TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

なんと、今日もデイケアに行けなかった。これで今週は1日も行けなかったことになる。
昨日までは何で行けないのか自分でもよくわからず、単なる過眠かと思っていたのだが、今日は鬱だった。それもリアルタイムには気付かず、後から気付いたのだ。朝はまた早く、そう5時頃だったか起きてテレビを見つつ朝食を食べた。そしていつものごとくまた寝てしまった。そして昼頃目が覚めて「あちゃ〜」と思った。今週ずっとこのパターンだ。ただ、今日は本当にただ眠たかっただけなのか、鬱だったのか、単に行くのがめんどくさかったのか、そのときは自分でもわからなかった。

昼になって起きだして、せっかく起きたから横浜でも行って7日に発売されたトライトーンのCDでも探しに横浜にでも行こうかと思って外に出た。が、少し歩いただけで、急に気が滅入ってきた。歩くのが嫌になり、座り込みたくなった。その場にうずくまって、横になりたかった。鬱である。完全に鬱の症状である。そこで今日は鬱だ、ということにはじめて気付いた。今週もずっとやはり鬱だったのか。それとも今日だけなのか。自分で自分の状態をリアルタイムに感じとることができない。寝ていても「あ〜鬱だ〜」と感じるくらい調子が悪いと自分でもわかる。だが、今日くらいの程度だと、寝ているときはわからないが、動いてみてはじめて鬱だと自分でわかる。まあ、寝ていてわかっても、結局動けないのは同じことなのだが、自分の状態をリアルタイムに正確に把握できないようでは、まだまだダメだな〜と思ってしまう。やれやれ、先週は少し調子がよくなったと思ったのに、また低調が続いている。いつまで続くのだろうか。どうしたら調子があがるのか。多少不安定で調子に波があっても、その振幅を小さく抑えることができて、調子が悪いときも悪いなりにやり過ごすことができればいいのだが、どうもまだうまくいかないようだ。自分では前よりも激しい鬱に落ち込むことはなくなっているので、少しは振幅を小さくできているような気がするので、あせらずにこの調子で自分をコントロールするようにこころがけて行けばいいのだろうか。また来週カウンセラーに相談しよう。

う〜みゅ、今日もデイケアに行けなかった。
いつもの通り早起きして、今日からADSLの12メガが開通なので、開通テストやら速度計測やらやっていたのだが、いつの間にやらまた寝てしまったらしい。明日のハイキングは雨で中止かなぁ、先週木曜のテニスで疲れたから行くにしても午後からでいいや〜、そんなことを考えながら寝ていたような気がするが、結局また昼まで寝ていて、彼女からの電話で目が覚めた。お昼を一緒に食べてからうちでだらだらしていたが、いつのまにかまた寝てしまって、起きると彼女がもう夕食を作っていた。最近過眠だ。今度の診察で薬の量について相談してみよう。眠剤でなくて抗鬱剤の副作用なのかもしれない。昼間にデイケアに電話して明日の予定を聞いてみたら、ハイキングはまたもや中止らしい。午前中は卓球の練習をやるはずだから、明日こそ行けたらいいなぁ。

今日もデイケアに行けなかった。しかし、今日は単に眠たかっただけのような気がする。自分のことなのに「気がする」というのも変だが、朝のことをよく覚えてないのだ。朝は5時頃起きて、いつも通りメールチェックなんぞやっていたが、眠たくてまた寝てしまった。そして8時半頃いったん目が覚めて「あ、デイケアに行く時間だ」と思った記憶はある。が、そのまま寝てしまったようだ。単に眠たかっただけなのか。今日の午前中は卓球大会に向けて卓球の練習をするはずなので、行きたくない、という思いは自分の中にないはずだ、と思っているのだが、実際に体は動かず、眠ってしまった。やはり眠剤が残っているのだろうか。そして、夢を見た。電車に乗りながら、「今からなら11時頃には病院に着くから、1時間くらいは参加できるな」とデイケアに行っている途中の夢である。休職する前は、よく会社に行く夢を見ていたが、ついにデイケアに行く夢まで見てしまった。やはり深層心理では「行かなくては」という強迫観念が強いのか。

