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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日は23時に就寝。あっという間に眠れた。そして、朝は5時にいったん目が覚めたがもう一度寝て、6時に起床。お〜久しぶりに7時間も眠れたよ。躁転してから睡眠時間はほとんど4時間、長くても5時間半だったから、これはバレリンがばっちり効いたに違いない。うん、7時間眠れれば疲れは取れるだろう。朝起きたときの気分も、昨日までは朝起きた瞬間から全力疾走でフル活動だったのに、今日はゆっくりとのびをしたり、ゆっくり着替えて、ゆっくりゴミを出しに行ったり、と「動き回る」ということがない。明らかに躁状態から抜け出しつつあるようだ。この日をどれだけ首を長くして待っていたことか。

今日は落ち着いて行動することができた。10時からデパートAでのお中元バイトの面接。他に2人主婦の人が来ていた。説明のあと、3人同時に面接。本当に形だけのようなものだった。結果は一週間以内に採用でも不採用でも郵送します、とのこと。これで落ちたらショックだなあ。

そして、家に帰ってきて昼食を食べた後、少し休むことにした。昨日まで睡眠時間がずっと短かったのだ。まだまだ自分が感じていない疲れが蓄積しているに違いない。妻にそう言うと、妻はクリーニングを出しに行き、そのまま実家に行くと言って出て行った。

しかし、すぐには休まず、延び延びになっていた衣替えをやってしまおう、と思って衣装ケースをよっこらしょと全部出し、完全に春夏物と秋冬物を入れ替えた。やっと完了だよ。まだセーターとか入ってたからなあ。

その後、休もうとしたが、どうもこの狭い部屋で休むのは圧迫感を感じる。結局自分も妻の実家に行って、5時頃までゆっくり話をしていた。広い部屋で座り心地のいい椅子で、家にいるよりかえってくつろげて休めたような気がする。

帰宅して夕食。今日はだいぶ落ち着いていたように思う。これがずっと続くといいのだが。いや、続けられるように「無理をしない」ということを常に心がけて、自分をコントロールしていくのだ。

昨日は22時半に就寝。幸いすぐに寝つけて、目が覚めたら1時。もう一度寝てまた目が覚めたら3時。もう一度寝て目が覚めたら3時半。それから眠れなくなった。おとなしくじっと横になっていればいいのに、3時45分くらいに起きてしまった。40分くらいPCでなんだかんだやって、いかんいかんと思ってもう一度布団に潜り込んだ。横になったものの、退屈でやっぱり5時前に起きた。

そしてスイッチが入ってしまった。衣替えをしたり、キッチンのシンクやガスレンジを徹底的に掃除し始めたのだ。だいぶ汚れがこびりついているのを、洗剤をつけてごしごし力を入れてこすると汚れが取れて、きれいに光るのを見るととても爽快だ。

そして6時半くらいから昨日取ってきたフリーの求人誌を見て、デパートAうでのお中元スタッフの募集を見つけた。17:15〜20:15の実働3時間、週3〜4日で6月上旬から7月中旬までの期間限定。おお、これはちょうどよさそうではないか。今までの経験からすると、躁を抑える薬を増やせば、2週間後くらいには多分躁はだいぶ落ち着いてきているはずなので、これくらいでスタートするのがいいのではないか。

月曜日に面接を受けたコールセンターのバイトの結果待ちの状態なのだが、考えが変わってそっちはパスすることにした。コールセンターの仕事はかなり神経をつかうような気がして、ちょっと最初のバイトにしてはハードルが高いかなと思ったのだ。まあ、今日までに電話がかかって来なかったら不採用なので、これを書いている夜の時点でもう不採用決定だが。

お中元スタッフの仕事はいくつかあるが、ギフトセンターでの接客&PC入力。要はお客様が書いたお中元の申込書かなんだかをPCに入力する仕事である。普段から一日中PCに貼り付いている私にはうってつけの仕事かもしれない。HPから応募できると書いてあったのでさっそく応募。

10時頃電話がかかってきて、夕方のみの仕事は人気で埋まってしまい、9:45〜18:00のシフトで週4日ならあります、とのこと。う〜んフルタイムかあ。でもデパートAと言えば、うちの近くのバス停からバスに乗って、横浜駅東口を降りたその場所で、通勤はめちゃめちゃ便利だし、仕事も入力がメインなら、私は長時間でも大丈夫かもしれない。ということでそれに応募することにして、面接と説明会に参加することになった。明日の10時10分からである。面接と言ってもそれで採否が決まるようなものではないようなことを言っていた。PC入力ができれば誰でもいいのである。

