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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2015年3月

昨晩は徹夜して病院に行ってやる、なんて書いたが2時くらいに眠気が来たので寝た。このまま朝起きられなかったらどうしよう、などと思っていたが3時間で目が覚めた。

初めて行った病院は、2つの病院が合併して新しい建物になり、去年の12月にオープン(?)したばかりでピカピカだった。インテークでいつものごとく家族構成等のヒアリングがあったあと、医師と面談。ベッドが空いてなく、2週間くらいは待たされるとのこと。ベッド数は増えないのに患者はどんどん増えているのか。しかしそんなに長くかかるとは思わなかった。それまでこの状態で我慢しないといけないのか。ベッドが空いた頃には入院しないでいい程度に改善していれば、それはそれでいいのだが。入院期間は長くても3ヶ月としているらしい。3月中旬から入院するとしたら、できれば4月中くらいには退院したいところだ。

その後ケースワーカーといろいろ話をした。一番懸念している経済的な問題も相談したところ、精神障害者入院医療援護金という制度があることを教えてくれた。

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/shogai/iryo/nyuin.html

いろんな制度は調べつくしたと思っていたが、まだ知らない制度があった。こういう情報は知らないと損だなあ。詳細はこのサイトには書いてないが、1ヶ月に20日以上入院したときには1万円支給されるらしい。

その後、看護師の方に病棟を案内してもらったところ、

超きれい!

前に入院していた病院がまるでお化け屋敷のようにボロボロだったので、できたての建物ということもあって、そのキレイさに感嘆の嵐。ヤフオクに出したら高く売れるだろう、というキレイさである。

ここなら安心して入院生活を送れるだろう。PCなどは持ち込めないが、携帯、スマホはOKなので、なんとかメールのやり取りくらいはできる。しかも全室個室である。差額ベッド代などはない。

いつ連絡が来るかわからないが、準備しておかないとな・・・。衣替えもしなければ・・・。うう、憂鬱だ。とりあえず区役所へ行って限度額適用認定証を発行してもらわなければ。

明日はなんとしても早起きしないといけないので、22時半に眠剤を飲んで寝た。気合を入れて寝た。

 

眠れない。

 

いつものことだ。

 

朝方近くになってようやく眠れて、昼すぎまで寝ている毎日。それから起きて動ければいいのだが、しんどくてやはり横になっている状態。

 

もうこうなったら朝まで起きていて、そのままフラフラになってもいいから病院に行ってやる。

明日行って、翌日に入院してくださいとか言われたらどうしよう。いや、今の状況を考えると1日でも早いほうがいいのだが。でも準備する気力がない。

以前入院していたところとは別の病院だが、前回同様大きな病院で、運動療法のための体育館やグラウンドもある。ジャージとかインドアシューズとかどこにやったかなあ。

うう、探す気力がない・・・。明日はなんとしても早起きしないといけない。もう寝よう。

入院する病院に、明日初診で外来に行く。またインテークから始まるから時間がかかるな。そしてそこで入院予約。いつになるだろう。翌日、とか言われるとしっちゃかめっちゃかになる。

朝9時の予約。余裕を持って、朝は7時半に家を出る。直線距離としてはそんなに遠くないのだが、交通の便が悪く、バス→電車→バス→徒歩という経路。起きられるかな。起きられなかったら、お金がかかるけどタクシーか。

昨日、生活保護の相談に区役所に行った。正直、外にでるのがとてもつらかったが、明日は天気が荒れるみたいだし、早めに相談に行かないと、と思って必死に体を引きずっていった。

生活保護に関しては、不正受給が問題になったり、水際作戦なんて言われて追い返されたりするだとか、いろいろ悪い話ばかり聞く。しかし、うちのように2人そろって病気で、2人とも障害者手帳を持っている、という立場の人には親身になって相談に乗ってくれた。

一番心配しているのは、入院中に貯金がなくなって入院費が払えなくなったらどうしよう、ということなのだが、それに関しては病院のケースワーカーと相談してすれば、区役所と連携を取ってなんとかしてくれるとか。要は生活保護になると医療費はかからないので、生活保護の手続きをその間にするということだろう。

他にもいろいろ質問をした。生活保護の制度についてはネットでさんざん調べたが、どうも曖昧なところがある。人によって書いてあることが違ったりする。自治体によって、あるいはケースワーカーによって対応が違うのかもしれないし、書かれた日付によっても違うのかもしれない。年々厳しくなっているのだろうか。

 

ここで生活保護の制度についてちょっとおさらいをしておこう。

生活保護というのは、世帯の人数や年齢、居住区、家賃によって「最低生活費」という金額が設定される。そして、月々の収入に足りない分だけが保護費として支給される。その額面がまるまる支給されるわけではない。ここを誤解している人が多い。

ある月にアルバイトをして3万円の収入があったとする。すると次の月には支給額が3万円減らされる。トータルで得られるお金は変わらない。あくまでも「足りない分」が支給される。働くモチベーションが下がるわけだ。ケースワーカーが「働け」と言いつつ、生活保護から抜け出せない人が多いのはそういう仕組だからだろう。自分たちのようにワケありの人間には厳しく「働け」とは言わないらしいが。

最低生活費だが、公にされている数字なのでぶっちゃけた金額を書くと、横浜市で2人世帯のうちの場合、月の最低生活費はおよそ13万円+家賃である。他に収入がない場合はこれがまるごと支給されるので、「働かなくてもそんなに貰えるのか」と一生懸命働いている人はバカバカしく思うだろう。しかし、現実的にじゃあ家賃を除いて1ヶ月13万円で生活しろ、と言われると、もちろん贅沢しなければやってはいけるが、ちょっと臨時出費なんかがあればあっという間にピンチだ。冷蔵庫なんて壊れた日にはどうしたらいいのやら。

そして「申請」はいつでもできるわけではない。全財産が「最低生活費の半分」になった時点で、ようやく申請を受付けてもらえる。それまではあくまでも「相談」である。そして

・生活状況等を把握するための実地調査(家庭訪問等)
・預貯金、保険、不動産等の資産調査(生活保護法第29条に基づく調査の金融機関本店等への一括照会)
・扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査
・年金等の社会保障給付、就労収入等の調査
・就労の可能性の調査

などが行われ、2週間後くらいに支給が決定する。しかし、決定してすぐに支給されるわけではなく、毎月の支給日は決まっているので、その日まで手持ちのお金で凌がなくてはならない。

かなりシビアである。実は前借りもできたりとかもするのだが、当然借りたものは返さないといけない。

 

長くなったので今日はこの辺にしておこう。生活保護についてはできるだけ「制度について」の情報は発信しておきたい。ただし実際に生活保護を受給することになってしまうと、こういうブログを見つけては嫌がらせのコメントを書き込む輩が後を絶たないらしいので、その時にはブログを閉鎖するかもしれない。

自分のことを心配してくれている人もいるみたいなので、できれば近況報告はしたいと思っているのけどなあ。

 

そして今夜も眠れないのだ。それでもって、明日はまた1日じゅうくたばっているのか。毎日そのパターン。