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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

入院してから2週間が過ぎた。今ははじめての外泊で、自宅に戻っている。

今回の入院ではかろうじて通信環境は確保できた。電波の入り状態が悪く、何回かトライしてやっと接続できるが、なんとかメールのやり取りはできる。しかし、病棟内での充電ができないため、PDAを頻繁に使うことはできない。前は毎日細かく日記をつけていたが、今回の入院では1日2回のメールチェックのみをやるだけにして、できるだけバッテリーを温存してきた。それでも2週間でもうバッテリーが残りわずかだ。まともに使おうとしたら毎日充電しなければならない。

そういうわけで日記も更新できずにいたが、これから毎週末は家に帰ってくるので、1週間おきの更新になるだろう。外泊のたびにPDAとシェーバーと携帯電話とポータブルCDプレーヤーを充電して戻らないといけない。CDプレーヤーは別に乾電池でも動くのだが、まあ電池節約である。一日中CDを聴いているとあっという間に電池もなくなる。

今回で3回目の入院となるが、今までで一番回復が遅い。なんせ、つい3日前までずっと寝たきりだったのだ。なかなか調子があがってこなかった。特に午前中が具合が悪い。これはまあ、いつものパターンでありうつ病患者の典型的な症状ではあるのだが、本当に午前中はずっと動けなかった。前は散歩したりチャリ漕ぎをしたりオカリナを吹いたり、午前中にもいろいろ活動はしていたのだが、それが全くできず、朝食をなんとか食べた後はまたベッドに倒れこむ状態であった。午後は日によって動けたり動けなかったり、というところだった。

今日はボーカルアンサンブルの練習が昼からあり、それに出るつもりでいったん家に帰ったのだが、さすがに2週間もあの田舎ののんびりした病院にいると、外へ出るだけで疲れる。練習に行くつもりで外泊したのに、調子が悪くて結局練習には行けなかった。こんな調子で6月のジョイントコンサートのコンサートに乗れるのだろうか。今回は単独ステージにも乗る、と決めてしまった以上、私が乗ることを前提に選曲もして練習が進められている。当日動けなくなるのはもちろんやばいが、それに加えて数少ない練習にもきちんと出ないと追いつけない。なんせ全部新曲をやるのだから。トライトーンの4thの音は難しい。

今回の入院はどれくらいになるのだろうか。入る前は、1ヶ月くらいでさっさと退院したい、と思っていたのだが、2週間を過ぎてまだこんな調子である。少なくとも2ヶ月くらいはかかりそうだなあ。とほほ。彼女に会えないのもつらいし、毎日公衆電話から電話してるのだが電話代もばかにならない。

早くよくなって退院したい。でもあせると逆効果なのはわかっている。わかっちゃいるけどやせられない。もとい、やめられない。


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