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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年6月21日

いかん、最強の眠剤ベゲタミンが追加されたにもかかわらず、睡眠は不安定だ。寝つきはよかったものの、0時に目が覚め、追加眠剤をもらいに行った。それで眠れるかと思いきや、またまた2時半に目が覚める。もう一度寝ようと試みるが15分くらいで目が覚める。しかたがないので、また追加眠剤をもらいに行く。後に残るかもしれないという強い眠剤だ。夜勤の看護婦は「明日予定ない?寝てても大丈夫?」と言って渡してくれた。それを飲むと熟睡できた。が、起きたのは結局5時前。眠剤が増える前とぜんぜん変わりない。追加眠剤をもらっているから、何とか熟睡はできているようだ。朝早く起きても頭のぼんやり感はない。

ところで昨日の日記のアップに失敗しているようだ。PDAからだとやはり何かうまくいかないところがあるようなので、今日外泊で家に戻るから、PCからアップしなおそう。

今日もいい天気だ。朝食後は日課となりつつある散歩。今日は近場で猫と遊ぶ。ちょっと人に慣れてなくて、近くによると逃げていってしまう。と言っても遠くへ行ってしまうわけではなく、2メートルくらいの距離をおいて寝転がっている。他の患者が来てえさをあげだしたら寄ってきたので、私も一緒にえさをやる。少しはなついてくれないかなあ。その後作業棟の前でオカリナを吹く。

今日から外泊だ。少し早めに病棟を出てバス停でバスを待つ。日差しがきつい。連日のソフトボールのせいですっかり日焼けしてしまった。バスと電車を乗り継ぎ、途中横浜で買い物をして家に帰る。税所弘の本を買った。「早起き健康法」というのをやっている人で、うつ病の本を何冊も出している。うつ病に関する本は今まで何冊も読んだが、この人の本は読んだことがなかった。何かのヒントにでもなればいいが。

家に帰り、まずは散髪屋に予約を入れる。合唱団Pの練習が18時半からなので、16時半に予約を入れた。そして、自分が管理しているHPの更新などの作業をちょこちょこやる。そうこうしているうちに彼女がから電話がかかってきて、家で一緒にご飯を食べる。14時前に彼女はバイトへ戻っていってしまった。その後、いつのまにか布団の上でうとうとしているうちに寝てしまった。気がつくと16時。ありゃ〜、今からでは16時半には間に合わないぞい。しかたがないので散髪屋にキャンセルの電話を入れ、とりあえず家を出る。

散髪屋に着いたのは16時40分ころか。「1時間くらい待ち時間がありますけど」と言われたが、このぼさぼさの頭は今日中になんとかしたい。合唱団Pの練習には遅れるが、待つことにした。そうすると案外早く順番が回ってきた。17時25分くらいだったか。終わったのが18時20分。電車に乗って移動し、途中マックで「おとうふサンド」を買っていく。ダイエット中だから今日の夕食はこれ1個。

練習会場に着くと、少し集まりが遅かったようで、ちょうど練習が始まるところだった。ブラームスを3曲、そしてプーランクを3曲。21時半までみっちり練習する。なかなかハードだ。でも疲れはさほど感じない。

練習後は飲みに行きたいのを我慢して家に帰る。帰る途中、さすがに疲れを感じた。病院での作業療法とデイケアのダブルヘッダーなどのプログラムの方がよっぽど疲れるような気がするが、あっちはスポーツ中心なので体の疲れ。今日の疲れは神経の疲れ、といった感じだ。やはり病院の中でのんびりと暮らしていると、街中に出て電車に乗って人ごみの中を歩くだけで神経が疲れる。それに慣れるための外泊訓練でもあるのだ。

さて、病棟ではとっくに消灯時間を過ぎているので、今日は夜更かしになってしまったが、まあたまにはいいだろう。問題はこれから眠れるか、だ。一応追加眠剤ももらってきてあるが、使うことになるのだろうか。