TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日は9時半起床。夜中変な夢を見ていた。小さな洋風庭園のようなところに結婚式を挙げられるところがあって、そこに次から次へと手錠で繋がれた男女が連れられてくる。これはなんだろう。あとは他の大学が主催した合唱のジョイントコンサートの練習に出る夢とか。でもなんだか疎外感があるので抜け出そうとするのだが、抜け出せない。友達はいつの間にか消えている。やっぱりこれも自分だけ置いてきぼりを暗示しているのか。

私は学生時代のサークルの学年代表をやっている。現役生のOB係との連絡係で、現役生から時々連絡メールが来る。それはいつもご丁寧に「拝啓」から始まって時候の挨拶が入る。いくら先輩相手だと言え、別にメールだしそんなにかしこまらなくてもいいのだが、と思っていたのだが、今日きたメールにこんな挨拶が書いてあった。

「向春の候、貴社ますますご繁栄のことと心からお喜び申し上げます。」

貴社・・・。時候の挨拶って何を書いたらいいかわからなくて、ネットで探したんだろうなあ。でもおかしいと思わなかったのかな。決してバカな大学ではないのだが(いや、ある意味バカかも)。「先代のOB係との協議の結果」という文面もなんだかおかしい。いや間違ってはいないのだが、「先代の」て、そっちも会社かい!と思ってしまった。

伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を読み始めた。殺し屋とかの裏稼業の話なのだが、殺し屋が幻覚と話をしている。映画「ビューティフル・マインド」みたいだ。あの映画はおもしろかったなあ。途中まですっかり騙されていた。この小説では「オーデュボンの祈り」の喋るカカシみたいに幻覚が不思議に話を進めていく。

先週見に行った河津桜が満開だという情報を得たので見に行ってみた。小さな公園に1本だけ咲いている河津桜がたしかに満開だった。

満開の河津桜

満開の河津桜

桜の色で思い出すのは、北野武監督の映画「Dolls」。西島秀俊と菅野美穂が赤い紐で結ばれたまま放浪の旅をする、という映画だったが、四季折々の風景がとてもきれいだった。多分北野武でなく他のスタッフが言ったのだと記憶しているが、「桜の花はピンクってイメージがあるんだけど、実際は限りなく白に近いんだよね」という言葉があった。確かに桜と聞いてイメージするのはソメイヨシノだという人が多いと思うが、あれはほとんど白かもしれない。河津桜はもう少しピンクかな。

その後は図書館へ。この前借りた4冊はまだ全部読み終わってないけど、いい天気だし散歩がてら行ってきた。その公園は家から見て図書館とは反対方向にあったため、まずは来た道を逆戻り。上って下って上って下って上って下って上って、ぜいぜい、さらにもう少し上ってから一気に下って図書館へ。坂の多い街である。3冊返して3冊借りてきた。

借りてきた本

借りてきた本

東山彰良「女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。」
宮部みゆき「ここはボツコニアン4」
伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」

「女の子の…」は「宮辻薬東宮」で知った東山彰良の小説を読んでみようと思い、Wikipediaで作品一覧を見てた時になんとなく目に入って、「なんじゃいそりゃ」と思ったので借りてみた。「ボツコニアン4」は前作の続き。「陽気なギャングが地球を回す」は映画化もされた小説。1月9日に予約して、やっと順番が回ってきた。

今日の動画。桜の歌はいっぱいあるのだが、和楽器バンド「千本桜」をば。オリジナルはボカロ曲だが、小林幸子も紅白で歌ったり色々カバーされている。和楽器バンドバージョンはめっちゃかっこいい。

朝うつらうつらしていた。時計を見る気力もない。やっと目が覚めて時計を見たら9時26分。ほえ~こんな時間か~と思ったが体が動かない。しんどくて起きれない。体を反転させ、四つん這いになった状態から動けない。やっとこさ起きた時には9時40分を過ぎていた。今日も朝から低空飛行だ。

今日は某福祉施設で面談だった。いつもふたりで1時間なのに、今日はいろいろ話すことがあって私だけで1時間近くかかり、妻の話をしたら1時間20分くらいかかってしまった。私は最近の状況を話した後、リカバリー系のプログラムの件と、主治医から「4月くらいからアルバイトとかできないか」と言われた件について、けっこういろいろ話した。

リカバリー系のプログラムに関しては、いまいちピンとこない、これが治療の役に立つのかがよくわからない、なんだか馴染めない、そういうことを話したら、いろいろ話をしてくれた。他の人の話を聞いて刺激を受けたり、自分にも当てはまることだな、ということが出てくれば主体性が出てくる、自己肯定感に繋がるという話を聞いて少し腑に落ちた。主体性は大事である。とりあえずは来月も参加して様子を見ることにした。

