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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2009年10月

今日も調子が悪い。いっこうに良くなる兆しを見せない。夕方になってもしんどくて、内科に行くつもりだったのに行けなかった。近所なのに。

今回の不調は今までと違う。つらさが違う。一昨年に再就職してから、調子を崩してもここまで「しんどい」「だるい」「つらい」という状態に陥ったことはない。本格的な「鬱」に入ってしまった。「こじらせた」とはこういうことを言うのか。

会社のメールをしばらくチェックしてなかったが、夕方にまとめてチェックしていたら、テーマ管理システムに書き込むと同報で送信されてくるメールに、同僚のDさんからこんなのがあった。

> ・××管理システム(はまーさん)
はまーさんダメそうなのでとりあえず私の方で着手しました。

あああああああ、ごめんなさい、ごめんなさい、すみません、すみません。私がずっとこの日記でも「手をつけなくては」と書いていたやつだ。申し訳ない。Dさんごめんよ。私がずっとこの調子だから。私が悪いんだ。私がこの会社で働いていたばっかりにこんなことに。私が何もできない癖にのうのうと生きているからこんなことに。私なんかやっぱりはじめから存在しなければ良かったんだ。産まれてすみません。すみません。すみません。

はあ、思い切り凹んでしまった。大袈裟かと思っただろうか?本人にとってはちっとも大袈裟ではないのだ。鬱で心が弱っているところに、傷に塩を塗り込まれたような感じで、とてもつらくなる。

調子が悪いとはいっても、もう少し自分の状態がよければ、これくらいのメールは

「ああ、迷惑をかけてしまっているなあ。でも調子が悪いし、しかたかがないか」

と開き直れるのに、今のような鬱が強い精神状態では、

「他人に迷惑までかけて生きていくのはもう嫌だ。消えて亡くなりたい!」

そういう思いに駆られる。最近話題にしている「希死念慮」である。

別に悪意があって「ダメそうなので」なんて書いているわけではないのだろうが、精神的に参っている人間にとっては、これくらいのちょっとしたことに非常に敏感になってしまう、ということを、周りにうつ病の人がいる方々は注意してほしい、と思うしだいである。うつ病の患者と接するのは難しい。何年も連れ添っている妻もそう言うし、自分自身もそう思う。だからこそ自ら伝えたい。知ってもらいたい。理解してもらいたい。

その思いこそが、私がこの日記を書き出した原点なのである。

だめだ、まだ調子があがらない。

困ったなあ。

ところで、糖尿病で軽い喘息も持っている私は、新型インフルエンザのワクチンを早く受けられるのかな?明日か明後日に内科に行くので聞いてみようっと。

今日も相変わらずしんどくて気力がなくて、会社を休んだ。そう言えばリフレックスを追加したときに抜いてみたデパスを昨日から服用しているが、まだ目に見える効果はない。デパスは一応頓服として処方されているから、自己判断で無茶をやっているわけではない。とにかく、早く少しでもよくなってほしいのだ。

昼前に、会社から持たせられている携帯に同僚のMさんからメールが。「○○のCD-ROMってどこにある?」電話して場所を伝えたついでに、いろいろ話をした。私がひたすら「みんなに申し訳ない」と謝って、薬を変えたりしていろいろやってるけど、なかなか調子があがらなくて医者も困っていて、なんて話もした。

仕事に関しては、自分がこんな状態だし、そんなにクリティカルなタスクを担当しているわけではないので、私待ちの案件はあるが、なんとかなっている。Mさん曰く、先輩のYさんが「はまーさんがフルで出勤できたら、凄いパフォーマンスを出してくれると思っている」と言っていたらしい。評価してもらっているのは非常にありがたい。だからこそ、活躍の場を与えられているのに、その場所に上がっていけない自分がはがゆい。

ところで、音楽プロデューサーの加藤和彦さんが首をつって自ら命を絶った。「おらは死んじまっただ~」が本当になってしまった。全くしゃれにならない。先日クレヨンしんちゃんの著者が事故で亡くなったときに、しんちゃんの真似をして「おら、死んじまったぞ~」と言ったら妻に「不謹慎」と言われた。全くその通りであった。この場をお借りして関係各者にお詫び申し上げるしだいです。

