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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日も1日何もできなかった。何をする気力もない。あいかわらず本も読めない。

夜になって夕飯を求めてふらふらと外に出た。今日は彼女はバイトのあと歯医者に行って遅くなるから別ごはんにする約束だった。近くのコンビニの前まで行ったが、コンビニ弁当はなんか自分が惨めだったので、駅前のラーメン屋まで歩くか、と歩き出した。が、途中で歩くのが嫌になって近くの路地に入って家に帰ろうとした。

自宅のすぐ近くだが普段通らない路地。その角に、こじゃれた居酒屋というかお食事どころというか、看板には「居食処」と書いてあったのだが、そういうお店を見つけた。自宅からほんの100メートルくらいなのに今までその存在を知らなかった。これはいいなと思っていったん自宅に帰り、彼女が帰って来るのを待って一緒に行った。いろんなメニューがあるのだが、韓国料理が基本らしい。石焼ビビンバとチヂミを頼んだ。けっこううまかった。他にも刺身やらピザやらいろんなメニューがあって、雰囲気もいいし、大勢で来るのもいいなと思った。しかし地元の人しか通らないような路地の中なので、果たして繁盛しているのだろうか。この店がつぶれないといいのだが。

今朝は4時ごろに目が覚めてから眠れなくなって、朝までMP3プレーヤーで音楽を聴いていた。朝になってからまた寝てしまい、12時半くらいに起きた。

やることもなくぼけ〜っとしていたが、散髪に行こうと思って外に出た。この間は近所の散髪屋に行ったが、今日はなんとなく気分を変えてずっと通っていた日吉の散髪屋まで足を伸ばす。ちょっと足を伸ばしたかったのだ。せっかっくでかけるのなら近所で済まさずに。

土曜日だけど案外すいていて、15分くらい待たされただけですぐに散髪してくれた。終わってから日吉の東急百貨店へ行った。ここへ来たらここの鯛焼きを食べるのがいつもの楽しみなのだ。しかし、なんとお目当ての鯛焼き屋はなくなっていた。ががーん、ショックだった。

しかたがないのでホワイトデーの買い物をして帰る。釣った魚に餌はやらない、ではないけど安い贈り物で済ませようと考える。どうせ高価な物をあげても喜ばない。いや、喜ぶかもしれないが彼女が家計を気にする。財布が一つになった今、二人で無駄遣いはやめよう、と言ってるのだ。いろいろと見てまわったところ、携帯のストラップでかわいいハートマーク型のクリーナーがついたやつがあったのでそれにした。彼女は携帯にじゃらじゃらいろいろつけていたのだが、最近ひもが切れてストラップが寂しくなったと言っていたのでちょうどいい。

家に帰って少し暗譜練習をする。明日はボーカルアンサンブルAのプチ本番。ピアノの発表会に賛助出演するのだ。ホールがデッドなのでAでは珍しくマイクつき。そして、今回は去年のコンサートでやった曲ばかりで3曲と数も少ないので、暗譜しようという話になっている。私はだいたい暗譜できているつもりだったのだが、改めて練習してみるとあちこちあやふやだ。まあなんとかなるだろう。それよりも、明日になって体が動くか心配だ。集合は相模大野に11時半。最近の私にとっては少しきつい時間である。

昨日、診察に行けなかったから、今日薬だけでももらいに病院へ行くつもりだった。予約外なので11時までに病院に着くように、9時には家を出なければいけなかった。

しかし最近の不調さ加減でそんなことできるわけなく、9時の時点で私は全く動けないでいた。しかたがないのでバイトが休みの彼女に行ってもらった。32条の申請書も出してきてもらった。私が動けるようになったのは13時を過ぎてからだった。

帰ってきた彼女が、映画「ホテル・ヴィーナス」を観に行きたいと言う。草彅剛が主演の、全編を通じて韓国語の映画だ。彼女は草彅のファンなので前から観たいと言って前売りも買っていた。私は最初は興味なかったのだが、今週のスマスマを観て、草彅剛が「チョナンカン」として「全く韓国語がしゃべれないけどぺらぺらのふり」をした状態から、ものすごい努力で本当に「ぺらぺらにしゃべれる」ようになった、というのを知って興味を持った。韓国のテレビに出演してノ・ムヒョン大統領とも話をし、いつか日本でオール韓国語の映画を作りたい、と言っていた。それが実現したのがこの「ホテル・ヴィーナス」だった。午後から割と調子もよくなってきたので、15時過ぎに家を出て関内へ。

