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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年4月16日

昨日はなぜか眠剤が効かず、朝の3時か4時頃まで起きていたと思う。いつの間にか寝てしまって、昼前まで浅い眠りで、寝たり起きたりを繰り返していた。

昼頃、動けなくもない。いつもならパンでも買ってきて食べて、結局外に出るのをあきらめてしまうことが多い。今日はまず動いてみよう。そう思ってとりあえず外に出た。

横浜まで行って、まず眼鏡屋に行く。実は昨日シャツを脱ぐときに眼鏡を引っ掛けて、少しゆがんでしまったのだ。そのせいで見え方がちょっと変になって早く直したかった。VIVREの上のパリミキへ行って直してもらう。他にも眼鏡屋はいっぱいあるのに、なぜわざわざこの店まで行くかというと、この眼鏡を買ったのがここだからだ。別にゆがんだ眼鏡を直してもらうくらい、どこの眼鏡屋に行ってもただでやってくれる。にもかかわらず買った店へわざわざ行くのは、どうも私の中に、なんかしらないけど遠慮がちになってしまうところがあるからだ。買った店なら堂々と持っていけるけど、そうでない店へ行って無償で直してもらうというのが、精神的にすっきりしないし、何かひけめを感じてしまうのだ。自分の性格の中の「わがままになれないところ」「自己主張をできないところ」「卑屈なところ」だと思っている。なんかしらんけど、とにかく少しでも他人に迷惑をかけたらどうしよう、自分のせいで不快な思いをさせたらどうしよう、そういうことを考えてしまうのだ。

眼鏡を直した後、そのまま地下に行ってラーメンを食べ、さてそれからどうしようかと考える。デイケアに行くにも時間が中途半端になってしまった。原点に立ち戻って、「自分は何をしたいのか、何をしたくないのか」考えたが、それがどうもわからない。帰って寝たい、というほど調子は悪くないのに、何をすればいいのかぜんぜん思いつかないのだ。ゲーセンで遊びたくもないしウィンドウショッピングをする気もない、漫画喫茶に入りたいとも思わない。結局ちょっとその辺をただうろうろしただけで帰ってきてしまった。

帰ってきてから、雑誌の付録についていたPC用のゲームを片っ端からインストールしては一回遊んで消して、それを繰り返していた。結局やりたいことをやっているわけではなく、時間をつぶしているだけなのだ。そして本当にやりたいことは見つからない。自分ではわからない。本当の心との風通しはまだまだ悪い。