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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2001年10月

昨日は病院と同じように21:00過ぎには寝た。その前に、ネットサーフィンしようとして友達のHPを久々に覗くと、数週間前に鬱に陥ったようなことが書いてあり、数日前に「今は大丈夫です」と掲示板に書いてある。心配なのでメールを送った。その後寝たのだが、何回か目が覚めた。眠りも浅いような気がする。いつも通りか。4:30過ぎに起きてPCの電源を入れた。

その後ネットサーフィンをやったりメールチェックをしながら朝食のパンを食べた。が、6:00過ぎになんだか眠たいや、と思って寝てしまった。夢を見た。昔職場に来ていた派遣の女の子と肩を組んで歩いている。別に彼女に恋愛感情を持っていたわけでもないのに。なぜだろう。心が寂しがっているのか。いつもそうだが夢の内容はわけがわからない。断片的にしか覚えていないが、会社に行ったがエレベータに乗ると自分の降りる階のボタンがなかったり、そんな夢も見た。昔読んだ小説を読み返すと「うつ病」のことが書かれている、という夢も見た。

いつの間にか半覚醒状態に陥っていて、起きて時計を見てはまた寝て夢を見て、また起きて、というのを15分単位くらいで繰り返していた。そして少し鬱だ。病院にいるときは規則正しい生活をしているのに、家に戻ると入院前の状態に戻ってしまったかのようだ。

今は8:48。さっきなんとか起きてきてこれを書いている。眠い。今日は会社にちょっと顔を出す予定。それだけで、前と同じような状態になってしまったのか。あ、乾燥機に放り込んでおいた洗濯物をたたんで袋につめなきゃ。これを持って帰るのを忘れると大変だ。

なんとか洗濯物をたたんだが、それで疲れてしまい、またベッドに横になってしまう。鬱で会社に行けないパターンと全く同じだ。10:00が過ぎる。11:00が過ぎる。会社に電話して、ちょっと顔を出す予定だったが無理だということを伝える。もう何回もすっぽかしている。そして12:00過ぎ、ようやく起きて家から出てきた。忘れ物がないか今回はチェックした。雨が降ってきて、それだけで陰鬱な気分になる。

電車に乗って乗換駅まで来て、その駅ビルのお好み焼き屋で昼食を摂ることにする。今はそれが出てくるのを待っている状態。頭は相変わらずぼ~っとしている。人混みが気になる。そうそう、乗換駅で電車を降りたとき、そこの電鉄会社で働いている車掌姿のNちゃんに会ってちょこっと話した。山岳会の仲間で、久々に会った。忙しそうだったから一言二言話しただけだけど、それだけでもとても嬉しかった。

電車を乗り継ぎ、やっと病棟に帰ってきた。いろいろ買い物をしたかったのだが、疲れてできなかった。病院の最寄り駅の地下のスーパーでちょっとしたものを買うのが精一杯。ちょっと歩いたドラッグストアで買いたいものがあったのだが、そこまで行くのもしんどいと思った。病棟に帰ってからお風呂に入らせてもらった。本当は外出した人は入浴できないが、私はアトピーだし、また蕁麻疹が出たことも告げたらOKが出た。今日は男性が先で、女性が入っているところだったので、女性が全員入浴を済ますのを待ってから入った。

しばらくオカリナのCDを聴きながらベッドで横になり、神経を休める。しばらくして「医者からもらった薬がわかる本」を取り出して、自分の飲んでいる薬を調べてみた。この本は結構くわしく薬のことが書いてあって、作用や副作用はもちろん、飲みあわせや海外での評価、1錠の単価まで書いてある。眠剤に関してはこの間読んだ「今日の健康」と同じ内容だが、自分の飲んでいる薬の中に海外評価「0点」というのがあった。けっこうみんな処方されている薬なのだが。神経に作用する薬は「依存性が強い」と書いてある。「神経系の薬の依存症は医者が作り出している」と著者は書いている。大丈夫かいな?

18:00から連絡会までの間、リラックス体操をやってみた。神経が疲れたときには効果的かもしれない。そう思ってやってみたら、ちょっとすっきりした。深い呼吸をして、体を伸ばす。運動までしなくとも、体操だけでもやらないよりかはだいぶましかもしれない。

夜、ACの本を読み進めようと思ったが、疲れていて読めない。ベッドにそのまま横たわり、体と心を休める。そのうち20:00になった。今日は疲れたから、早めに眠剤をもらって早く寝ることにしよう。