見てみるとけっこうよかった。私は映画の感想を書いたりするのは苦手なのだが、なんと言うか、派手なシーンとかはないのだが、たんたんと語られる人間模様に引き込まれていってスクリーンから目が離せない、この人たちはいったいどうなってしまうんだろう、そんな感じだった。なんとなく「めぞん一刻」を思い出さないでもない、でも全然違うか。

今朝は5時に目が覚めた。私が所属している山岳会の会員専用HPを私が管理しているのだが、最近会で独自ドメインを取得してレンタルサーバを借りたのだ。そこに正規のHPも会員専用HPも移すことになっている。そして私は一足お先に会員専用HPへの移行を実験していた。と言ってもただコンテンツファイルを場所を変えてアップロードするだけなのだが、ページへのアクセスにパスワード制限をかけているため、ベーシック認証がうまくいくかどうか不安だった。が、無事ユーザ名とパスワードを聞いてくる画面が出て、ちゃんと認証できた。こうなったらいつでも移行できるのだが、まだ一般会員には新サーバのことは知らせてないし、本家のHPが移行してから順次移行することにしよう。そんなこんなで6時半くらいまで起きていたのだが、また寝てしまった。

9時くらいにいったん目が覚めて、今からならデイケアに行って充分活動できる、と思ったにもかかわらず、またもや全く行く気がせずに寝てしまった。彼女はバイトが休みだが、銀行に用があるからと言って出て行ってしまった。そしてまた寝てしまった。

11時半頃起きてコンビニに昼食を買いに行く。彼女は実家で昼食を食べて13時半頃戻ってきた。そして、自由が丘にできた「スイーツフォレスト」という、甘いもののお店ばかり集めたテーマパークに行きたいと言う。私はなんだかだるさを感じていたので、ちょっと今日は無理かも、といったん断って寝たが、14時前ころに「やっぱちょっとは動かないとなあ、今なら動けるかも」と思って一緒に行くことにした。

横浜で東横線に乗り換えるのは本当に不便になった。地下3階まで降りて改札を通り、さらに地下5階のホームまで降りないといけない。乗り換えに時間がかかるようになった。

自由ヶ丘の「スイーツフォレスト」は、何と合唱団Pでお世話になっている団内指揮者のHさんの家のすぐ近くだった。斜め向かい、と言っても言い過ぎではないくらい近い。そして彼女がお目当てだと言う「スフレ」なる食べ物の専門店に入ろうとしたら、「行列です」「行列です」「しつこいけど行列です」と言わんばかりの行列だった。なんだなんだ、平日のこんな時間になんでこんなに並んでいるのだ。どうもこのお店、相当有名な店らしく、何も知らずに来た私は唖然として彼女に「並ぶの?」と聞いたら「並ぼうよ」と当然のごとく返された。並ぼうよ、と言ったって、「ここから60分待ち」と書かれた看板と「ここから90分待ち」と書かれた看板の中間くらいまで行列は延びてるのだ。はあ、まあいいかぁ、とひたすら待ったのであった。

結局、席に案内されるまで1時間ちょい、そして注文してからスフレが来るまで30分くらいかかったのだった。ずいぶん待ってようやくありつけたスフレは、はじめて見る食べ物だった。カップの上にこんもり膨れ上がった生地に穴をあけて、そこからバニラとかチョコとかのソースを流し込んでかき混ぜて食べる。早く食べないとしぼんでしまうというこの食べ物、確かにうまい。うまいんだが、平日の昼間でこんなに並んで、しかもこれで1050円といいお値段。別にもう一度来たいとは思わないなあ。

なんだかんだやっているうちにだいぶ時間が経ったので、帰りは横浜に寄ってそのまま夕食を食べて帰ることにした。ポルタにある安いファーストフード風ステーキ屋「ペッパーランチ」でいつものペッパーライスを食べる。チャーハンのようなバターライスのような感じの料理で、たっぷりのコーンとビーフがうまい。

その後彼女がビーズのお店に行きたいと言うのでジョイナスに寄ってうちに帰る。不思議と今日はあまり疲れを感じなかった。先週デイケアで出かけたときはものすごく疲れたが、ちょっと慣れたのだろうか。動いてみればなんとかなるものだ。でも結局今週は一回も病院に行かなかった。「精神障害者通院費公費負担精度」通称32条の更新手続きがあるため、来週は絶対に病院に行かなくてはならない。

パペットマペットの
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ショートコント
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