それから、短期というのもいい。最初はいきなり長期の仕事を考えていたが、自分の状態が変わりやすいことを考えると、短期のバイトを転々とするのもいいか、という考えに落ち着いた。よし、私は短期のバイトを転々とするさすらいのフリーターになろう。調子が悪いと無理をせずに養生し、調子がいいときだけ短期で働く。今の躁状態からノーマルな精神状態に落ち着いて、それをキープできればやっていけるかもしれない。一昨年だって職場復帰して4月から12月まで働けたし。あんなきつい仕事でなく、軽めの仕事ならもっと続けられたかもしれない。細く長くいきたいのだ。

となると、今度は「いろんなスキルを身につけたい」という思いが強くなってきた。働けそうなとき、すぐに適当な短期バイトに応募できるように、いろんな職種を経験してみた方がいいだろう。コンビニもやってみようと思っている。一番つぶしがききそうな仕事だからだ。後は飲食店のホールと、コールセンターとかかなあ。

9時半になって病院に電話し、今日の12時の予約を入れた。病院へ行って躁状態であることを話し、まあ話すまでもなく私の状態を見ていたら一目瞭然なのだが、希望通りバレリンが追加された。寝る前に200ミリ、朝昼晩に100ミリずつと、けっこうたくさん出たので、これがうまく効いてくれると、多分今までの経験から言って2週間くらいで落ち着くと思う。

その後、毎月の支出を何とか減らそうといろいろ考えて「国民年金の保険料免除」の申請を行うことにした。しかし今すでに私は障害年金をもらっている身。免除の申請をすると今何か不都合があるのか気になった。それで、病院の近くの社会保険事務所に行っていろいろ質問してきた。現在給付されている障害年金には別に影響はなく、65歳になったら老齢年金か障害年金かどちらかを選べるという。その老齢年金の額は免除の期間分は1月が3分の1月と計算されるので、当然年金の額は減るが、免除の期間も「25年以上年金保険料を払わないといけない」の年数にカウントされるという。老後のことも考えないといけないが、今生活していくことも考えないといけない。免除の申請をすることにした。

横浜へ戻ってヨドバシで買い物して帰ってきた。17時半に生協の人がうちに来て、生協への加入手続きを行った。カタログを見ているだけで楽しくなって、いらないものまで頼んでしまいそうだ。うちは牛乳を大量に消費するので、牛乳をメインに頼むことになるだろう。お米もスーパーで買って帰ってくるのは重いので、セール品になっているときに買っておこう。

夜になってテレビを観ていたら、またしんどくなってきた。まあ毎日のことだ。とりあえず今日から躁を抑える薬がだいぶ増えたので、これから落ち着いてくるのを待とう。日中に動きすぎなかったら、夜もそんなに疲れは溜まらないはずだ。

昨日は22時半にいったん布団に潜り込んだものの、電話をかける用事があったのを思い出して、いったん起きて電話をかけ、22時50分くらいに改めて布団に入った。どうせまた眠れないだろう、と思っていたら昨夜はすぐに眠れた。よかった、少し睡眠障害が緩和してきたか。朝は3時にいったん目が覚め、そして4時20分にも目が覚め、もっと横になっていたかったが、起きてしまった。う〜ん、もっと休まなくては。

起きてメールの返事を書いたりしていたが、今日は朝から疲れを感じる。昨日まで蓄積された疲労が残っているのだが、それを感じている、というのは少し躁状態が軽くなったということだろうか。そして昨日までのように、起きてからフル活動、というわけでもなく、もう少し休もう、と思って横になることができた。5時10分くらいから7時くらいまで、布団に戻って横になっていた。

しかしこの病気は不思議なもので、躁転してから食欲がぜんぜんなくなった。こってりしたものは食べられなくなり、あっさりしたものだけを少しだけ食べればおなかいっぱいになる。ずっと動き回っているのにあまり食べないからか、躁転して1週間も経ってないのに体重が4キロ減った。

今日は比較的落ち着いている。朝はちょっとやらないといけないことを、ぐわーっとやっていたが、7時くらいには疲れて昼まで横になっていた。疲れている、というのをリアルタイムで感じているのは、躁状態から落ち着いて来ている証拠だ。今になって、昨日までの疲れがどっと出てきているような気がする。

昼までは、布団の上に横になりながら、妻と話をしたり、バイト情報誌を見たりしていた。割と落ち着いていた。しかし、昼食を食べてから横浜に用があって、妻と一緒に出かけたらまたスイッチが入ってしまい、テンションがどんどんあがってきてしまった。用事はすぐに終わったので家に帰ろうとしたが、このまま帰ってもまた家の中でせわしなく動き回って、疲れを溜めてしまうかもしれない。

