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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2015年1月

昨日はメンタルクリニックに行って主治医に相談。副作用が強く、躁転のおそれがある薬はとりあえず減量になった。いきなり中止するのが最も危険だ。そして、躁転するのが怖いので、炭酸リチウム(リーマスのジェネリック)を処方してもらった。これは抗鬱剤や精神安定剤と違って「気分安定剤」と呼ばれるもので、上げるとか下げるとかではなく、波を抑える薬。躁状態の時によく使われる。

一昨日の夜は珍しくぐっすり眠れたのに、昨日はまたしても全く眠れずに、結局また過食に走ってしまった。それも今まで一番ひどい過食。食べても食べても満足しない。せっかくスーツを作ったばかりなのに、リバウンドしたら元も子もない。また体重が増えてしまうのは困るし、こんなことを繰り返しているから余計な食費がかかる。

昨日は通院前からおかしかった。節約とダイエットで食べたいものをずっと我慢していたからか、「あれが食べたい」「これが食べたい」とばかり言っていた。通院時にも、モスバーガーの前を通るとふらっと入りそうになったり、ラーメン屋に行きたくてうずうずしていたりした。今までも「たまには何かおいしいものが食べたいなあ」とは思っても、ずっと我慢できていた。やはり精神的に相当不安定になっているのだろうか。

ちゃんと夜に眠ることができればいろんなことは改善するのだが、なかなかコントロールがうまくいかない。歯がゆい毎日は続く。

せっかく自宅で仕事をしようと動き出したのに、必死に頑張って勉強した結果、それが裏目に出てしまった。無理を重ねて、その結果よけいに調子が悪くなる。それを何度も繰り返してきたのに、全く学習能力がない自分がここにいる。

2つ目の職場で派遣のエンジニアとして情報システム部門で働いていた頃の話。朝起きて出勤するのがとてもつらかった。そこはTシャツで短パンという服装でもOKという職場だったので、次の日に出勤する格好をして夜に寝て、起きたら予め枕元に置いておいたかばんなどを持ってなんとか外に出て、タクシーを拾って出勤した。タクシー代はかかかったが、2時間仕事をすれば元はとれた。頑張って仕事をして、夜は必死に電車で帰ってきた。ばかみたいな話である。

毎日そんなことをしていたわけではないが、ずいぶんと無理というか無茶をしたものだった。しかし、その時は必死だった。とにかく食うためには働かなければならない。

しんどくて、というわけではなく、ある事情でその職場は3年弱で辞めることになったが、そこで辞めていなかったらもっと状態はひどくなっていたかもしれない。

これから自分の状態は回復するのだろうか。

次の通院日は来週の月曜日だったが、明日に行くことにした。眠れないこともあるし、薬の副作用もあるし、早めに相談したい。しかし、入院が必要とか言われると困るのだが。

なんとしてでも入院だけは避けたい。本当にリアルにマジに貯金はあと「もって半年」なのだ。入院なんてしたら、高額療養費制度を制度を使ってもそれなりにカネはかかるし、何かしらの仕事もできなくなる。病気の妻を1人残すのも不安だ。妻も以前より調子が悪くなっているのだ。

自分はあと何ヶ月、何日この生活を続けられるのだろうか。

一昨日と昨日の夜は、また眠れなかった。

ただ、最近は昼に横にはなっていない。しんどい時は我慢せずに横になればいいのかどうか迷うところだが、今は夜が眠れないため、できるだけ昼間は頑張って起きている。何か目的を作って外に出ている。昨日は出られなかったが、なんとか柱にしがみついて起きていた。副作用でぐるぐる世界が回るのを我慢しながら。

今日は頑張ってバスと電車を乗り継いでスーツを買いに行った。どこに買いに行こうか迷ったが、結局いつもの「大きなサイズの店」に。ウエストが20cmも縮んだとは言え、まだ90cm台。普通の紳士服のお店で吊るしでは売ってないかもしれないし、イージーオーダーとかになれば高くつく。

・・・それでも3万円もした。いや、まあそんなものというか、むしろ安い方なのだろうが、今の自分にとっては痛い。痛いけど、社会人としてスーツの1着も持ってないという方が世間的にはイタいだろう。ぶかぶかのスーツなら3着あるのだが。

