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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年10月22日

けっこうよく眠れた。夜中目が覚めることもなかった。だが、寝起きは悪かった。目が覚めると、7:30だったろうか。「けっこう寝たな」そう思いつつ、また寝てしまった。ゴミ回収車の音が聞こえてきた。しまった、またゴミを出しそこねた。そうやって朝起きれずに出し損ねたゴミの袋が2つもある。次の外泊のときには出せればいいが。そう思いつつまた寝てしまった。また強迫観念にかられた夢を見た。起きないといけないけど、えいやっと起きたと思ったら周りの景色が動かない。あれ、おかしいな、起きろ、起きろ、そう思っても目が覚めない。

結局9:30過ぎに起きて、買っておいた菓子パンを食べ、メールチェックなんぞやりつつ、この日記を書いている。いかん、また寝たくなってきた。いつものパターンだ。ここで寝てしまうと、そのまま鬱に入ってしまうのだ。なんとかふんばらねば。そうだ今日は会社に顔を出すのだ。メールサーバにたまっているであろうメールを吐き出させたいし、医療費の領収書も一部会社に置いてあるような記憶があるので取ってきたい。なんとかふんばらねば。

会社に行ってメールを受信する。200数十件あった。3ヶ月弱にしては少ないが、業務上のメールがなく、全社員同報や部門、部室同報などの連絡や通達などだからだろう。セキュリティ関連で、IEをVer5.5にアップデートしてくださいというメールがあったのでVerUpする。

同じ部室で本部長の秘書をやっている女性と昼食に行く。いろいろ最近の会社の状況など、話をする。うちの部室に新しく一人異動になってきた人がいるらしいが、まだ着任していないらしい。私が「まだまだかかりそうです」と上司に連絡したため、その補充のために異動になったのであろうか。昨日の試験の話などもした。久々に会社の近くのお気に入りのお店でおいしいパスタとパンをいただき、彼女と別れる。

あらかじめインターネットで調べておいた時間どおりに電車に乗り、一回乗り換えてまた電車に乗る。運良く座れたのでこれを今書いている。実はけっこう疲れている、というのが今になってじわじわわかってきた。やはり今朝鬱に入りそうだったのが影響しているのか、調子がいいとは言えないようだ。だが、予想していたほどではない。外泊する前は、試験で疲れ果てて次の日はもっと調子が悪くなることを予想していたのだが、だんだん慣れてきつつある、というところか。しかし、毎日仕事をする、というレベルにはまだまだほど遠い。

帰ってきて一服してから、すぐにカウンセリングに行く。今回は私や家族のことについてカウンセラーの方からいろいろ聞きます、ということだったが、家族の話だけで終わってしまった。「大変な家族ですねぇ」カウンセラーに言われてしまった。自分の家族、それも祖母にいたるまでいろいろ根ほり葉ほり聞かれて、それに一つ一つ答えて言ったり、抱えている問題点を話したりしたのだが、それにしてもこんなに問題だらけの家族も珍しいのではないか。

帰ってきてからゆっくりお風呂に入らせてもらい、部屋の人と話をしたりしているうちに夕食になった。夕食後、タバコを吸ってると、今頃ぐわ~っと疲れが出てきたような気がした。ゆっくり休もう。

夜は送られてきたばかりの日経バイト9月号の特集1「ブロードバンドのへき地をなくす」を途中まで読んだ。ADSLにしろFTTHにしろ、都心部や県庁所在地などはいいが、それ以外の地域への導入はなかなか困難なようだ。集合住宅、特にマンションにおける新しい線の引き込みについての記事はおもしろかった。「最後の関門は住民総会」とあるが、マンションの場合、住民の4分の3が賛成しなければ新しい線を引けないらしい。いろいろ工事が入るからで、住民の「共有物」である建物に新たに工事を入れるということは、その費用を管理費などから捻出する必要があり、インターネットを利用しない人にとってはちっともメリットがない。既設のマンションの住人で「インターネットを利用している」人が4分の3もいないのがほとんど、というのが現在の状況らしい。

19:30から、閉鎖病棟から戻ってきたS君と卓球をした。少し疲れていたが、神経の疲れとバランスを取るには適度に運動をした方がいい。少し汗をかいてきもちよかった。

20:00で卓球は終わり。私は着替えて日記を書いている。この後洗面をしてから、また記事の続きでも読もう。