そこで、妻と一緒にまたネットカフェに行った。ネットカフェのペア個室なら狭いし動き回れないので、せいぜいPCでネットをするかマンガを読むくらいしかできない。、妻も前のマンガの続きが読みたいと言っていたので、ネットカフェの3時間コースでゆっくりした。しかし、やっぱりじっと横になっていることはできず、ネットでバイト情報を探し回っていて、今度はコンビニ辺りはどうだろうか、と思ってその方面のバイトを斡旋している派遣業者Fへの登録をした。

横になって休むというのは最後の20分くらいだったが、まあ動き回らずにはすんで、バスで家に帰ってきた。留守電が入っていたので再生したら派遣会社からで、さっそく登録説明会の案内をしたいので、フリーダイヤルの0120−XXX−XXX番にお電話をお願いします、とのこと。電話して、来週の月曜日に登録説明会に行くことにした。

夕食を食べたあと、急激に疲れが噴き出した。しんどくてしんどくて、横になっていてもしんどい。また溜まっていた疲れが一気に出た。ああ、こんな調子じゃバイトはまだまだだな。まあ派遣の登録だけしとくのはかまわないとして。もっと自分で自分をコントロールできるように安定しないと、突っ走ってまた堕ちてしまう。

明日は朝9時に病院に電話して、調子が悪いから当日予約で診察を受けさせてもらおう。土日を挟んでしまう。炭酸リチウムを増やしてもらわなくては、身が持たない。

昨日は22時半過ぎに寝た。しかし、寝る直前までハイテンションは続き、体は疲れているのに神経が昂ぶって眠れない。自律訓練法をやってみたが、少しましになったもののやはり「じっと横になっている」のが苦痛で退屈で、あれもやりたいこれもやりたい、と体がうずうずしている。

結局30分くらい経ってから一度起きて追加眠剤を飲み、あれやこれやしているうちに30分経った。23時40分くらいに寝た。どうせまた眠れないだろうと思っていたら、すんなり眠れた。そして目が覚めたら3時。早いよ〜と思ってまた寝た。次は4時に目が覚めた。う〜ん、まだ起きるには早い。そして次は5時前。もう少し、と思って寝ようとしたが、もう全然眠たくなくて全く眠れない。そのまま布団の中でじっとしていたらいいのに、5時過ぎに起きてしまった。昨日の睡眠時間は5時間20分ということか。本当はもっと眠らないといけないと思うのに。

今日も朝から全力疾走。こんなにやることがあったのかと、自分でもつくづく不思議になる。またやりすぎてダウンしたらまずいので、3年前の躁状態のときに買ったタイマーを使うことにした。キッチンタイマーのもっと小さなもので、手の中にすっぽり収まるサイズである。こいつはなかなか優れもので、時間をセットしてスタートすると、その時間が来たらアラームが鳴る、というのは当たり前だが、10分前、5分前に予ベルを鳴らしてくれる。これを使って、タイマーを1時間にセットしておき、タイマーが鳴ったら何をやっていてもただちに中断し、強制的に体を横にして休むことにする。動きたい、続きたいのをじっと我慢して休むことにする。タイマーを10分にセットし直して10分経ったらまたアラームが鳴るようにし、鳴ったら再び1時間にセットして作業を再開する、ということにした。

それにしても今日も突っ走っていた。夫婦二人して調子が悪かったので掃除も手を抜いていたのに、今日は人が来るのだ。生協の宅配の資料請求をネットからしたら、昨日電話がかかってきて、直接家に来てサンプルも持ってきたり説明をしたりしてくれるという。それで、慌てて部屋を掃除したり、散らかっているものをとりあえず隅っこにかためて布をかぶせて隠したり、他にごちゃごちゃ置いてあるものを寝室に移動させたり、汚れたテーブルの上を必死に拭いたりしていた。久々にこんなに掃除したよ。

そして11:30に生協の人が来て、宅配のことについていろいろ説明してくれた。思ったよりもこれはいい。まず値段が普通にスーパーで買うのと変わらなかったり、あるいは安かったりする。毎週カタログも無料で配布してくれるし、それもすぐにたまるとゴミになるので回収もしてくれる。1週間ごとに注文して翌週に配送してくれるのだが、その配送料も1回210円のところ、障害者のいる世帯は105円になるとのこと。牛乳なんていつも買っているスーパーよりも安い。ドリンク類はけっこう重いのに、それを10分以上かけて坂道を登って帰る労力を考えたら、これを利用するのがはるかに楽だ。

