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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2004年3月

今日は、いや今日も、というべきか。行けるような気がするのになぜか体は行こうとしない。朝も、今このまま家を出たら、と思いつつまた寝てしまった。昼、「今からでも行けるんじゃない?」という彼女の言葉に「うん」とうなずくものの、結局家を出ることはなかった。

もう今月もあと10日ちょいしかない。早くデイケアに顔を出して、カウンセラーとも話をしないといけないのに、いったい自分は何をやっているのか。

今日は彼女の診察の日だった。入院中に知り合った彼女は、現在も私と同じ病院に通院している。主治医も一緒だ。せっかくだから一緒に行こう、と彼女は言って私を無理やり起き上がらせようとした。しかし、午前中の私は動けぬまま。結局私はまた寝てしまって気がつくと12時だった。彼女はもう病院へ行っていた。

彼女からのメールが昼過ぎに届いた。主治医の医者が別の科に移るらしい。別の病院に移るわけではないが、この病院には「アルコール科」という、アルコール依存症の患者を専門とした特殊な診療科があり、そっちへ移るそうなのだ。そうなると精神科の患者は診察しないことになり、いままでそのドクターにかかっていた患者は主治医を変更させられる。彼女も変更させられたらしい。精神科を受け持つのは3月いっぱいらしい。すると私も来週の診察で最後ということになる。

いろいろ病院側も事情があるだろうが、ころころ医者を変えられては困るのだ。医者と患者の間には、特に精神科においては信頼関係というものが非常に重要で、医者が変わったらまた一からやり直しなのだ。昨日のカウンセラーの件も同じなのだが、まあカウンセラーは自分の体調不良ということでしかたがないが、なんで医者の配置をころころ変えるかな。まだ若手の医者なので、いろんな科を診させておこうという病院の思惑もあるのかもしれないが、それに振り回される患者はたまったものではない。

カウンセラーと主治医が同時に変わってしまう。ただでさえ不安定な今の時期に。私はいったいどこへ流されていくのだろうか。調子の悪化に歯止めがかからない今、残された手段はやはり「再々入院」しか思いつかない。今の主治医は電気ショック療法を薦めてくるが、いっそのことそれを試してみようか。

昨日も今日も寝たきりだった。

今日の夜、デイケアの仲間から電話があった。
なんと、デイケアのスタッフでもある私のカウンセラーが、ドクターストップがかかって3月いっぱいで退職するらしいのだ。

カウンセリングは、カウンセラーが変わるとまた一からやり直しなのである。というか、今からやり直しはきかない。私に残された時間はもう少ないのだ。

これからどうなるのか。とにかくずっと休んでいるデイケアになんとしてでも行って、どうしたらいいかカウンセラーと話すのだ。なんとかしなくては。

昨日は0時頃就寝。2時、4時と目が覚め、その後5分おきに目が覚めるようになったのでいったん起きた。普通は90分おきに目が覚めるものだが珍しい。でもその後しばらくして寝たら、13時くらいまで寝てしまった。何回か目を覚ましたり彼女と話したりしたのだが、記憶はおぼろげだ。

パンを買ってきて食べてから、また寝てしまった。そして18時過ぎに起きた。いったい私は何をやってるんだろう

今日はボーカルアンサンブルAの本番。ピアノ教室の発表会に賛助出演なのだ。朝5時頃起きたがまた寝てしまって、彼女に起こされた。10時33分の電車に乗らないといけない、と言っていたのだが「25分」と言う声とともに肩を叩かれて目を覚ました。え、25分?もう今から用意しても間に合わんじゃないか、なんでそんなぎりぎりに起こすんだ、と思ったら9時25分だった。「なんだ、9時25分じゃないか」と言うと「ちゃんと9時25分って言ったもん」とふくれっつら。どうも「9時」の部分はまだ目が覚めてなくて聞こえなかったようだ。でもおかげで早めに目を覚まし、なんとか動けそうなので準備をして、少し早いけど家を出てしまう。時間があると思って家でゆっくりしていると、また布団に逆戻りしてしまうかもしれない。

相模大野のグリーンホールでみんなと落ち合い、倉庫のような小さな部屋を見つけてそこで軽くあわせてみる。リハの時間はちゃんと別にあるのだが、その前にちゃんと暗譜できているかみんなで歌ってあわせておきたかったので直前のあわせをする時間を入れたのだ。これが功を奏して、けっこうここでぼろが出た。そこで出たおかげで本番はまあうまくいった。

終演後、みんなでお茶をしてから、さらに残ったメンバーで焼肉を食べにいった。相模大野のうまい焼肉屋で、ボーカルアンサンブルAのメンバーでは何回も来たことがある。久しぶりにうまい焼肉を食って満足満足。しかしおなかが苦しい。丸々と太ったこの体を早くなんとかせねば。明日からまた動けるかなあ。