そんな夢を見つつ、目を覚ますと13時半。もう間に合わない。ありゃ〜と思いつつ、まあいいかと思って昼食を食べに外へ出る。が、また外へ出てから足が動かない。どこへ行って何を食べようかぜんぜん決められない。少し軽い鬱も入っているのか。また向かいの中華屋で昼食を食べて帰ってきた。そしてそれからの記憶があまりないのだが、またいつの間にか寝てしまっていたようだ。17時過ぎに彼女からの電話で目が覚めた。今日はその後、夜までずっと頭がぼ〜っとしていた。単に体調が悪いのか?眠気が取れないだけなのだろうか。よくわからないので、さっさと寝ることにする。

どうしたことだろうか。今日も昼頃まで寝てしまい、デイケアに行けなかった。

夜中の3時半くらいに目覚め、眠れないと思ったのでいったん起きてメールをチェックしていたりした。そのうちまた眠くなって寝てしまったのだが、何度か寝たり起きたりを繰り返しているうちに昼になってしまった。

「デイケアに行かなくては」という思いは自分の中から強く出てこない。前に彼女に電話して話をしたら、スイッチが切り替わったように気分が変わって体が動くことがあったので、試しにまた彼女に電話して少し話したが、状態に変化はなかった。「まあいいや」割り切って休むことにした。「今日は休みということにして様子をみよう」それでいいのだろうか。前もそれで乗り切った。昨日から調子が下降線を辿りつつある気配を感じていたので、早目に手を打った、ということにしておこう。それにしても休み明けというのは大きな静止摩擦係数がかかるような気がする。

15時ころから、読みかけだった「<こころ>の定点観測(なだないなだ編著/岩波新書)」を読み進める。精神科の医師など10人の<こころ>の専門家が、<こころ>の観点から見た社会の変化や、子供のいじめ問題などについて解説している。なかなか興味深い。ちょっと調子がよくなってきたので、洗濯物をたたんだり洗い物をしたり、溜まっていた雑事をこなした。なんとなく最近の自分のやり方が森田療法っぽくなってきたような気がする。

昨日はいろいろ動いたので早めに寝ようと思い、22時前には床についたが、なかなか寝付けなかった。0時をまわっても起きていたのを覚えている。眠剤を飲んでいるので普段はすぐに寝付けるのだが、たまにこういう日もある。3時頃、4時頃に目がさめ、結局朝5時起床。朝からわりと調子がよく、30分くらい散歩した。

昼頃までぶらぶらと過ごし、昼食を外で食べるか買って来るかしようと思って外に出た。が、どこに行って何を食べようか何を買おうか、ぜんぜん決めることができない。悪い兆候だ。もともと優柔不断な性分だが、このときの感覚は、鬱で思考がストップして何も決められないときのもので、単なる優柔不断とは違った。調子がよくなってきたと思いきや、また悪くなりそうな兆候なのか。何も考えず商店街をぶらぶら歩いた後、結局マンションの向かいの中華屋に入った。

夕方少し寝てしまったようだ。やはり5時からずっと起きているから睡眠不足だったのだろうか。バイトが終わった彼女からの電話で目が覚めた。彼女がうちへ来て、買い物にまた出て行った。しばらく頭がぼ〜っとしていたが、ヨガのリラックス体操をやって少し落ち着いた。

衣替えをして外に出した茶色のパーカーを彼女が見て、「そう言えば病院でよくこれ着てたね」と言う。彼女は同じ病院に入院していたのだ。「このパーカーを着て、いつも急いでいるように歩いてたのを覚えてる」と言われた。「いつも急いでいるように」これはちょいと重要なキーワードだ。そういう性格というか性分が、この病気と大きく関係がありそうだ。