そして12時に私は家を出て横浜へ。今日はアルバイト派遣の登録に行った。行ったらまずたくさんの紙にいろいろなことを書かされた。今までの経験した仕事や自分のスキル、希望する時間帯や勤務可能な曜日、希望の沿線や勤務地など、ものすごくたくさん書かされた。その他に雇用契約やら何やら、契約に関する書類。

それらを記入した後、今度はPCで自分で改めて紙に書いたのと同じようなことを入力した。これが本当の登録作業らしい。そして次はPC入力のスキルテスト。まあいわゆるタイピングの速さを計るテストである。それが終わったら個別の面接。

面接と言っても、あくまでもアルバイトの斡旋なので採用とか不採用とかそういうのでなく、どういうお仕事を主に希望されますか、とか、時間はこの時間でないとだめですか、午前中は無理ですか、とかそういうことである。勤務可能時間は全曜日14時から20時にしてあるのだが、私がメインで狙いをつけている事務系では朝からが基本で、昼からと言うのはあまりないのだ。

しかし、コールセンター業務なら夕方からというのも求人誌で見かけたので、そういうのがあればご紹介していただきたい、と言っておいた。今現在、1件該当する求人があるけど、研修がないという。いくら10年以上会社員をやっていたから電話で普通にビジネストークができるとは言え、コールセンター業務は未経験である。やはり研修がないと厳しい。それはパスして、研修がある求人があればお願いします、と言っておいた。

それから、単発でデータ入力の仕事があれば、空いていれば朝からでも大丈夫ですから、そういうのもお願いします、と言っておいた。先ほどのタイピングテストの結果がよかったようだ。平均では1分間に74文字くらいで、入力の仕事だと100文字以上が要求されるが、私の結果は160文字を超えていたらしい。まあ、その速さなので毎日こんな長ったらしい日記が書けるのだが。

登録はそれで終わり、私は晴れてその派遣会社の派遣スタッフとなった。こういう派遣業者に登録しても就職扱いにならないことは、昨日ハローワークで確認しておいた。お仕事を探すためのものですから、それを就職扱いにして失業給付金をストップすることはありません、と説明されてほっとした。

妻に「終わったよ」とメールすると、今実家にいる、という返事が来たので私も合流して妻の実家でしばらくのんびり、という予定だったのに、さっそく携帯から派遣会社のサイトにアクセスしていろいろいじくってみた。さすが自分でPCで登録作業をやっただけあり、既にスタッフとして自分のIDとパスワードでログインできるようになっていた。

その後、妻の実家のPCを借りて、ネットの画面から派遣会社のサイトにアクセス。向こうから「こういう求人がありますけど」というのもあるが、自分で求人を検索して「これに応募したいです」と申し込むのもありだという。そして、何月何日の午前とか午後とか終日とか、「バイトの予約」を入れることができる。それを入れておけば、その前日になってバイトの話があれば連絡が携帯にメールで来て、そのメールにバイトの内容の詳細が書いてあり、引き受けるかキャンセルするか選択するという。これもちょっとおもしろい。試しに土曜日の午前中にバイト予約を入れてみた。最近の私なら午前中だけなら大丈夫そうだ。

それにしても、これだけ動いたから疲れているはずで、妻の実家でゆっくりしようとしていたのに、結局PCを借りてそんなことをやっていて、ちっとも休んでいなかった。まだまだ躁状態が続いている。家に帰ってきて夕食を食べてテレビを観ているうちに、急にどっと今までの分の疲れがまとめて出てきた。いかん、今までのパターンでは、そうやって疲労が蓄積され、一気に鬱に堕ちてきた。ここは何とか食い止めなくては。明日は病院が休みだから、明後日に予約外だけど朝イチで病院に電話して、病院に行って主治医に相談することにしよう。

昨日は22時に就寝。しかし、眠気が来なくて、妻も眠れないようで、しばらく妻と布団の中で喋っていたら、いつの間にか22時40分。おいおい、こんな時間が経ってしまってるよ。いったん起きて追加眠剤を飲み、いつのもようにPCに向かって1時間くらい時間をつぶす。23時40分くらいにもう一度布団に潜り込んだ。これで普通は眠れるのだが、昨夜はまたまた眠れない。0時半にもう一度起きて、もう一度追加眠剤(半分の量)を飲んだ。躁状態になると不眠が強くなる。やはり躁の影が見え隠れしているのか。その後もなんだかんだやっているうちに、結局寝たのは2時だった。

