またトンネルの中である。
出口が見えない。
カテゴリー:メンタルヘルス
だめだ
明かりをください
ずいぶん日記をサボっていた。あんまりサボると「こいつ生きているのか?」と心配されそうなので、一応「生きてます」と書いておこう。
今回のトンネルは長かった。いや、まだ完全に抜けきってはいないが、だいぶ明かりが見えてきた。6月に入ってから最初の3日間出社したっきり、ずっと調子が悪くて会社を休んでいた。今週に入ってちょっとましになったかな、と思ったが、まだまだだった。
4日前の火曜日に「とにかく会社へ行けばなんとかなるかも」と思って10時頃にタクシーを拾って会社まで行った。しかし、行ってもやはりしんどくて、14時頃に早退してきた。そして水、木と休んで昨日の金曜日。鬱の感覚は抜けないものの、なんとか動けそうだったので10時頃に家を出て、今度はバスと電車を乗り継いで会社に行った。そして、今度は行けば何とかなって、普通に頭も体も動いて、ちゃんと仕事を進めることができた。
今日の土曜日は朝9時前に起きたが鬱の感覚はない。9時半から診察の内科へ糖尿病の通院。採血して帰ってきた。そして午後は皮膚科へ通院。そして横浜へ出て散髪して買い物して帰ってきた。朝は起きるのが遅いが、起きてしまえば今日は普通に体が動いた。この調子で復調していけばいいんだけどなあ。
まだか
だめだ、まだ上がってこない。最近は割と調子がよかったのに、今回はちょいと長い。
明日、会社行けるかなあ。
落ちてます
先週の木曜日にがくんと落ちました。
それから会社行ってません。
体も動かさないので、せっかく減ってきた体重もリバウンドを始めている始末。
おまけに調子が悪くなると、私はとにかく食欲がわく。普通は逆なのだが、私の場合は何か食べたくなる。お腹がすくわけではない。あくまでも「何か食べたい」のである。
医者曰く「精神的に不安定になると、他の何かで欲求を埋めることによってバランスを取ろうとする」らしい。人によって食べ物だったりお酒だったり、自傷行為だったりする。
しかし私は糖尿病である以上、間食は禁止、飲み物もカロリーのある物は飲んではいけない。今の状態の自分にはとてもつらい。カロリーがほとんどない海苔はいくらでも食べてよいので、安い焼き海苔を大量に買ってきてはばりばり食べて、ノンカロリーのコカコーラゼロで我慢している状態。コカコーラゼロとかペプシNEXとか、「0カロリー」と謳っているものは本当にカロリーがないから飲んでも大丈夫、逆にそういうもので自分をごまかして、間食したいときにうまく逃げるといい。と、教育入院中に看護師に教わった。それでももの足りなくて、ついパンを食べてしまったりする。
関東は昨日梅雨入りしたが、私の心はいつ梅雨明けするのだろうか。
落ちました
日曜日、朝起きたら鬱だった。今月に入ってから、少し危なげなときもあったけど、比較的安定していたからちょっとショックだった。この日は、ATの先生が関西からわざわざ出張レッスンに来てくれる予定で、私はキャンセル待ちだったのだが、寸前になってキャンセルが出てレッスンを受けられるようになって喜んでいたところだったのに。
レッスンは午後からだったから、とりあえず午前中は様子を見た。見たけど、見逃し三振であった。何も変わらなかった。外へ出るのは無理そうだった。泣く泣く先生の秘書的存在のTちゃんと、レッスン会場の現場にいるSさんにメールでドタキャンを連絡した。残念でしかたがない。
その後も調子は芳しくない。月曜日はなんとか会社に行ったものの、あまりにしんどくて昼食後に居室の隣にあるミーティングルームの長いすに横になったら、1時間くらい寝てしまった。起きてもしんどい。頭の中に霧がかかっている。これでは仕事にならないので早退した。
火曜日、しんどくて会社を休んでしまった。一日中家の中でくたばっていた。
水曜日の今日も同じく、一日中くたばっていた。世間は祝日でお休みだったのが幸いであった。
困ったのが、食欲のコントロールである。糖尿病を宣告されてから、心を入れ替えてまじめにダイエットに取り組んできた。一日に摂取するカロリーをできるだけきちんと計算して、さらに血糖値の上昇を抑えるために炭水化物は控えめにし、間食は一切禁止、飲み物は水かお茶かブラックコーヒーのみ。医者にはペースが速すぎ、と言われたが、とりあえず鉄壁の意思でそれを守り通していた。
しかし、調子が悪くなると、その抑制がきかなくなる。我慢ができなくなるのだ。もともと抗鬱剤や安定剤には食欲増進の副作用があるのだが、調子がいいときにはがまんできたものが、不調になると我慢ができなくなる。ドクター曰く、精神的に不安定になったのを、なにか別の物で補うことによって精神的なバランスを取ろうとするのだとか。人によってそれは食べ物だったり、お酒だったりする。
「おなかがすいた」ではない。「何か食べたい」のだ。それががまんできなくて、今日は少しだけどお昼にチョコを食べてしまった。妻にだめと言われてたが、結局妻に買ってきてもらった。しんどくて自分では動けないから。妻もしかたがない、といった感じだった。
ひょっとしたらそこまでストイックになることはないのかもしれない。まだきちんと栄養指導を受けてないけど、先週の水曜日に検査した空腹時血糖値は正常の値に戻っていた。つまりまだ私のすい臓はきちんとインシュリンを出してくれている。食べ過ぎさえしなければ、そこまで徹底的にやる必要はないのかもしれない。そもそも医師は「1ヶ月に1キロくらいのペース」で体重を落としていきましょう、と言ったのに、最初の2週間で4キロ落ち、そして今日の時点で1ヶ月弱になるが、7キロ落ちているのだ。これではリバウンドのリスクも高い。
さらに外に出られないと、せっかくいい陽気でウォーキングを始めたのに、これもできなくなってしまう。悔しくて仕方がない。せっかく歩数計をポケットに入れてせっせと歩き、その成果をPCで見るのが楽しみになっていたのに。
鬱と糖尿とアトピー、愛するあなたのため、毎日、磨いていたいから〜。あ、いやなんでもない。なんか一生ものの病ばかりかかえてしまっている。でも自分はけっして自分のことをかわいそうだとは思わない。妻をはじめとして、支えてくれるたくさんの人がいるから。この日記を読んでくれている全ての人に感謝。生きているだけ儲け物。