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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年7月8日

今日もだらだら一日過ごしてしまった。調子はめちゃくちゃ悪いというわけでもなく、がんばれば外に出て何かできそう。

しかし、めちゃくちゃ暑い。昼飯を食べに外へ出ただけでうんざりしてしまった。

そしてまた昼過ぎに2時間ほど昼寝してしまった。前回の診察で眠剤が減ってから、夜寝るときは寝付くまでに時間がかかるようになったのだが、昼寝のときはあっという間に寝てしまう。体のリズムがすぐ崩れそうになる。

いつまでこういう状態が続くのか。

前回の入院中に、自分の病名は「うつ病」ではなくて「躁鬱病」だったということがわかった。しかし自分はうつ病も躁鬱病もあまり違いはないと思っていた。だが、ちょっとネットで検索してみたところ、両者はだいぶ違うということがわかってきた。

症状面ではあまり違いはない。鬱状態のときの症状は非常に似ているし、躁鬱病の場合は躁状態がある、というくらいしか違いはない。しかし、うつ病は4人に1人はかかる(そのうちほとんどは短期間で勝手に治ってしまう)のに対し、躁鬱病は100人に1人くらいしか発症せず、そしてうつ病よりも治療が困難だというのだ。大雑把に言ってしまえば「うつ病は治るが、躁鬱病は治らない」ということらしい。より純粋な「脳の病気」であり、いくら気をつけていても、ストレスフリーな生活をしていても、悪くなるときは悪くなる、そういうものらしい。

これで本当に会社に復帰できるのか?強引に復帰したとして続けられるのか?先行きがまた不透明になってきた。

今の会社に戻れなかったとして、他の会社で働ける保証はない。クローズド(障害を隠すこと)で就職したとして、症状が現れて会社に行けなくてはすぐに辞めさせられるのは目に見えている。以前にも調べたが、それは「告知義務違反」となるのだ。

かと言ってオープン(障害を告知すること)で雇ってくれるところは本当に少ない。病院で他の患者と話しているといろいろ実情がわかるのだが、精神障害者の就職は本当に厳しいのが現実なのだ。身体障害者や知的障害者に適用される雇用率も、まだ精神障害者には適用されない。

最後は自宅で、プログラミングなどのアルバイトでもやるしかないか。すっかりさび付いた頭でできるかなあ。