就労の件については、いきなりアルバイトはハードルが高いでしょう、というところで意見は一致。徒歩圏内に2つ作業所があることや、そこでの作業内容や利用するまでの手続きなどを教えてくれた。就労継続支援B型事業所と地域活動支援センターがやっている作業所が1つずつあるのだが、B型の方が作業内容のバリエーションがあるらしい。と言っても本当に内職程度である。時間や勤務日数の融通もききやすいらしい。とりあえずは体調の様子を見つつ、4月に一回見学に行くことを目標にすることにした。なんだか知らないが、のんびりしていたらいきなり就労への第一歩を踏み出す羽目になった、そういう気分である。いきなり負荷が高くなって失敗したことは何度もある。慎重に行きたい。

帰宅後、昨日から読んでいた伊坂幸太郎の「死神の浮力」を読了。この本は以前読んだ「死神の精度」の続編。話はつながってない。前の本が短編集だったのに対し、この本は長編である。娘を殺された両親が、裁判で無罪になったサイコパスな犯人を私刑にしようとするが逆に翻弄される話。最後の結末は予想だにしなかったので驚いた。人間の姿をした死神とのズレた会話や、音楽をやたら聴きたがるシーンなど、シリアスな中にクスッと悪える描写が多々あって色んな意味でおもしろい。「死ぬこととはどういうことか」というのが繰り返し出てきて考えさせられる(でもあまり考えてはいない)。章ごとに一人称が死神と人間の方の主人公に入れ替わるのも面白かった。

林原めぐみ「今際の死神」。なんか椎名林檎ぽいと思ったら、椎名林檎が全面プロデュースだった。

今日は9時半起床。8時までに物干し竿を粗大ゴミに出さないといけないのだが、ふたりとも朝が弱いので目覚ましをセットして気合で起きようと思っていた。私は7時半のアラームで一瞬目が覚めたものの見事に動けず。妻が無事出してくれたが、これではいかんなあ。なんとかもっと早く起きて動けるようにならないと。そして屋上工事の爆音で起こされたのだ。ううたまらん。これ、工事している人は難聴にならないのか?

昨日から読んでいた薬丸岳の「Aではない君と」読了。突然14歳の息子が殺人犯として逮捕される。しかし少年は何も話さない。なんとか話をしてもらおうとして父親が四苦八苦東奔西走右往左往八面六臂四面楚歌五臓六腑青椒肉絲して、少しずつ真実に迫っていく親子の話。裁判の話は読んだことがあると思うけど、少年審判の話は初めてだ。親子愛がテーマだが、とても残酷な話だった。なんだか読んでいて重苦しくなったが、でも次の展開が気になってページを繰る手が止まらない。ほぼ一気に読んでしまった。

今日は朝の時点で外出はお休みと決めた。12日連続で外に出てるし、まだ少しお疲れモードなのだ。今週に入ってからの不調は依然として続いている。ゆっくりYouTubeで動画を次から次へと見た後、生協の注文をしてから読書。伊坂幸太郎「死神の浮力」を読み始めた。

ところで、以前は借りてくる本は文庫本が多かったが、最近は単行本も多い。これはネットで予約する時に、文庫本は予約がいっぱいだが同じ本の単行本は予約が少ないことが多いという理由と、単行本のほうが文字が大きくて読みやすいという理由がある。文庫本はちょっときつくなってきた。いわゆる「離せばわかる」というやつだ。いつの間にか老眼が進んでいて悲しい。ハズキルーペが必要かな。単行本は高いし場所をとるからよっぽど読みたい新刊でないと買わなかったが、借りてきて読む分には単行本の方がいい。図書館の行き帰りの荷物がちょっと重たくなるが、別にそんなに苦痛ではない。

今日2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日らしい。ということで今日の動画は杏里「CAT’S EYE」。同名アニメの主題歌。原作は「シティーハンター」の北条司。公式の動画もあったが、あえてこっちをチョイス(著作権的に問題があるのだが・・・懐かしすぎるので)。中学2年のときの音楽の授業で、何人かでグループを作って合奏する、というのがあってその時にこの曲を演奏した。私がピアノで伴奏し、2人がリコーダーでメロディーを吹いて1人が太鼓を叩いていた。懐かしい。

突っ張り棒を処分することになった。粗大ゴミに出そうと思ってネットから申し込もうとしたら、品目の中に「突っ張り棒」がなくて選択できない。と言うか、「つ」から始まる品目は「机」しかないではないか。「ドラムセット」なんて普通の家にはない物が載ってるくせに、なんだこのアンバランス感。ミクショナリー(横浜市のゴミ分別辞典)では突っ張り棒は「50cm以上のものは粗大ゴミ」と書いてあるのになあ。品目が一覧にない場合は電話で申し込めとのこと。ミクショナリーに「粗大ゴミ」と掲載されているものはネットから申請できるようにしておいてほしい。なんでこんな仕様なのか。というわけで電話で申し込んだ。繋がるまで15分かかったよ。またシールを買ってこなくては。