そして何回か目が覚めたが、そのまま眠れなくなるということはなく、6時40分に起床。これでも睡眠時間は5時間に満たないなあ。今日は失業認定日。8時半過ぎに家を出てハローワークへ行った。失業認定を終え、みどりのコーナーへ行ったが、一番頼りになるお姉様(と一応書いておこう)と話したかったのに、午前中は出張で13時か14時くらいに来る、と言われた。とりあえず男性の職員に今の状況を説明し、ハローワークをあとにした。

そのあと、近くにあるJAまで歩いて行った。JA共済の相談に行ったのだ。実は私はかなり高い生命保険料を払っており、これをどうにかしたいと思っている。しかし、うつ病で通院中の私は、保険を解約したら他の保険にはもう入れないかもしれない。しかし、入れるものもあるかもしれない。民間の生保会社では「誰でも入れます」というのもあるが、それは怪しくて手を出せない。安い掛け金の保険を探していたら、各種の共済にたどり着いた。共済はどこも掛け金が安い。

それで、「全労済のこくみん共済」「かながわ県民共済」「JA共済」「コープ共済」のどこかに加入できないか調べてみることにした。現在は特に内科的な病気で通院したりしていないが、精神的な病気のうつ病で通院している場合、医療保障に加入できないか調べている。民間の保険会社では、その病気による入院は保障の対象外になるが、その他の病気での入院は保障される、というケースもあるので、共済でもそういうことがないかと思ったのだ。

こくみん共済と県民共済は、どんな病気であれ通院している人は加入できない、と言われた。それで、今日はJAに行ってJA共済の場合はどうか聞いてみた。ケースバイケースだと言われ、加入が可能かどうかをまず審査する用紙があって、それに病名と飲んでいる薬、入院歴を記入して出した。10日くらいで、加入できるかどうか連絡が来るという。

そして、今度はコープ共済。電車で最寄りの生協へ行って、資料を山ほどもらって帰ってきた。生協は今まで利用してなかったが、生協の宅配をうまく利用したら、調子が悪いのに15分もかかるスーパーから重い荷物を持って坂を登って帰ってくる必要がなくなる。資料によると、個別宅配には配送料がかかるが、障害者がいる世帯にはそれが半額になるという。これはありがたい。そういうものを利用していくのも、自分たちの負担を減らすことになるので、もっと生活が楽になる方法はないかアンテナを広げてみよう。

この時点で、私は朝からめちゃくちゃフル活動していた。こんなに休みなく活動しているのに、ぜんぜん疲れを感じていない。そして気がついた。今、自分は躁状態に違いない。躁状態は自分では自覚できないが、今自分は多分躁だ。と言うことは、本当は疲れているはずだ。そして後から疲れがどっと来るはずだ。休まなくては。しんどさを感じないけど、どこかで体を休めなくては。

そう思って、とりあえず横浜へ戻ったところで妻からメール。妻も本屋に行くために横浜に向かっているらしい。そこで妻と落ち合い、ネットカフェのペア座敷室で1時間あまり休んだ。私は横になったり生協で大量にもらってきたリーフレットを読んだりして、妻は漫画を読んでいた。

その後、2人でハローワークへ行き、お姉様(と一応書いておこう)とだいぶ長い話をした。「調子がよくなったんですが、ちょっと躁気味なんですよ」と話したら「歩いてくる姿を見てわかったわよ」と言われた。調子が悪いときはしんどそうに歩いてくるのに、今日は肩で風をきって偉そうに歩いて来たらしい。自分ではぜんぜんわからないのだが。

お姉様といろいろ世間話も含めて話をした。お姉様は妻の心配もしてくれている。ちょうど私がもらってきたばかりの生協の宅配のカタログを見せて「こういうのも活用してみようかと思っています」と話すと、「あら、うちもそれ利用しているけど便利よ」とのこと。その他、他のうつ病の人の話を聞いたり、いろいろな情報を得られた。うちは夫婦で病気だが、だからこそ理解し合える、それがとても大事だと言う。

その後、横浜へ戻って買い物をし、家へ帰ってきた。この時点では私は疲れを自覚していた。やはり後から疲れがやってきた。しかし、帰宅してもなんだかんだやり出して体が止まらない。はあ、なんでやねん。躁はある意味鬱よりもやっかいなところがある。しかし、少しは進歩している。前は「今は躁かもしれないから、疲れを感じてないけど休まなくては」などと考えたことはなかった。少しずつ自分をコントロールできるようになっているような気がする。この調子をキープして、また鬱に落ち込まないようにできればいいのだが。