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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

仕事もしていないし、趣味の活動も辞めてしまったし、友だちと遊ぶこともなくなった今、普段話をするのは妻と医者だけ、という毎日。

しかし、最近はSNSが楽しい。Facebookは以前からやっていたが、ほとんどROM専門だった。自分は何も書くことがない。時々クスっと笑ってくれた面白いかな、というものをネットで見つけたら、それをシェアしたりするくらいだった。

最近では、ネットで読んだニュースをシェアし、自分なりのコメントを書くようなことが多くなってきた。ジャンルはIT関連のことやらメンタルヘルス関連など。ポリシーとして政治的なことは書かないことにしている。

今までは、Facebook上では何くわぬ顔をして普通の社会人をやっているふりをしていたのだが、そもそも自分はだいぶ前から鬱であることをオープンにしていて、そのことを知っている友だちも多い。そういうわけで、特にメンタルヘルスに関するネットの記事に関して、自分がいろいろ「当事者」として経験してきて、今思うこと、感じたことをコメントしたりするようになってきた。

Facebookでは実名というのが、SNSとしては最初は少し怖いな、と思っていたのだが、最近は実名だからこそ便利だと思う。一昨日のことだが、知り合いの名前でいろいろ検索していたら、最初に働いていた会社の同期で、寮も同じだった友だちを発見した。メッセージを送ってみたら、「おお、超久しぶり~。元気?」と返事が返ってきて、Facebookで友だちになった。

そして芋づる式に、会社の同期の友だちを何人も発見し、みんなにメッセージと友達リクエストを送った。一気に友だちが増えた。自分の病気のことや、それで会社を辞めたこともみんな知っている。「また飲みに行こうよ」と言ってくれたりして、とても嬉しかった。

ずっと途切れていた友だちとの糸を、SNSが繋げてくれた。実生活では話し相手は少ないが、ネット上にはたくさんの友だちがいる。そして、今度はネットからリアルの世界に繋げよう。またみんなと会える日を楽しみにして。


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