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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

あまりよく眠れなかったような気がする。寝付きは悪かった。1時間以上かかった。夜中も何回も目が覚めた。起きるのもつらかった。試験前日というプレッシャーはあまり感じなかったと思うが、アトピーでかゆかったのは一つの原因だろう。それ以外に、この部屋に戻ってくると、変な言い方だが「調子の悪かったころの自分を取り戻して」調子が悪くなってしまうような気がする。

家を出て、自宅の最寄り駅で電車を待っていると、私と同じ参考書を広げている人がいた。同じ試験を受ける人が近所にいたらしい。試験会場も同じだろうか。私が受ける会場はここから1時間半くらいかかる大学だ。もっと近くだといいのだが、受験者の絶対数が少ないので、そんなにたくさんの会場を設置できないのだろう。

3回乗り換えて、会場の最寄り駅まで行く電車に乗ると、同じ試験を受けるとおぼしき人がたくさんいて、みんな私の持っているのと同じ参考書や問題集を広げている。なんせ今回がはじめての試験なので、あまりたくさんの種類の参考書や問題集が出回っていない。みんな同じ教材で勉強しているようだ。

午前試験が終わり、さっさと途中退出して出てきた。外に出て、来る途中で買っておいたコンビニ弁当を食べる。試験内容は「情報システム利用者向け」の試験にしては技術的なものもあった。全体的なできとしては悪くない。勉強の成果は出ている。それほど疲れは感じなかった。

午後Iの試験が終わった。むちゃくちゃ疲れた。やはり記述式問題で90分集中力を持続させるのは非常に疲れる。参考書の解説によれば、午後Iの足切りボーダーも60%とあるが、それを超えただろうか?次の午後IIまで神経を休めよう。それにしても、問題のレベルはけっこう高いと思う。「情報システム利用者」の立場の人が受ける試験としては、かなりハイレベルなのではないだろうか。

午後II試験が終わって帰る途中である。帰りの電車で今これを書いている。午後IIも疲れた。疲労の度合いは午後Iよりかはましかもしれないが、解答はいまいち自信がない。一応ベストは尽くしたと思う。後は結果がどうであれ、悔いはない。なんとか最後まで集中力がもってくれてよかった。これからゆっくり神経を休めよう。今日は眠れるだろうか。昨日は睡眠はいまいちだった。寝るためには肉体的に疲労させた方がいいかもしれない。夜にジョギングでもしようか。

乗換駅に着いた。この近郊では一番大きなこのターミナルステーションは私の庭だ。安い牛丼のセットを食べ、ドラッグストアでシャンプーとリンスを買う。病院用の買い置きだ。買えるときに買っておこう。明日は15:00からカウンセリングなので、それまでに病院に戻らなければならない。会社にも寄る予定なので、ゆっくり買い物をしている時間はないかもしれない。さっきよりも疲れはとれて、人混みの中を歩いても別にストレスを感じない。

帰ってから自分が管理している、山岳会の会員専用サイトのアップをする。10月の運営委員会の議事録が出たのでアップしたのと、住所変更が1件あったので名簿も更新し、アップする。

やりながらテレビをつける。久々に「特命リサーチ200X」を見る。宮崎駿のアニメがなぜ人気があるのか、人間の認知の仕組みを科学的に解明して、より臨場感を視聴者に与えるテクニックが使われているためだという。この番組は「ばくぜんと感じていること」を科学的に解説してくれるので私はとても好きだ。入院して以来は一度も見てなかったが、それまではよく見ていたものだ。

なんだかんだやっているうちに21:00もとっくに過ぎた。シャワーも浴びたし眠剤も飲んだし家計簿もつけたし、そろそろ寝ようかな。今日は帰ってからも疲れが表に出なくてよかった。だんだん調子がよくなってきている証拠だろう。


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