これでもうリバウンドできない。また20cmウエストが増えたらちょうどいいが(それはそれでいかん)、10cm増えたところでスーツを着る機会がやってきたら、その時にはカネがないかもしれないのだ。

リバウンドしないためには、夜中に食べるのをやめないといけない。そのためにはちゃんと眠れないといけない。今夜は眠れるだろうか。

しんどいが、最悪の状況からは抜け出しつつある。夜に眠れないのは、昼間に横になっているのも原因だろう。横になっているとはいえ眠っているわけではないが、とにかくその状況は脱したい。そのためには、縦になるための何かしら「目的」が必要だ。そうでないとモチベーションが上がらない。頑張って縦になって、できれば外に出たい。

一昨日はなんとしてでも皮膚科に行く必要があった。乾燥している上にずっと寝ていると、体表面は温まって、その結果アトピーが全身ひどくなっている。去年の年末にも行って軟膏を出してもらったのだが、なんせ範囲が広いのであっという間になくなってしまった。このままだと、ますます肌がぼろぼろになる。

本当に「最後の力を振り絞って」という感じで、必死の思いで皮膚科に行った。行って帰ってきたらふらふらで横になりたかったが、そこで横になってはいけない。とにかく何かに没頭するなりして、夜まで縦になっていよう。

そこで、PCに向かってなんだかんだやっていた。そうして夜までなんとか横にならずに済んだ。そして一昨日の夜は寝たのだが、それでも眠れなかった。1時間たっても眠れずに、結局我慢できなくて起きてしまい、あれこれ食べだした。過食である。何か食べだしたら止まらない。毎日そんなことを繰り返していたら、体重が1キロ増えてしまった。このままではますますリバウンドしてしまう。

昨日もしんどかったが、今度は頑張ってスーツを買いに行った。なぜスーツを?と思うかもしれないが、実は去年の5月からダイエットを始めて、25キロも体重が減った。こんな体重になったのは10年以上なかったので、持っている服はみんなぶかぶか。太るたびに持っている服が着れなくなって、新しいのを買い足していったら収納スペースがなくなり、小さい服は「また痩せたら買ったらいいや」と思って、ある時に全部処分してしまったのだ。「また痩せたら」と思っても、本当にここまで痩せるとは思っていなかった。

そんなこんなで、スーツもクローゼットに入らなくなったので処分してしまっていた。着られなくなるたびに新調したので3種類くらいのサイズのスーツはあるのだが、どれも「大は小を兼ねる」どころの話ではない。ウエストが20cmも小さくなると、ベルトで締めたらなんとかなる、てなレベルではない。社会人なのにスーツの1着も持っていないというのは如何なものか、と思っていたが、体重が安定しないのでなかなか買えずにいた。ようやく安定したので買いに行った。とは言えまたリバウンドしたら意味ないが。

ついでに今年は調子が悪くて初詣に行ってなかったので、先に毎年行っているお寺にお参りに行った。おみくじを引いたら「小吉」という、また中途半端な結果。妻は3年連続凶だった。これだけ引きが強いのもまた凄い。

ただ、それだけで疲れてしまったので、そこで引き返した。今日またリベンジできれば買いに行こう。貯金はどんどん減っているので万単位の出費は避けたいのだが、スーツはないといずれ困る。節約しないといけないが、買えるうちに必要なものは買っておかなければ、というのもある。

そして昨日は、なんとか眠剤を飲んで横になったら眠ることができた。と言っても3時間くらいで目が覚め、そこから浅い眠りが続き、朝起きるまでに10回くらい目が覚めた。これは入院していた頃と同じ状態だ。と言うことは、本当は入院が必要なレベルなんだろうけど。

なんかだらだら駄文を重ねているが、これも寝ないようにするためにだらだら書いている。しんどいけどPCに向かって書いている。とにかく横にならないように、頭を使い、体を使うのだ。使えなくても、とにかく我慢して夜まで寝ない。ここは頑張りどころだ。とにかく生活のリズムを戻すこと。夜にちゃんと眠れるようにすること。

今の状態からなんとか脱出したい。