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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2022年1月30日

昨日は21時半に寝た。昨日は眠れた。朝目が覚めたがやっぱり動けない。でも今日は8時45分に起きれた。昨日までよりは早い方か。

今日は昨日よりは調子がいい。午前中から寝てない。昨日の夜に注文した光療法のライトが早くに来たので、喜んでいじっていたら昼になった。

昼過ぎに買い物に出かけた。私のカップ麺の在庫が少なくなったので買い出しである。5日ぶりに外に出た。う~ん不健康。いや、健康ではないのだが。私の昼ごはんはラーメンと憲法で決まっているのだが、毎日家にいるからどんどん減ってしまった。安いカップ麺の多いローソンストア100に行って、まいばすけっとで妻に頼まれたお買い物をして帰ってきた。せっかくだからウォーキングもしたいと思って遠回りして歩いたが、そんなにたいした距離ではなかった。もうちょっと足を伸ばせばよかった。

今日は比較的落ち着いて過ごせた。回復してきたのかどうかは、明日になってみないとわからない。さあ、どうなっているだろうか。光療法のライトの効果を信じるのだ。プラセボでもいいから信じるのだ。「プラセボでもいいから」と言ってる人間にプラセボ効果はあるのだろうか。

どうでもいい話だが「プラセボ」なのか「プラシボ」なのか「プラシーボ」なのかわからないのでGoogleで検索してみたら、「プラセボ」が214万件、「プラシボ」が99,300件、「プラシーボが」867,000件。「プラセボ」が一番メジャーらしい。

ずっと調子が悪くて仕事を休んでいるが、この時期は毎年しんどいからがまんするしかない、と手をこまねいているわけにはいかない。前回の診察で光療法を主治医に勧められたので、それを試してみることにした。攻めの治療をしなければ。光療法のための照明器具を購入することにして、昨日の夜にAmazonでいろいろ調べてポチった。

光療法は日照時間の短い北欧では盛んに行われているが、日本ではあまり勧める医師はいないと聞いた記憶がある。しかし、今の主治医もその前の主治医も勧めてきたし、そもそも前の主治医は入院していた病院の医師なのだが、病棟に光療法のライトを置いてみんなで浴びていたくらいである。活用しているところは活用している。

光療法のための照明器具を購入するのは、実は4回目である。最初のはもう15年くらい前に使っていた「サンライズクロック」というもので、アラームをセットすると、それより前の時間から徐々に明るくなっていって、セットした時刻に一番明るくなってアラームが鳴るというものだ。愛用していたが、照度はそれほどでもなく普通の照明器具だった。壊れてしまったのでその手の機器はしばらく使っていなかった。

2015年に入院したとき、前述の通り病棟で光療法をやっていて、私は個人的にこれは効果があると思ったので、入院中にものすごく簡易なものを買ったが、あまりにもちゃちいので、すぐ使わなくなってしまった。そこでどういう器具を買ったらいいか主治医に聞いてみた。光療法は1万ルクスの光を必要とする。当時は光療法用の照明器具は日本では手に入らなかったので、主治医に教えてもらった機種をアメリカのAmazonで購入した。玄関先で関税を取られたよ。

退院後もしばらくは朝しばらくその明かりを浴びるということをやっていたが、だんだんやらなくなり、どでかい電気スタンドみたいな形でかなり場所を取るので、結局しまってしまった。それっきりである。

前回の診察で、主治医から「最近ではいろいろその手のものが出ていて、Amazonでも簡単に手に入る」と聞いたので、昨日調べてみたら、たしかにたくさんあるが、ちょっと胡散臭い国のものが多い。値段は3千円台からあるが、アラーム機能がなかったりする。安物買いの銭失いになってもいかん。病気の治療のために使うのだからそんなところでケチってはいかんだろうと思って、国産(と書いてあったが本当かなあ)の3万円くらいするやつを夜に注文したら、今朝10時前に届いた。はや~い。やはりAmazonプライムに入っているとお急ぎ便が無料で使えるので便利。

購入したのは、moonmoonというメーカー?ブランド?の「トトノエライト」という製品。サクラチェッカーでもサクラ度0%だった。

moonmoon トトノエライト 光目覚まし時計 ( アイボリー / ナイトライト ) 大音量アラーム デジタル時計 / 睡眠改善 快眠 安眠 / 朝日 太陽光 / スマホ連動

開封の儀。箱はこんなの。「ちっちゃ」と思った。

箱

本体を取り出してみると、さらに「ちっちゃ」と思った。比較のためにボールペンを置いてみたが、手のひらサイズである。しかしこいつ、2万ルクスの光を出せるらしい。

本体

さっそくセッティングしてみる。スマホのアプリと連動できるので、スマホにアプリをインストールし、本体を電源に接続してBluetoothで接続。あっさり繋がったと思ったら、表示されていた時刻が現在時刻に変わった。スマホがセットしてくれるのだ。便利~。

スマホの設定画面

このアプリからライトをオン・オフしたり、アラームの時刻やスヌーズやら、何分前から明るくなるかなど、いろいろ設定できるのだ。さらに本体自体がWi-Fiに接続して、本体のアップデートまで自動で行うらしい。進化してるのだ。こんなちっこいものが3万円?と思ったが、まあいろいろ便利だから許そう。

スマホのアプリ画面

照明を試してみた。消灯時はこんなもの。時刻が表示されてる(消すこともできる)。

消灯の状態

ここから3段階に明るくできるのだが、

第1段階

第2段階

第3段階

はっはっは。これじゃさっぱりわからんな。周りが暗くなっていっているだけのような気がするが、これはカメラが自動的に露出を調整しているからで、実際には周りの明るさは変わらなくて、照明がどんどん明るくなっているのだ。無理やり露出を調整した写真を撮ると、

第3段階・露出調整

真っ白だ。なんにも写らん。「まーぶしーすぎーるあーさひー」という平井堅の歌を思い出す。

赤い光も出せる。これはおやすみの時に使うらしい。徐々に眠りにつけるように、セットした時刻に自動的に消灯する。これは他の機種にはない特徴だ。「赤ちゃんの寝かしつけに活躍」が強調されている。この用途は確かに他にはない。これも試してみようかな。

赤い光

これで明日から朝日とともに爽やかに起きて動けるだろうか。