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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日も1日何もできなかった。何をする気力もない。あいかわらず本も読めない。

夜になって夕飯を求めてふらふらと外に出た。今日は彼女はバイトのあと歯医者に行って遅くなるから別ごはんにする約束だった。近くのコンビニの前まで行ったが、コンビニ弁当はなんか自分が惨めだったので、駅前のラーメン屋まで歩くか、と歩き出した。が、途中で歩くのが嫌になって近くの路地に入って家に帰ろうとした。

自宅のすぐ近くだが普段通らない路地。その角に、こじゃれた居酒屋というかお食事どころというか、看板には「居食処」と書いてあったのだが、そういうお店を見つけた。自宅からほんの100メートルくらいなのに今までその存在を知らなかった。これはいいなと思っていったん自宅に帰り、彼女が帰って来るのを待って一緒に行った。いろんなメニューがあるのだが、韓国料理が基本らしい。石焼ビビンバとチヂミを頼んだ。けっこううまかった。他にも刺身やらピザやらいろんなメニューがあって、雰囲気もいいし、大勢で来るのもいいなと思った。しかし地元の人しか通らないような路地の中なので、果たして繁盛しているのだろうか。この店がつぶれないといいのだが。

昨日も今日も寝たきりですって、ええ。

新しく買った本を読もうとしても、2、3ページめくっただけですぐに読めなくなってしまう。面白そうな本なので、買ったときはあっという間に読んじゃうだろうな、と思った本が2冊も手元にある。何もする気力がなくて、そんな本も読めない。

ちなみに最近買った本とは、「言いまつがい」という本なのだが、糸井重里のHPもおもしろいからお薦めなのだ。

今日は日曜日で何も予定がない。こういう日に限って調子がよかったりすることもあるが、今日は最近の日々と同じく、朝も昼も寝っぱなし。18時を過ぎてようやく起きた。彼女はバイトが20時までで、昼に作ってくれておいたカレーを温めて食べる。

明日はどんな1日になるのだろうか。どうにかして3月中に復活したいものだが、この調子でいくとまた入院という手段しかなくなってしまう。入院するとPCも使えないし、メールもPDAでこっそり、と制限が多く、準備もめんどいから嫌なのだが。

今日は、いや今日も、というべきか。行けるような気がするのになぜか体は行こうとしない。朝も、今このまま家を出たら、と思いつつまた寝てしまった。昼、「今からでも行けるんじゃない?」という彼女の言葉に「うん」とうなずくものの、結局家を出ることはなかった。

もう今月もあと10日ちょいしかない。早くデイケアに顔を出して、カウンセラーとも話をしないといけないのに、いったい自分は何をやっているのか。

今日は彼女の診察の日だった。入院中に知り合った彼女は、現在も私と同じ病院に通院している。主治医も一緒だ。せっかくだから一緒に行こう、と彼女は言って私を無理やり起き上がらせようとした。しかし、午前中の私は動けぬまま。結局私はまた寝てしまって気がつくと12時だった。彼女はもう病院へ行っていた。

彼女からのメールが昼過ぎに届いた。主治医の医者が別の科に移るらしい。別の病院に移るわけではないが、この病院には「アルコール科」という、アルコール依存症の患者を専門とした特殊な診療科があり、そっちへ移るそうなのだ。そうなると精神科の患者は診察しないことになり、いままでそのドクターにかかっていた患者は主治医を変更させられる。彼女も変更させられたらしい。精神科を受け持つのは3月いっぱいらしい。すると私も来週の診察で最後ということになる。

いろいろ病院側も事情があるだろうが、ころころ医者を変えられては困るのだ。医者と患者の間には、特に精神科においては信頼関係というものが非常に重要で、医者が変わったらまた一からやり直しなのだ。昨日のカウンセラーの件も同じなのだが、まあカウンセラーは自分の体調不良ということでしかたがないが、なんで医者の配置をころころ変えるかな。まだ若手の医者なので、いろんな科を診させておこうという病院の思惑もあるのかもしれないが、それに振り回される患者はたまったものではない。

カウンセラーと主治医が同時に変わってしまう。ただでさえ不安定な今の時期に。私はいったいどこへ流されていくのだろうか。調子の悪化に歯止めがかからない今、残された手段はやはり「再々入院」しか思いつかない。今の主治医は電気ショック療法を薦めてくるが、いっそのことそれを試してみようか。