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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2002年2月26日

昨日は鬱状態でつらかったから20:00に眠剤をもらってそのまま寝た。割と早く寝付いた気がする。おかげで5:00には目が覚めてトイレに行った。それまでにも目が覚めたかもしれないが、割とよく眠っていたと思う。6:00まではCDを聴いていた。いろいろなことが頭の中に浮かぶ。催眠状態における想起されたことが無意識の領域から出てくるのに近いのか。ふと頭に浮かんだ。「昔から自分は人からおこられたり叱られたり、強くものを言われたりすると、強いショックを受けて落ち込む」「だからだろうか、自分は『おこられないように』『叱られないように』生きてきた」そんな言葉が浮かんだのだ。これは自分を探る一つのキーワードになりそうだ。もう一つ浮かんだ。「テクニックで生きてきた」「他の人のまねをして生きてきた」これらの言葉をメモ帳に書き留めておく。来週のカウンセリングで話をしてみよう。

9:00に医療相談室に行ってケースワーカーに自宅近郊のエリアの、デイケアのある病院について調べてもらう。病院でなく診療所を3つ調べてもらった。大きな病院になると、また交通の便が悪いそうだ。それらの診療所について電話で問い合わせた。KクリニックとIクリニックは見学はできず、まず診察を受けてデイケアへの通院が必要な患者かどうか医者が判断するそうだ。K診療所は見学はOKだが、内容を尋ねたら、「ゆったりめのプログラム」らしく、ゲームや料理など、仲間づくりというのが中心で、スポーツや作業的なものはないそうだ。ちょっとここは違うような気がする。Iクリニックは水曜日が休みなので、月木と今の病院に来ないといけない自分は火金しか通えない。Kクリニックは木曜日が休みなのでちょうどいい。この病院はアルコールのデイケアもあるらしく、今の病院からそちらに行く患者もけっこういるらしい。Kクリニックがよさそうな気がする。

他の病院もないか選択肢を広げてみようかと思い、懇談会の後に主治医に「もう一度ケースワーカーと話したいんですけど」とその旨を話す。連絡を取ってくれたが今日は無理とのこと。が、話していて「Kクリニックあたりいいんじゃないですかね」と主治医の方から言ってきた。「3つの中ではそこを考えていたんですけど」と話すと、「じゃあ、とりあえずそこ行ってみますか」と紹介状を書いてくれることになった。

「危険物検査」があった。懇談会で「ハイターや液体洗剤などを預からせていただきます」と婦長が言っていたが、それ以外のものも調べられるとやばい、と思ってウェンガーナイフとP-in Comp@ctをポケットに隠した。思った通り、床頭台の引き出しや中を調べられたので、隠しておいてよかった。

夜はまたIZさんとえんえん話をする。この人はかなりものすごい。これほど純粋培養されて育ち、完璧なまでに完璧主義、几帳面な人は見たことがない。「自分が変わるしかない」そう私が言っても「変われるの?変えられるの?」そう言う。ものすごい人と関わり合いになってしまった。話していて疲れるなぁ。私から見ると彼女が育った家族は機能不全家族であり、彼女はACだ。彼女は「自分はそうじゃないと思う」と言っていたが、ACとは何かを実際にはよく知らないようだ。「何か本貸してよ」そう言われたので、「アダルト・チルドレン完全理解」を貸してあげた。