それはそうと、加藤氏もうつ病だったそうだ。奇しくもつい数日前、「希死念慮」とはという日記を書いたところであった。http://news.livedoor.com/article/detail/4401482/ によると、遺書や友人の話で、

「自分の思うようなものができないと悩んでいた。若い時には当たり前のようにできたことができなくなり、そのジレンマが卓越した創造性を侵していき精神的に追いつめられていった」

「うつで仕事が進まない。作品を書こうと思うとダメなんだ」

という状態だったという。理想と現実のギャップ。自分のことを「ダメなんだ」という自己否定。自分を自分で追いつめてしまい、やはりそれが希死念慮につながってしまったのか。うつ病が「死に至る病」であること、そして時として死の選択をほのめかすようなサインを出していることをみんなに知ってもらいたい。この病気の「犠牲者」が一人でも減るように。

今日も昨日と同じく朝は早く起きた。まだ6時半くらいだったと思う。しかし、起きたのはいいが「こりゃだめだな」と自分ですぐわかるしんどい状態。とりあえず朝食を食べてまた寝た。

そして、う~んと何をやって過ごしていたか覚えてない。テレビを観ていたっけな。そうそう、いつか録画した、小中学校の教科書の内容を題材にしたクイズ番組だった。けっこう忘れているものだ。「酸素と二酸化炭素、吐く息に多く含まれているのはどっち?」解答者は元NHKアナウンサーの宮川さん。「二酸化炭素」と答えたが不正解。私も同じく不正解。「酸素を吸って二酸化炭素を吐いてる」と習ったが、でもやっぱり酸素の方が多いんだ。習ったっけな?

そんなこんなでだるだるな一日は終わり、また明日から平日になる。こんな調子で会社に行けるのだろうか。

今日は朝7時過ぎに起きることができた。なんでまた休日に限って、と思いつつとりあえずパジャマから部屋着に着替えて朝食を食べて、そして昨日の「そらみみ」の編集。HDDレコーダーを買ってから、編集機能がこりゃ便利だと思って「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」の部分を毎週編集して残してある。2年分くらい溜まったかなあ。

しかし、その後にテレビを観ていて、しんどくなってしまった。しかし今日は皮膚科へ行かないといけない。電話受付をすべく、8時45分を過ぎて皮膚科へ電話攻撃。今回は5分くらいでつながって、12時20分頃になりそうです、と言われた。そしてそのまま布団へ直行。

起きたら11時半。調子は・・・しんどい。しんどいけど薬がなくなるから皮膚科へ行かなくてはならぬ。薬だけ出してもらうことも可能で、妻に代わりに行ってもらったりもするのだが、3ヶ月に1回は必ず受診してください、と言われているので、今日は行かなければならなかった。なんとか着替えてしんどい体を引きずって10分ちょい歩き、病院へ。

アトピーの体を見せて、自分では気がつきにくい首の部分にちゃんと薬を塗るように言われた。痒いとちゃんと塗るのだが、痒みがおさまると薬を塗るのをつい忘れてしまう。いったい何年アトピー患者やってることやら。

そしてしんどい体をひきずって家へ帰ってきた。せっかくの休日だからおでかけでもしたいところだが、そんな元気があるのなら昨日まで会社へ行って仕事をしている。今日もしんどくて家で休んでいた。でも昨日は妻に悪いことをしたと思って、昼のうちから「今日は夕飯作らなくていいから」と言っておいた。今日は皮膚科へ行けたから最低でもコンビニくらいは行けるだろうと思っていたのだ。

夕方になって、自分の状態をようく観察する。少し低い。低いけど、なんとか体は動きそうだ。しばらく呼吸法をやってみると落ち着いて少し楽になってきた。よし、いくぞ!ということで横浜へ繰り出して外食して帰ってきた。いかん、ちょっとカロリーオーバーだ。

まあでも体重については自分の傾向はわかってきた。今のところ体重は微減傾向。たまにカロリーオーバーしても、一時的にその分体重は増えるが元の水準にはすぐ戻る。血糖値も今のところ問題ない。糖尿病やら経済面やらいろいろな制約が多い生活を送っているが、自分の様々な「数値」をきちんと管理していれば、たまには制約からはずれて、多少の「ぶれ」は許されるであろう。

言い切ろう。

「私は、ブレる」