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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日も朝から普通に動けて会社に行って、定時であがって病院に行って帰ってきた。

今のところ体調は何とかなっている。これをどこまでキープできるだろうか。

今朝は7時の目覚ましで起床。そんなにつらくない。何とか持ちなおしたようだ。通常通り家を出て会社へ。

今日は最近の仕事の中では一番の山場。あちらこちらに接続されている重要なスイッチングハブ2台をリプレースするのだ。スイッチングハブと言っても4ポートしかないようなちんけなものではない。48ポートのものが2台。極力ネットワークが停止しないように冗長化構成を活用しながらステップを踏んでリプレース。と言っても実際にやるのは業者なのだが、各ステップが終わった後に、各方面にネットワークがつながるか確認の電話をする。1箇所につき合計5回電話。電話しまくりな日であった。

しかし今日のスケジュールには重大な見落としがあった。と言うか私も渡された資料をきちんと確認していなかったのだが、最後の2回の疎通確認は、17時半過ぎと18時過ぎ。これは「定時をはみ出す」のだ。各方面には予め「作業当日は何度かネットワークの疎通確認をお願いします」とはメールしてあるのだが、「残業してください」とは書いてないし、もちろん今日それをユーザにそれを求めることもできない。

私が電話した中ではほとんどが「それくらいの時間ならいつもまだ残っているから大丈夫ですよ」とのことで何とかなったのだが1箇所だけ「え?そうなんですか。明日ではだめなんですか〜?」とのお返事。明日ではだめなのだ。それはリプレースが終わった後の障害試験であり、正系に障害が発生したときに自動的に副系に切り替わり、そのときちゃんとネットワークがつながるかの確認なのだ。業務時間内に入りきらなかったら明日にでもやればいいのだが、今晩障害が起こったときにどうする?ということになってしまう。

というわけで、各方面に電話越しに頭を下げて気疲れした一日であった。不正侵入されたサーバに仕込まれて実行されたperlのプログラム解析はほとんど進まなかったよ。他にもクロスサイトスクリプティングを誰かが踏んだというメールがネットワーク監視業者から来て、ユーザを特定して居室に行って確認したり、ああ疲れた。今週はあと1日!最近よく頑張っているよ、自分。無理するなよ、自分。疲れたら休めよ、自分。ロシア人は言ったよ、自分。

今朝は起きるのがとてもつらかった。以前ならすぐにあきらめて寝てしまうくらいだった。しかし頑張った。布団の上で必死に深呼吸やストレッチを繰り返し、水分を摂った。

そしてつらさは軽減した。軽くなった。軽くなったが、まだしんどかった。これだけやってまだしんどい状態では、たとえタクシーを拾って会社に行ったところで、仕事は無理だ。無理は禁物だ。とりあえず休むことにしよう。会社に体調不良で午後から出勤する旨を連絡し、また寝た。

11時頃起きて、またストレッチとか。しんどさはだいぶ抜けて、なんとか行けそうな気がした。よし、行こう。でも今から行くとちょうどみんな昼食を食べている時間。焦ることはない、自分も昼食を食べてから行った。

行ってしまえば、なんとか仕事はできた。明日は大きな仕事のヤマである。基幹スイッチのリプレース本番。作業自体は業者がやるが、関係各所の疎通確認はネットワークチームで分担してやらなければならない。今日はおとなしく定時であがって皮膚科に寄って帰ってきた。

調子は徐々に下がり気味。なんとか下げ止まりして、また上がってきてほしいところである。

今朝も朝はつらかった。でも7時半になんとか布団から出た。そして今日はちゃんと支度をして会社に行った。行けば体は動いた。

が、

昼食を食べている頃から体がしんどくなってきた。鉛のように体が重たくなってきて、思考能力も奪われていき、眠気も襲ってきた。深呼吸をしたりストレッチをしたり(と言っても会社なのでせいぜい伸びをするくらいだが)、水分を摂ったりしたが、それでも回復しない。

「今日はだめだ」

そう思って15時過ぎに早退した。家に帰って夜まで寝たが、夕食で起きたときもしんどさは残っていた。

明日から大丈夫かなあ。明後日は大きな仕事があるのだ。体調次第では、大事をとって明日に休んだ方がいいかもしれない。

なかなか一筋縄ではいかないこの病気。それでも以前よりは病気とのつきあい方がうまくなってきたような気がしないでもない。これからも試行錯誤は続くであろう。

今朝は危なかった。目覚ましで起きれなかった。8時頃なんとか起きて、とりあえず着替えて会社へ。しんどかったがバスと電車で会社にたどり着き、9時ちょっと過ぎに出勤できた。朝の薬を飲み忘れてしまった。朝食は抜いても薬は抜いてはだめだ。これから気をつけよう。

会社に行ったら頭と体は普通に動く。先日DMZに置いて外部に公開している、ユーザのWebサーバが外部からクラッキングされたので、そのサーバをネットワークから切り離してデータのバックアップを取り、どこから侵入したか調べていた。ちなみに「クラッキング」とは一般的には「ハッキング」と言われている、コンピュータやネットワークの脆弱性をついて悪意をもって外部から侵入する行為である。正しい「ハッキング」は、コンピュータに関する高いスキルを持った人が、コンピュータやソフトウェアの仕組みを研究・調査する行為を意味するのだ。

それはともかく、Apacheのログから侵入経路は特定できた。どうやらTWikiに脆弱性があったらしく、GETリクエストのパラメータに小細工をすると、OSのコマンドが実行できてしまうのであった。こういうWikiのようなできあいのパッケージを利用すると、そのパッケージに脆弱性があったら、あっという間に侵入を許してしまう。かと言って自力で同じような仕組みを作るというのは大変である。プログラムの細部にわたるまで、セキュリティに気を配ってプログラミングしないと、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションを簡単に許してしまう。

うむ、久々にテクニカルなことを書いたような気がする。セキュリティに関しては私もまだまだ勉強しないといけないことだらけ。日々是精進なり。