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鬱るんです
躁鬱病の元ITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、派遣のエンジニアをやったり小さなIT企業でほそぼそと働いたり、Web制作事業を立ち上げようとしたりしたが、今は就労継続支援B型事業所でリカバリーを頑張っている毎日。

日別アーカイブ:2002年11月30日

今日は最悪だった。

今日は13時からヴォーカルアンサンブルの練習、そして19時から山岳会の仲間の結婚式の二次会があったのだ。

どっちも行けなかった。
朝から調子はよくはなかった。が、がんばればなんとか行けるかもしれない、そう思っていた。

だが、動けなかった。昼になると朝よりも調子が悪くなり、鬱に襲われじっと横になっていた。体を支配する不気味な感覚。かのチャーチルも「私の黒い犬」と名づけた闇の感覚。私の場合は鬱が強いときは自分が自分でないような、自分の意識が自分の体から遊離しているような、そういう不気味な身体感覚がある。本を読むと「離人感」というらしい。名前なんてどうだっていい。とにかく肝心なときに限って鬱が強くなる。自分で自分に心理的プレッシャーをかけているのか?ヴォーカルアンサンブルはメンバーに連絡もできずに休んでしまった。電話もできずにずっと寝ていた。

17時を過ぎて、結婚式の二次会に出るならもう行かなくては、そんな時間になった。が、とても動けそうにない。なんとか幹事の人の携帯に欠席連絡のメールを入れた。二人の門出を一緒に祝いたかったし、仲間にも久々に会いたかったが、それも叶わなかった。

こんな風に、練習にしろ集会にしろ「行きます」と行っておきながら当日調子が悪くて行けないことが今までたびたびあった。そのたびに「また約束を破ってしまった」とめげてしまう。調子が悪かったのだからしかたがないとは言え、こんな風にドタキャンが続くと狼少年になってしまう。いや、現にもうなってしまっている。

こういう病気なんだからいつ調子を崩すかわからない。だからはじめから約束なんかしなければいい。練習も集会も二次会も、ぜ〜んぶ最初からはじめから欠席にしてしまえばいいのかもしれない。だけどそれはイヤなのだ。そうすれば楽かもしれないが、とっても悲しいことだ。本来みんなとわいわいやるのは好きなのだ。だから機会があれば参加したいのだ。そういう場にでる機会を自分から放棄するのは、社会復帰の訓練中の自分にとってイヤなのだ。ますます社会的ひきこもりになりそうで怖いのだ。

こんなダメダメな自分がつくづくイヤになる。自己嫌悪でいっぱいになる。そう言えば今朝、会社から12月2日に支給される賞与の明細が送られてきた。ずっと休職している自分に賞与なんか支給されるはずはないのだが、「お見舞い」という名目で10万円支給されるようだ。この不景気に気前のよい会社だが、あまり嬉しくなかった。ありがたいけれども嬉しくはなかった。自分が汗水たらして働いた分の報奨金なら喜んでもらうが、何にもしてないのに他の人ががんばって働いて稼いだお金をわけてもらうのはとても悲しかった。見えない誰かにごめんね、ごめんね、そう言って謝って回りたい。そうなのだ、これもあって今朝からずっとブルーなのだ。ベランダにスリングを引っ掛けて首を吊りたい気分だ。

ちょうど二次会が盛り上がっている頃だろうか。ふと思い立って電話をかけてみた。幹事のKさんの携帯がつながらなかったのでGさんの携帯にかけ、Kさんにつないでもらう。あらためて謝罪し、主役の二人につないでもらって少しだけ話した。どうしても言いたかったのだ。「おめでとう」と。

電話をしたらなんとなくすっきりした。自己満足かもしれないが、約束を破ったことによるマイナスを少しでも取り戻したような気分になった。