という段階を踏む。よくなったからといっていきなり退院したら、それまでの療養生活とストレスフルな社会のギャップにより、すぐにぶり返す可能性が高いので、最初は1泊2日、慣れてきたら2泊3日、というように病棟の外に出て少しずつ外のストレスに慣れる、という「外泊訓練」を繰り返すのだ。

それで、入院してから1ヶ月くらいして外泊許可がおり「外泊訓練」を開始した。その初めての外泊で、外に出ただけで人ごみのラッシュで頭がフラフラになり、家に帰ったらゴミ屋敷の状態。ひとり暮らしで、入院するまで鬱で部屋を片付けることもできなかったので、かなりひどい状態だったのだ。そしてそのときもじんましんが出た。ギャップに耐えられなかったのだ。

あと1回くらいじんましんが出たことがあったような気がするが、詳しくは覚えていない。それにしても、昨日は特に無理をしたわけでもなく、寝たのも23時頃とそんなに遅くもないのに、なぜ今朝じんましんが出たのか。

何もしていないのに私の心身は消耗しきっているのであろうか。