ところで横浜市のミクショナリーはちょっとしたAI化(というほどでもないが)がされている。横浜市資源循環局のページの右下に「イーオくん」というレジ袋を模したキャラクターがいるのだが、そいつをクリックするとイーオくんとチャットができる。そこに処分したいものの品名を入力すると分別方法を教えてくれるのだ。例えば「突っ張り棒」と入れると、

「出したいものが、つっぱり棒・棚なら、分別方法は、粗大ごみだよ。プラスチック製で50cm未満のものは燃やすごみへ。金属製で30cm未満のものは小さな金属類へ。」

と教えてくれる。「ダッチワイフ」と入れると、

「出したいものが、ダッチワイフなら、分別方法は、粗大ごみだよ。風船式のものは空気を抜いて燃やすごみへ。」

と丁寧に教えてくれる。なんでそんなものまで載っているのやら。「ダッチワイフ」まで教えてくれるというのは、以前このサイトがネットで話題になったので知っていた。別に自分が処分しようと思ったわけではない。

分別したいもの以外にも簡単な質問に答えてくれる。「誕生日は?」と入れると誕生日を教えてくれたりする。ここで「人生」と入れると、

「本当に捨てちゃうの?「同じこと考えても朝の3時と翌日の3時とじゃ答えがちがってくるね…」とスヌーピーが言っていたよ。今日は寝て、明日もう一度考えてみようか。」

と答えが帰ってきたりする。「妻」とか「金」とか「結婚」とか入力すると、いろいろ答えが用意されている。なかなかおもしろい。

今日も9時半起床。夜中にまた昔の会社が出てくる夢を見た。内容はあまり覚えていないのだが、「オープンシステム技術部がどうのこうの」と言っていた。最初に配属された部署である。それはそうと今日もちょっと低調。

昨日の夜に「ここはボツコニアン3」読了。三国志編を抜けて次はホラー編。ホラーゲームのパロディの世界らしく、随所にネタが盛り込まれているらしいのだが、いかんせんホラーゲームは「バイオハザード」くらいしかやったことがない(ホラーゲームなのかな?)。元ネタがわからんので面白さが3割引きといったところか。でもおもしろかった。このホラー編は4巻に続くようだ。忘れないうちに借りてこなければ。

今日は利用している福祉施設でリカバリー系のプログラム。はじめての参加である。職員にしつこいくらいに勧められたので参加することにしたが、これはどういうものか、よくわからないまま今日を迎えた。参加したのは9人プラスファシリテーター。ファシリテーターとは進行役を務める支援者側の人。

最初にちょっと頭をほぐす(?)ために、一人ずつ「自分のリラックス法」なんてものを話していった。そして今日のテーマ「不安」について、いろんなことを話す。誰かが話したことに対して、他の誰かがまた思ったことを言ったり、ファシリテーターの人が「○○については皆様どう思いますか」などと話を振ったり。適当に喋っていいが、いろいろルール、というかガイドラインはある。

プログラムは、ファシリテーター含めて3人くらいが半分以上喋っていて、後の人がぽつりぽつりという感じ。私は「はまーさんはどうですか」と言われて2回だけ発言した。正直、かなり頭が鈍ってるのを感じた。ついさっき目の前の人が話していたことを、次の瞬間には忘れている。なにか話せと言われても何も思いつかない(パスすればいいのだが)。初めてで知らない顔ばかりで緊張していたのもあるかもしれないし、一昨日から調子が悪いせいもあると思うが、これではミーティングにならない。適当なことを喋って終わった。

正直、これが治療につながるのかどうか、今日参加してみただけではピンとこない。これ続けていったら病状が良くなるのか?今の段階では甚だ懐疑的である。終わった後に私の担当職員とちょっと話をしたが、1回だけでは何もわからないのでまた来月も参加すると言っておいた。

スーパーで買物をして帰ってきたら、屋上工事が大変なことになっている。今までで最大音量の騒音である。これはちょっと筆舌に尽くしがたい。ヘッドホンをしても音楽が聞こえない。福祉施設でおとなしく本を読んでたらよかった。

私が行っている間、妻がちょっと細かい塗り絵をしていた。だいぶ塗れたようだ。

塗り絵

妻が使っている24色の色鉛筆。色名が全部英語で書いているので外国製かと思ったら、そうではなかった。

色鉛筆

ちょっと見にくいがジョーンブリヤンという色。日本語でいうところの肌色かな。いや最近ではうすだいだいと言うんだったっけ。肌の色なんかみんな違うのだ。

色鉛筆

今日の動画。THE BLUE HEARTS「青空」。生まれたところや皮膚や目の色で、一体この僕の何がわかるというのだろう。